転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

天皇賞秋 回顧  

2010-10-31 22:56:24 | 競馬
天皇賞秋はブエナビスタの完勝。


レースのレベルも高かった。馬場は意外と回復した稍重。パンパンの良馬場からは1~1.5秒かかる馬場状態だったのではないか。
前後半の1000mが同じ59.1秒。上がりが34.9秒。各ハロンラップは全て11秒台、12秒台で、10秒台も13秒台もなかった。
息の抜けない平均よりややハイペースでずっと流れて、直線は底力も必要な展開だった。


そんなハイレベルなレースで完勝したのだからブエナビスタは想像以上に強かった。今までのGⅠ4勝は全て牝馬のレースだったので、ウオッカやダイワスカーレットとの比較は早計と考えてきたが、これで近づいてきただろう。ジャパンカップか有馬記念を勝てば、両馬と並ぶ歴史的名牝といってよいだろうし、その可能性はかなり高い。ライバルはナカヤマフェスタだろう。



あと何と言ったらいいのかというのがペルーサちゃん。

返し馬まではおとなしかったのに、ゲートに入ったら暴れだして、案の定出遅れて、ほぼ最後方からの展開。

それで、上がり3ハロンで33秒6、といっても前がつまっていて、本気で走ったのは最後の200mだけで推定10秒8。凄い鬼脚だった。


それにしても2回続けての出遅れ。強いのはわかったが、安藤騎手ではペルーサとうまくいかないこともはっきりした。
横山典騎手もジャパンカップには戻れないだろうから、次の騎手が難しい。個人的にはルメールとかデットーリとかにジャパンカップで乗せてみたい。


アーネストリーは3着というのがGⅠでは指定席なのかも知れない。確実に走るがGⅠを勝ちきるだけの力はないとしかいいようがない。



シンゲンはらしくない競馬だった。足元は大丈夫だろうか。




ブエナビスタは問題なかったが、直線でごちゃついて能力を発揮できなかった馬がいたのは残念だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇賞 秋 展望

2010-10-31 11:24:24 | 競馬
いやはや難解なレースである。


天皇賞秋に向けてのローテーションが多様化し、実力、調子の比較が難しい。
毎日王冠、オールカマー、札幌記念、朝日CC、今年は出ていないが京都大賞典からというパターンもある。

そして、宝塚記念からぶっつけもある。

そして、天皇賞秋でピークにするのか、この後、ジャパンカップ、有馬記念の方が大目標なのか、微妙に思惑が異なる。

しかし、本当に強い馬なら、ゼンノロブロイのように全部勝つことも不可能ではない。




それに加えて、今年は3歳馬が5頭も参戦。菊花賞を回避して天皇賞秋に3歳馬が挑戦するのが自然になってきた。そうなると、菊花賞の存在意義が難しくなるのだが、その議論は別の機会にして、今年の3歳勢は毎日王冠で1、2着したように通用する可能性がある。


そして、この重馬場である。日曜日は台風一過で晴れれば結構馬場が回復する可能性もあったが、どうも一日曇りで重馬場で行われそうである。スピードや瞬発力だけでは難しい馬場になった。




アーネストリーが一番死角が少ないだろう。GⅡは金鯱賞、札幌記念を楽勝。宝塚記念は3着。ローテーションも理想的だ。
しかし、GⅠを勝ちきるだけの底力があるかどうかは微妙だ。3着までにくる可能性が一番高い馬ではあると思うが。

勝つ可能性が一番高いのはシンゲンだと思う。何度も骨折したにもかかわらず、這い上がってきた。心情的にも応援したい。GⅠ制覇の最大にして、最後のチャンスであろう。菊花賞でまずい騎乗をした藤田騎手。汚名返上を期しているはず。無事に走ってくれれば・・・。この馬の心配はそれだけである。

ブエナビスタは一息入れたことは好材料。スミヨン騎手も問題ないだろう。ただ、最大目標はジャパンカップだと思う。

アクシオン、ジャガーメイルは抑えたい。ペルーサはスタート次第。五分に出た場合の押さえだろう。



馬連で10、12から2、3、7
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする