転勤族のいばらきブログ

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稲垣潤一 「男と女: Two Hearts Two Voices」

2008-12-05 23:22:13 | 音楽
40代の私には20代の思い出がよみがえり、切なくて涙、なみだ、ナミダ・・・・

うれしいアルバムが出てくれました。稲垣 潤一「男と女:TWO HEARTS TWO VOICES-」






稲垣潤一といえば、「ドラマティックレイン」、「ロングバージョン」、「夏のクラクション」そして「クリスマスキャロルの頃には」

自ら作曲はしない。J-POPのボーカリストとしてヒットを飛ばしてきた稲垣潤一。

そして、約20年の時を経て、稲垣潤一だから出来た女性ボーカリストとのデュエットアルバム。完全な企画アルバムであり、選曲、パートナーの人選は練りに練っている。アレンジが秀逸で、原曲の良さは残しつつ、デュエット曲として巧みに仕上がっている。




それでは、1曲ずつ紹介します。勝手に10段階評価をしてみました。


1.Hello, my friend / duet with 高橋洋子 オリジナル歌唱:松任谷由実
高橋洋子はJ-POP歌手で「新世紀エヴァンゲリオン」の有名曲を歌っている。思いっきりデュエット曲とするためアレンジしており、ユーミンの歌とはまた違う味わいがある。(評価9)

2.悲しみがとまらない / duet with 小柳ゆき オリジナル歌唱:杏里
圧倒的な歌唱力で『あなたのキスを数えましょう ~You were mine~』を歌った小柄な高校生だった小柳ゆき。しばらく表舞台から遠ざかっていたが、26歳になった彼女をチョイスするところが粋である。シングルカットされており、このアルバムのテーマ曲ともいえる。息もピッタリで心地よい。今後も2人でテレビ出演がありそうだ。(評価8)

3.あなたに逢いたくて~Missing You~ / duet with 松浦 亜弥 オリジナル歌唱:松田聖子
松田聖子作曲の名曲。パートナーに娘のようなあややを指名したのだが、残念ながらこの曲に関しては、デュエット曲としては難しかったかも知れない。2人の声もミスマッチかなと正直感じてしまった。松浦亜弥と稲垣潤一はちょっと厳しかったかな。(評価6)

4.PIECE OF MY WISH / duet with 辛島美登里 オリジナル歌唱:今井美樹
辛島美登里の代表曲といえば「サイレント・イヴ」。しかし、このアルバムでは「サイレント・イヴ」は大貫妙子とのデュエットで収録されており、辛島美登里は「PIECE OF MY WISH」を歌っている。この歌もデュエットには向いていないのかな? 個々のパートの部分は良いのだが。 (評価6)

5.セカンド・ラブ / duet with YU-KI from TRF オリジナル歌唱:中森明菜
来生たかお作曲による中森明菜デビュー年の名曲。この歌はデュエット曲にしやすくハモリやすいパートもある。2人の声もこの歌にぴったりで心地よい。(評価9)

6.サイレント・イヴ / duet with 大貫妙子 オリジナル歌唱:辛島美登里
辛島美登里の「サイレント・イヴ」は大好きだが、この曲で大貫妙子は微妙だ。それにほとんど個々に歌っており、デュエット曲として体をなしていない気がする。別に悪くはないのだが何か残らない。ごめんなさい。 (評価5)

7.あの日にかえりたい / duet with 露崎春女 オリジナル歌唱:荒井由実
露崎春女(つゆざきはるみ)って誰? なんてどうでもいい。これはデュエット曲として素晴らしい出来だ。彼女の声も美しく、稲垣との相性もバッチリだ。荒井由実時代の名曲だが、また違う味わいがある。 (評価9)

8.人生の扉 / duet with 白鳥英美子 & 白鳥マイカ オリジナル歌唱:竹内まりや
竹内まりや再始動でつい昨年リリースされた曲。この歌は白鳥英美子がいくらしっとり歌っても竹内まりやの歌になっちゃうんだよね。いい歌だけど、稲垣潤一とのデュエットで良いかどうかはまた別です。 (評価6)

9.木綿のハンカチーフ/ duet with 太田裕美 オリジナル歌唱:太田裕美
この歌はご本人登場ですからボーナストラックというところでしょう。木綿のハンカチーフといえば太田裕美、他の人には歌えない。2人で楽しく歌っているということで、われわれもカラオケの参考にしましょう。 (評価外)

10.秋の気配 / duet with 山本潤子 オリジナル歌唱:オフコース
オフコースの隠れた名曲。この歌をチョイスしたことに感謝。そして、デュエット曲として抜群の出来である。稲垣潤一と山本潤子の声が混じり合い、小田和正とは違う秋の気配になっている。 (評価10)

11.ドラマティック・レイン / duet with 中森明菜 オリジナル歌唱:稲垣潤一
秋元康作詞、筒美京平作曲の稲垣潤一のデビュー年の作品であり、今だ歌い継がれるJ-POPの名曲。このコンビの作品だから全盛期の中森明菜の楽曲だったとしても何の違和感もなく大ヒットしただろう。今の中森明菜にもピッタリの歌であり、稲垣本人とのハモリも心地よい。 (評価10)





私の好みと皆さんの好みは違うはず。

これらの楽曲、シンガーたちと共に人生を歩んできた私と同じオーバー40の皆さんは自分のお気に入りの1曲を見つけてほしい。







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7 コメント

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Unknown (ひまり)
2008-12-06 13:14:17
アメブロのひまりです
この度は、私の日記にコメントを頂きまして
ありがとうございました
アルバム男と女についての
このような詳しい解説?批評?には驚きました。
CD欲しいっ買いに行こうかしらん?
私は、「ドラマティックレイン」や「メリークリスマスが言えない」が
特に好きですね
返信する
先ほどは、コメントを有難うございました。 (miri)
2008-12-06 14:12:33
このCDは、是非聴いてみたいのですが、まだ聴いていなくて・・・
詳しく評価していらっしゃいますね・・・先日の小柳ゆきさんとのデュエットは、素晴らしかったです☆

秋の気配・・・オフコースの中ではやっぱり一番かな?山本潤子さんだし、この中では一番楽しみです。
ふーちゃんさんの評価も10点なんですね!
返信する
Unknown (mana99bu)
2008-12-06 20:04:43
コメントありがとうございます。
とてもいい曲でしたね。
曲紹介も上手いです。
返信する
懐かしいですね (シロクマ)
2008-12-06 20:33:06
コメントありがとうございました。
やはりドラマチック・レインが飛び抜けていますね。明菜の存在感がすごいです。TBもさせてもらいました。またちょくちょく寄ります。
返信する
コメントありがとうございました。 (凛々)
2008-12-07 16:19:03
私のブログにコメントありがとうございました。
今日、このアルバム、購入して
早速聴いたところです。
本当に人によって評価は違いますね。
私は「人生の扉」がよかったです。
オリジナルより稲垣さんの方が
歌い方が好きですね。

最近、しっくりくるアルバムに
なかなか出会えなかったのですが、
やっぱりこれは聴いてみてよかったです。
返信する
いらっしゃいませ。 (臥龍)
2008-12-09 17:32:56
コメントありがとうございます。

久しぶりに・・・中身の濃いアルバムに出逢えました。

商売上手だねって気もします。
返信する
コメントありがとうございます。 (yori)
2008-12-09 23:06:14
こんばんわ。
このアルバムは企画的に面白いですよね!
私は「ドラマティック・レイン」が一番グッときた1曲です。

稲垣さんの歌声はいつまでも変わりませんね♪
返信する

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