今年の3歳馬は古馬に交じって、大いに健闘している。
このような世代は、春のトップグループも秋になっても引き続き安定して強い場合が多いが、どうも牡馬の方はちょっと怪しい。
皐月賞を勝ったアンライバルドは1分58秒7という好時計で快勝した。年によっては、皐月賞は馬場状態が良くて時計が早くなる場合もあるが、今年は皐月賞の2レース前の古馬1000万下が2分1秒7という勝ちタイムだったことからも、決して馬場に恵まれた好時計でなく、近年の皐月賞ではディープインパクトに匹敵する抜群のパフォーマンスだった。
しかし、極悪馬場で行われた日本ダービーが、多くの有力馬にダメージを残し、その後のリズムを奪ってしまったように感じる。
勝ち馬のロジユニヴァースは日本ダービーの激走の疲れがあるのか菊花賞に間に合わなかった。3着のアントニオバローズは神戸新聞杯は11着。5着のアブレザンレーヴは神戸新聞杯9着後、故障発生し引退してしまった。
皐月賞馬のアンライバルドは、不良馬場で日本ダービーは全く競馬にならず12着。秋初戦の神戸新聞杯は伸び脚を欠き4着だった。
よって菊花賞は混戦。春の勢力、夏からの上がり馬、裏路線からの馬、どこからでも狙える状況になっている。
悩んだが上がり馬イコピコを本命にした。前走の神戸新聞杯の上がり33秒7は傑出しており、決してフロックではない。出来ればスローな展開になってほしい。スローで折り合いがつけば、直線での末脚が爆発するだろう。とにかく前走のように折り合いがカギとなる。
リーチザクラウンは、気楽に逃げられるので展開には恵まれそうだ。リーチは変にためずにスローに落とさず、前半の1000mを60秒くらいでグイグイ1頭で行った方が良い。3コーナーで10馬身、4コーナーで5馬身くらい差がついていれば逃げ切り濃厚だ。ただし、何かにからまれたら、直線で失速してしまう危険性もある。
この2頭の馬連が本線だが、展開次第で両馬とも消える危険性もある。他馬よりマシという程度だ。続くのはアンライバルド、ナカヤマフェスタ、ブレイクランアウトだが荒れるかも知れない。
あと明日の注目したいレースがある。東京10R神無月ステークス。
6戦4勝3着2回の藤澤厩舎の期待馬レッドシューターに、なんと増沢(旧姓牧原)由貴子が騎乗する。
彼女の今年のJRA騎乗数はわずか9鞍。未勝利戦と500万下戦のみで6着が最高である。
2005年以降4年間勝ち星無し。結婚してからは厩舎の調教専門という彼女に57kgの負担斤量で期待馬に乗せる藤澤師の意図は?だ。
ともかく、彼女の騎手人生において、レッドシューターは一番強い馬だと思う。
初ダート、1400mは疑問だが、是非勝ってほしい。注目だ!
このような世代は、春のトップグループも秋になっても引き続き安定して強い場合が多いが、どうも牡馬の方はちょっと怪しい。
皐月賞を勝ったアンライバルドは1分58秒7という好時計で快勝した。年によっては、皐月賞は馬場状態が良くて時計が早くなる場合もあるが、今年は皐月賞の2レース前の古馬1000万下が2分1秒7という勝ちタイムだったことからも、決して馬場に恵まれた好時計でなく、近年の皐月賞ではディープインパクトに匹敵する抜群のパフォーマンスだった。
しかし、極悪馬場で行われた日本ダービーが、多くの有力馬にダメージを残し、その後のリズムを奪ってしまったように感じる。
勝ち馬のロジユニヴァースは日本ダービーの激走の疲れがあるのか菊花賞に間に合わなかった。3着のアントニオバローズは神戸新聞杯は11着。5着のアブレザンレーヴは神戸新聞杯9着後、故障発生し引退してしまった。
皐月賞馬のアンライバルドは、不良馬場で日本ダービーは全く競馬にならず12着。秋初戦の神戸新聞杯は伸び脚を欠き4着だった。
よって菊花賞は混戦。春の勢力、夏からの上がり馬、裏路線からの馬、どこからでも狙える状況になっている。
悩んだが上がり馬イコピコを本命にした。前走の神戸新聞杯の上がり33秒7は傑出しており、決してフロックではない。出来ればスローな展開になってほしい。スローで折り合いがつけば、直線での末脚が爆発するだろう。とにかく前走のように折り合いがカギとなる。
リーチザクラウンは、気楽に逃げられるので展開には恵まれそうだ。リーチは変にためずにスローに落とさず、前半の1000mを60秒くらいでグイグイ1頭で行った方が良い。3コーナーで10馬身、4コーナーで5馬身くらい差がついていれば逃げ切り濃厚だ。ただし、何かにからまれたら、直線で失速してしまう危険性もある。
この2頭の馬連が本線だが、展開次第で両馬とも消える危険性もある。他馬よりマシという程度だ。続くのはアンライバルド、ナカヤマフェスタ、ブレイクランアウトだが荒れるかも知れない。
あと明日の注目したいレースがある。東京10R神無月ステークス。
6戦4勝3着2回の藤澤厩舎の期待馬レッドシューターに、なんと増沢(旧姓牧原)由貴子が騎乗する。
彼女の今年のJRA騎乗数はわずか9鞍。未勝利戦と500万下戦のみで6着が最高である。
2005年以降4年間勝ち星無し。結婚してからは厩舎の調教専門という彼女に57kgの負担斤量で期待馬に乗せる藤澤師の意図は?だ。
ともかく、彼女の騎手人生において、レッドシューターは一番強い馬だと思う。
初ダート、1400mは疑問だが、是非勝ってほしい。注目だ!