マイルチャンピオンシップは池添謙一騎手騎乗の5番人気エイシンアポロンが優勝。勝ちタイムは稍重で1分33秒9。クビ差の2着には粘った11番人気フィフスペトル、3着には大外を伸びた4番人気サプレザ。1番人気に支持されたリアルインパクトは直線伸びきれず5着、仏国から参戦した3番人気イモータルヴァースは出遅れが響き7着、2番人気リディルは直線伸びを欠いて14着に敗れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e2/8a0be9fced37533693079746a6dcb224.jpg)
エイシンアポロンはジャイアンツコーズウエイ産駒の外国産馬。京王杯2歳Sを勝ち、朝日杯FS、弥生賞で2着だったが、皐月賞、日本ダービーではいいところなく敗戦。昨年秋の天皇賞後、約1年休んでいたため、早熟馬のイメージもあり、実績の割には狙いにくい感じがあった。しかし、復帰戦の毎日王冠で差のない4着に好走し、富士Sで1着。休養中に大きく心身成長していた。
乗りに、乗ってる池添騎手。今は、何をやっても上手くいき、上手くいくから有力馬が巡ってくる。
時代は武豊から、福永祐一、池添謙一に一気に変わった感が強い。少し淋しい感じもするが。
それにしても、日本のマイル路線はレベルがなかなか上がらない。中距離路線は毎年強力な馬が出現し、ドバイや凱旋門賞でも好走しているが、マイル、そしてスプリント路線は、どんどん世界レベルから離れていってしまっている。15年ほど前の、タイキシャトル、アグネスワールド、サクラバクシンオーと全くレベルは変わっていないか、むしろ落ちている感じさえする。
サンデーサイレンス、トニービン、ブライアンズタイムといった万能型種牡馬の血がほとんどの馬に流れ、1600m以下のスペシャリストが少なくなってしまっている。マイル、スプリント路線のレベル向上のためには、スピード溢れる種牡馬、外国産馬を導入し、長期的、かつ戦略的に生産体制を見直していくしかないだろう。
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エイシンアポロンはジャイアンツコーズウエイ産駒の外国産馬。京王杯2歳Sを勝ち、朝日杯FS、弥生賞で2着だったが、皐月賞、日本ダービーではいいところなく敗戦。昨年秋の天皇賞後、約1年休んでいたため、早熟馬のイメージもあり、実績の割には狙いにくい感じがあった。しかし、復帰戦の毎日王冠で差のない4着に好走し、富士Sで1着。休養中に大きく心身成長していた。
乗りに、乗ってる池添騎手。今は、何をやっても上手くいき、上手くいくから有力馬が巡ってくる。
時代は武豊から、福永祐一、池添謙一に一気に変わった感が強い。少し淋しい感じもするが。
それにしても、日本のマイル路線はレベルがなかなか上がらない。中距離路線は毎年強力な馬が出現し、ドバイや凱旋門賞でも好走しているが、マイル、そしてスプリント路線は、どんどん世界レベルから離れていってしまっている。15年ほど前の、タイキシャトル、アグネスワールド、サクラバクシンオーと全くレベルは変わっていないか、むしろ落ちている感じさえする。
サンデーサイレンス、トニービン、ブライアンズタイムといった万能型種牡馬の血がほとんどの馬に流れ、1600m以下のスペシャリストが少なくなってしまっている。マイル、スプリント路線のレベル向上のためには、スピード溢れる種牡馬、外国産馬を導入し、長期的、かつ戦略的に生産体制を見直していくしかないだろう。
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