転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

秋華賞 回顧

2010-10-17 22:35:40 | 競馬
秋華賞はアパパネの完勝。見事、桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬3冠を達成した。







アパパネに関しては、馬の強さもさることながら、国枝師の育成方針がずばり身を結んだと言ってよいだろう。

昨年の阪神JFからチューリップ賞、桜花賞、オークス、ローズS、秋華賞。お手本どおりのローテーションをきっちり踏んで、トライアルのチューリップ賞、ローズSは8分の状態で予定通り(?)負けておいて、プレッシャーがかからない条件で本番にピークの状態で臨んだ結果だと思う。

アパパネのベスト距離はおそらく1600mから1800m。桜花賞では行きたがって折り合いを欠いていたアパパネに2400mでも我慢するよう調教して同着ながらオークスを制した手腕は見事だった。
オークスを克服したアパパネにとって、夏を順調に過ごし、栗東に滞在して1回使ってピークで臨んだ2000mの秋華賞は陣営にとっては勝って当然だったようだ。


これからは、古馬、牡馬との戦いになるアパパネ。おそらく栗東に残って、次走はエリザベス女王杯だろう。ブエナビスタは天皇賞、レッドディザイアはアメリカ遠征でいないので、強敵はメイショウベルーガになるが、当然首位候補だ。

アパパネはウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタのような牡馬を打ち負かすような雰囲気は正直まだないが、それも今後の成長次第だ。




2着はアニメイトバイオ、3着はアプリコットフィズと関東馬が上位独占。ナカヤマフェスタといい、勢いは今関東にある。


そのなかで、サンテミリオンが不可解な最下位。大きく出遅れてしまった時点で、勝つには厳しい状況になってしまったが、それにしてもらしさが全くなかった。藤岡佑騎手によれば、故障ではなく全く走る気持ちがなかったらしい。ちょっと納得いかない敗戦だ。今後のGⅠレースは白紙にして立て直すべきだろう。
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秋華賞 展望

2010-10-17 13:36:36 | 競馬
秋華賞はアパパネの3冠が注目されている。しかし、オークスはサンテミリオンと同着。前走ローズSは休み明けとはいえ4着に敗れており、今のところ、ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ級の絶対的牝馬とは評価されていない。

そして秋華賞は京都内回りの2000m。展開によって極端な前残りや追い込みのどちらかになってしまうことが多い。堅実であり、秋華賞にピークを持っていくよう調整されたアパパネは軽視できないが、能力以上に人気がかぶると思うので、別の馬を狙う方が面白い。


ワイルドラズベリーを中心にしたい。前走のローズSは2着。最速の上がり33秒4も優秀だ。差し馬に展開も味方するとみた。


相手はエイシンリターンズ、ディアアレトゥーサ、コスモネモシン。アパパネは抑えるが、アプリコットフィズ、サンテミリオンは走るのは何となく次のような気がする。


馬連 11-17、13-17、6-17、15-17
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デイリー杯2歳S 回顧

2010-10-17 13:33:46 | 競馬
10月の2歳1600mの重賞。かつてはビワハヤヒデが優勝したりクラシックにも結びついていたが、最近は北海道デビュー組は札幌2歳Sから12月のGⅠやラジオNIKKEI賞2歳Sのローテーションが多く、9月デビュー組には昨今大物が少ないため、近年あまり大物は出走してこなかった。


今年も同様なパターンかと思われたが、唯一の牝馬レーヴディソールは超大物といってよいだろう。それくらい素晴らしい走りだった。


ゲートで出遅れ、福永騎手は無理せず後方待機、しかし、3コーナーから我慢できない手応えで大外をまくって、直線ではほぼ持ったまま2着に1馬身1/4差をつけて差し切った。

勝ちタイムの1分33秒6、上がり33秒7も優秀。追っていれば、もっと突き放したはずだ。


2歳牝馬は、アドマイヤセプター、アヴェンチュラといった良血有力馬が出てきているが、今のところレーヴディソールがナンバー1.牡馬を入れても今のところ1番だろう。

次走は阪神JF、そして、チューリップ賞、桜花賞の牝馬王道ローテーションを歩むはずだ。実力、可能性はブエナビスタ級であり、順調なら春まで無敗でいく可能性が高いとみたい。それくらいの逸材だ。


ただし、あまりに切れすぎて故障が心配である。父はアグネスタキオン。決して脚元が丈夫な血統ではない。性格的にも相当子供っぱいようである。逆に言えば、まだまだ伸びしろがあって、あの走りだから今後の可能性はひじょうに大きい。


とにかく順調に成長してほしいスター候補生だ。
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