転勤族のいばらきブログ

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皐月賞 回顧

2012-04-15 23:58:52 | 競馬
皐月賞は、内田博幸騎手騎乗の4番人気ゴールドシップが2分1秒3で優勝。2馬身半差の2着には後方から伸びた2番人気ワールドエース、さらに3/4馬身差の3着には3番人気ディープブリランテが入り、1番人気のグランデッツァは5着だった。




馬場状態、レース展開、ジョッキーの判断が大きく勝負に左右したのは間違いない。


馬場状態は、皐月賞の直前に稍重になったが、限りなく重馬場に近かった。しかし、余りにも直線の短い中山にもかかわらず、内を避けてワールドエースはじめ多くの有力馬は大外を回り、結果的に内をすくったゴールドシップにしてやられた。

レース展開は、共に逃げたいゼロス、メイショウカドマツが、この馬場状態で前半1000mを59秒1で競り合う展開。3コーナーまで最後方のゴールドシップ、ワールドエースが1、2着だったのだから、結果的には位置取りは正解だったのだろう。ワールドエースはスタートしてすぐつまづいたのは痛かったが、好スタートからすんなり3番手グループで行ったら、もっと良い結果になったかどうかはわからない。

そして、勝ったゴールドシップは、3コーナー最後方から、ポッカリ空いた内を追っつけどうしで上がってきた。直線内から早めに先頭に立ち、直線では馬場中央の芝コンディションの良いところを選んで走った。内田騎手の好騎乗であり、幸運な展開だったといえる。


しかし、何よりも驚くのは、勝ったゴールドシップがドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟と同じステイゴールド産駒であり、母父メジロマックイーンであることである。この配合が特別なポテンシャルを作り出すものがあるのだろう。


ゴールドシップは、展開はじめ恵まれた部分もあったが、この馬場で2分1秒3も優秀だし、上がり34秒6というのも素晴らしい。日本ダービーは2400mという距離も全く問題ないし、2月に共同通信杯で東京競馬場を経験しているのも強みである。そして、成長力も期待できる。日本ダービーは不動の本命だろう。

ワールドエースは、ゴールドシップに次ぐ上がり34秒9、しかも大外を回ってのタイムだから優秀である。日本ダービーの2400mという距離はディープインパクト産駒は総じて不安であるが、この馬は期待していいだろう。

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