心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

断酒66日目 断酒のデメリット

2021年12月04日 05時26分48秒 | 断酒日記
断酒をしていると、常時飲酒していたときには
なかった疲労を感じることが時々あります。

うーん、何でだろ…と考えてみると答えは
意外と簡単でした。


こちらは以前投稿した断酒57日目 調子にアップした、
ふくたまの断酒前と断酒以降で、
一日の身心の調子を脚色なしで表したグラフです。

断酒前の青色線の面積を数値化し100とすると、
断酒以降の赤色線の面積は227。
断酒前は一日2,000kcalを消費していたと仮定すると、
断酒以降は4,540kcal消費していることになります。
もちろん単純に算出できる数値ではないかもしれませんが、
一つの指標になるかと思います。

断酒以降は断酒前より活動量が大きく増え、
起きている時間が2~3時間ほど長くなるということもあって
よりカロリーを消費するため、断酒した方がより疲れを感じる
ことが多くなることが分かります。

断酒は疲れやすい
この事実を考えると、捉え方次第ではありますが、
断酒にもデメリットがあると思えます。

断酒は身体の痛みをより感じやすくなる
これも一つのデメリットかもしれません。
アルコールには鎮痛作用があり、
断酒してアルコールを摂取しなくなると、
脚や肩に痛みが走ることがあります。

言うまでもありませんが、
疲れやすい…
 活動量が増えるというメリットからくるデメリットであり、
 日中の充実感や、快眠につながる
身体の痛みをより感じやすくなる…
 身体の異変をより早く察知することができる
となり、一見デメリットに見えることは
結局は大きなメリットになります。

「断酒は万能」「断酒は素晴らしい」
この考えに異論を唱えるつもりはありませんが、
デメリットはデメリットとして素直に受け止る
必要もあると感じています。

断酒にはメリットしかないと考えていると、または、
メリットだけを見ていると、一時的に襲ってくる
デメリットに困惑してスリップ(再飲酒)につながる
恐れがあるとも思っています。

断酒を特別視しすぎずに、
「断酒はいい面もあるが悪い面もある。
 ただ、いい面が悪い面を大きく上回る。」
ぐらいの気持ちで断酒を続けるのもいいのかもしれません。