心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

断酒72日目 想像力

2021年12月10日 13時21分05秒 | 断酒日記
図書館に通い始めてから2週間が経過しました。

何となく芥川賞受賞作品を読んでいっています。
図書館通い前に読んだ作品も含め、
今のところ、読んだ作品は以下の通り。

「推し、燃ゆ」宇佐見りん 2020年
「むらさきのスカートの女」今村夏子 2019年
「百年泥」石井遊佳 2017年
「コンビニ人間」村田沙耶香 2016年
「火花」又吉直樹 2015年
「春の庭」柴崎友香 2014年
「冥土めぐり」鹿島田真希 2012年

どれも読みごたえのある作品ばかりで、
それぞれに独特の世界観があり、
途中飽きることなく一気に読み終えている感じです。

7作品のうち、ふくたま的に好きな作品は、
「むらさきのスカートの女」今村夏子 2019年
「コンビニ人間」村田沙耶香 2016年
です。
ふくたまは、映画でもドラマでもコメディタッチの
作品が大好きで、小説でもその好みは同じようです。
当然ながら小説はすべて活字なので、
かなり頭を使います。
漫画やドラマ・映画と異なるのは、
文字から情景を頭に想像して思い浮かべる点。
小説を読み終えた後は、いつも疲労感が残ります。
だいぶ前から「活字離れ」と言われていました。
図書館通いを続けていると、
観る、読むのが楽な漫画やドラマ・映画の方に
人々の関心が集まるのがよく分かってきます。

小説に特筆すべきは、文字だけで自身で頭に
映像を創り出すところでしょうか。
ラジオにも似たところがあり、
音声だけで想像力を働かせイメージを広げます。

読んでいて、聴いていて疲労感を覚えるのは
小説、ラジオであることに間違いはありません。
ただ、頭が活性化される大きな要因にもなり、
さまざまなメディアをバランスよく組み合わせることが
大切だと思えてきます。