転勤族のいばらきブログ

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菊花賞 回顧

2010-10-24 22:19:26 | 競馬
菊花賞はビッグウイークが優勝。追い込んだローズキングダムが1馬身1/4差で2着、クビ差でビートブラックが3着。3連単は338,840円という高配当になった。



レースの印象は、「川田騎手が2番手から早めに抜け出す好騎乗だった。」

・・・・正直それだけ。
勝ち馬には悪いが、つまらない菊花賞だった。


ペースはコスモラピュタを楽に逃がしてしまい、1000mから2000mは64.5秒もかかる中だるみの展開。トウカイメロディの吉田隼人騎手は、自ら動いて息の抜けない展開に持ち込んでスタミナ勝負にすると宣言していたが、何も出来ずに直線に入る。


結局、ローズキングダムにとっては願ったりの瞬発力勝負になったが、先行するコスモラピュタ、ビッグウイークがあまりにも楽だったため、追い込みも2着がやっとという競馬だった。



ローズキングダムの武豊騎手は、この馬の良さを生かすにはじっと中段で我慢の騎乗で仕方なかったと思う。
しかし、他の有力馬はみんな脚を余して終わってしまった。


一番ひどかったのはヒルノダムールの藤田騎手で、1番枠から後方内々を進んだのは良かったが、3、4コーナーで先行馬に完全に置いていかれ、4コーナーは前が壁になって、大きな不利を受けて脚を余して7着に終わった。
皐月賞では一番強い競馬をしたが大外から届かず2着、ダービーは大きく出遅れて、菊花賞も包まれてしまい、3冠全て実力を発揮出来なかった。

藤田騎手は自らのブログでこの馬のことを随分評価しているが、藤田騎手自身がヒルノダムールにちゃんと乗れていない。こんなギクシャクした競馬では次は別の騎手に乗り替わることを望みたい。




そして、今年の3歳馬は春の時点では高レベルと言われてきたが、どうも昨年に続いて、その評価は怪しくなってきた。

皐月賞馬ヴィクトワールピサは凱旋門賞惨敗。ダービー馬エイシンフラッシュは肝心の菊花賞前にリタイヤ。ダービーで人気になったペルーサは毎日王冠で敗れ、NHKマイルC馬のダノンシャンティは故障休養中。リルダヴァルは富士Sで4着に敗退。サンライズペガサスは骨折で休養中。ルーラーシップも休養中。そして、菊花賞馬のビッグウイークは勝ちタイムの3分6秒1は平凡であり、有馬記念で上位に入るのは想像しにくい。



古馬の層も決して厚くない現在、3歳馬が強くなければこれからの競馬は盛り上がらない。予想を裏切る3歳馬の活躍を望みたい。






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