転勤族のいばらきブログ

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ジャパンカップ 展望

2011-11-26 23:39:38 | 競馬
3冠馬オルフェーヴルこそ出走してこなかったが、ほぼ日本の現役最強馬達が勢ぞろい。凱旋門賞馬デインドリームほか外国馬を迎え撃つ。

しかし、ジャパンカップというレースは外国馬との実力比較はじめ不確定要素が多すぎる。
儲けようとは思わずに、おとなしくテレビ観戦で楽しむのがいいだろう。


予想というより、注目点について列記してみたい。


①3歳牝馬の凱旋門賞馬デインドリームは本物か?
凱旋門賞を2分24秒4のレコードで2着に5馬身差をつけ圧勝したデインドリームが出走する。ブエナビスタが一番人気かと思ったが、前売りは3.2倍でデインドリームが推されている。凱旋門賞馬というだけでなく、あのスノーフェアリーに完勝したというのがインパクトになっているのではないか。しかし、スノーフェアリーという馬が日本競馬に実にマッチした稀有な外国馬であり、スノーフェアリー並み、もしくはそれ以上のパフォーマンスをジャパンカップで見せられるかどうかは全く未知数だ。今までのデータでは3歳牝馬には過酷な長距離輸送、日本競馬に慣れていない騎手ということを考えると、思い切って買わないのがいいかもしれない。もちろん、勝ってしまっても何も不思議でない。単勝3倍を買うにはリスクが大きいということだ。

②ヴィクトワールピサの体調は?
ドバイワールドカップ以来となるヴィクトワールピサ。ドバイの後は4月のクイーンエリザベスⅡ世Sを目指し香港に渡ったが出走断念し、8月は凱旋門賞挑戦でフランスまで行ったが出走が整わず帰国した。実力は認めるが、いきなりのジャパンカップはやや厳しいだろう。しかし、今年限りで引退が決まっており、後は有馬記念しかない。今回は勝てなくとも、らしさは見せてラストランにつなげてほしいと思っている。

③悲運の名牝ブエナビスタは?
ブエナビスタはGⅠ5勝しているが、うち4勝は牝馬GⅠで、牡馬混合GⅠは昨年秋の天皇賞のみ。もっとGⅠを勝っているイメージがあり、実際勝てたレースはいくつもあったが、降着やら乗り損じやら、運に見放されてきた感が強い。5歳秋を迎え、競走馬としての旬は過ぎる頃だが、前走を見る限りではまだまだやれそうだ。昨年秋の天皇賞や降着になったがジャパンカップのように中段から直線は外の馬場の良いところを通り、堂々とした競馬をしてほしい。それで、ブエナビスタを上回る馬がいたら仕方ない。2枠を引いたので、ジッと内で我慢したばかりに、前走同様、直線前が壁になるという競馬はしないでほしい。

④天皇賞秋レコードの反動は?
天皇賞秋はシルポートのハイペースな逃げに、主力も離れずについていったため、よどみのない流れになり、1分56秒1という驚異的なタイムで決着した。中3週あいているが、激走の反動が出てしまう馬もいそうである。果たしてそうなるだろうか。

⑤3歳馬NO.2ウインバリアシオンは?
日本馬唯一の3歳馬ウインバリアシオンは、3戦連続でオルフェーヴルに遅れること約2馬身の2着。オルフェーヴルがいなければ、ダービー、菊花賞の2冠馬である。ウインバリアシオンがここでどのくらい走るかで、今年の3歳のレベル、そして何よりもオルフェーヴルと古馬の実力比較が出来る。

⑥レース展開はどうなるのか?
天皇賞秋のシルポートのような典型的逃げ馬がいない。アメリカのミッションアプルーヴドは逃げ馬のようだが、この馬が逃げられなければ、トレイルブレイザー、トゥザグローリーあたりが先行し、4コーナーまでスローで固まった展開になってしまう可能性が高い。積極的に引っ張る馬が出てほしいがどうなるだろうか。



予想は・・・・・ 

ペルーサが本命。ゲート難を克服し、前走の天皇賞秋では一回りパワーアップした馬体になっていた。後方一気でなく、昨年の青葉賞のようにある程度先行して、直線堂々と先頭に立つ競馬をしてほしい。
対抗はブエナビスタ。昨年秋の能力が100なら、今は95と少し下がっているとは思うが、まだまだ頑張れるのには敬服する。悲運の名牝に勲章を与えてあげたい気もする。
あとは、復調なったトゥザグローリー、3歳馬ウインバリアシオン、乗れてる池添のエイシンフラッシュ。もう1頭ならデインドリーム。

馬連
2-7、6-7、7-12、7-13、7-15、7-16
コメント
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