東日本大震災で被害を受けた盛岡競馬の代替開催が、10日東京競馬場で行われ、メーンレースの交流GIのマイルチャンピオンシップ南部杯は今年のドバイWC2着以来となるトランセンドが1分34秒8で快勝した。2着は3番人気ダノンカモン。3着は7番人気シルクフォーチュン。2番人気エスポワールシチーは4着に沈んだ。
エスポワールシチーが果敢に飛ばした前半1000mは57秒8のハイペース。スピードよりスタミナ、底力が要求される競馬だった。そういう中、トランセンドは休み明けということもあり、直線追い出しの反応はいま一つだったが、あと100mで猛然と盛り返し、ダノンカモンを内からアタマ差抜け出した。
トランセンドはかつてはムラっ気があったが、今はしぶとく、いつでも確実に走れる馬に成長した。ここを使われて、ジャパンカップダートはやはり最有力だろう。
ダノンカモン、シルクフォーチュンも一戦ごとに成長し、共にダートでは完全に一線級といって良いだろう。引き続きトランセンドの強敵となる。
エスポワールシチーは残念ながら4歳から5歳春までの力から大分衰えてしまっている。それでも今日はハイペースで逃げて、レベルの高いレースを作ってくれた。
ところで、今日の南部杯は交流GⅠとはついているが、1着賞金は4500万円で中央重賞のGⅢとほぼ同じである。しかし、中央GⅠ並みに盛り上がりレースの質も高かった。岩手競馬復興として盛り上がっていたこともあり、トランセンド騎乗の藤田騎手は負けられない覚悟で臨んだという。
残念なのは今日のレースにスマートファルコンがいなかったことだ。JRA所属でありながら地方競馬の交流競走を走り続け、3歳の8月から3年余り中央競馬を走っていない。トランセンドとの対決をジャパンカップダートで見せてほしい。
エスポワールシチーが果敢に飛ばした前半1000mは57秒8のハイペース。スピードよりスタミナ、底力が要求される競馬だった。そういう中、トランセンドは休み明けということもあり、直線追い出しの反応はいま一つだったが、あと100mで猛然と盛り返し、ダノンカモンを内からアタマ差抜け出した。
トランセンドはかつてはムラっ気があったが、今はしぶとく、いつでも確実に走れる馬に成長した。ここを使われて、ジャパンカップダートはやはり最有力だろう。
ダノンカモン、シルクフォーチュンも一戦ごとに成長し、共にダートでは完全に一線級といって良いだろう。引き続きトランセンドの強敵となる。
エスポワールシチーは残念ながら4歳から5歳春までの力から大分衰えてしまっている。それでも今日はハイペースで逃げて、レベルの高いレースを作ってくれた。
ところで、今日の南部杯は交流GⅠとはついているが、1着賞金は4500万円で中央重賞のGⅢとほぼ同じである。しかし、中央GⅠ並みに盛り上がりレースの質も高かった。岩手競馬復興として盛り上がっていたこともあり、トランセンド騎乗の藤田騎手は負けられない覚悟で臨んだという。
残念なのは今日のレースにスマートファルコンがいなかったことだ。JRA所属でありながら地方競馬の交流競走を走り続け、3歳の8月から3年余り中央競馬を走っていない。トランセンドとの対決をジャパンカップダートで見せてほしい。
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