転勤族のいばらきブログ

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毎日王冠 京都大賞典 回顧

2009-10-12 00:24:50 | 競馬
毎日王冠はウオッカが2着に敗れ、古豪カンパニーが優勝した。

ウオッカの敗戦については大して驚いていない。今回は逃げ馬不在で、スローペースから押し出されるように逃げることになり、直線ヨーイドンの瞬発力勝負になれば、決してウオッカ断然ではないとは予想していた。
カンパニーは8歳になって、中山記念1着、マイラーズC2着、安田記念4着、宝塚記念4着、そして今回1着。8歳になっての現役続行に結果を出している。厩舎関係者の努力、そして上がり33.0秒の瞬発力を叩き出す馬自身の成長力には頭が下がる。
こうなったら、GⅠタイトルを取らせて種牡馬にしてあげたいと思うが、チャンスは明らかに天皇賞秋よりマイルCSが高い。しかし、昨年のように天皇賞秋で激走してしまうとマイルCSでピークが過ぎてしまう可能性が高い。関係者も悩むところだろう。

ウオッカは昨年と同じような逃げを打ち、直線差されて2着。カンパニーに並ばれたところで、武豊騎手は無理して食い下がらないようにも見えた。GⅠ前哨戦としては悲観する内容ではない。
ただ、天皇賞秋も今回と同じ前半スローペースで直線33秒台の上がり勝負になれば苦しくなるだろう。今日のカンパニー、そしてドリームジャーニー、シンゲン、スマートギアあたりとは切れ味では分が悪いと思う。逆に昨年のダイワスカーレット並に前半58秒台で誰かが引っ張ってくれて底力勝負になれば経験豊富なウオッカ有利である。今のところ、これといった逃げ馬が見当たらない天皇賞秋の出走予定馬だが、ウオッカの思うような展開になるのかが勝敗のカギになると思う。



京都大賞典はオウケンブルースリが後方から差し切って見事優勝。音無厩舎が東西重賞を制覇した。最後方から飛んできたスマートギアが2着。
毎日王冠とは反対でテイエムプリキュアが前半1000mを59.1秒でグイグイ引っ張る展開で、開幕週にもかかわらず、レースの上がり3ハロンは37.1秒もかかっている。オウケンブルースリ自身の上がりは34.1秒。これで届いたのだから正直展開も味方した。ただ、これだけいきなり走れるのはさずが菊花賞馬といって良いだろう。ウオッカに続くスターホース不在の古馬勢を是非引っ張っていってほしい。
スマートギアは1600万下でありながら果敢に挑戦して2着。後方一気の脚質でなかなか勝てないが、決め味は現役馬屈指の存在である。賞金的に微妙だが天皇賞秋に出てほしい一頭である。
期待のジャガーメールは4着。このままでは目標のジャパンカップ出走は微妙だ。アルゼンチン共和国杯を使うかもしれないが何とか早く結果を出してほしい。

コメント
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