絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

トライしてみたい・・・

2006年04月20日 16時56分20秒 | きもの
わたくしめが、今やってみたいと思っているのは
(着物コーデの話なんですが)
縞のきものに、アンティークの花の染め帯の組み合わせです。
縞は、細く薄いもの、よく見ないとわからないようなもので
(それは、江戸小紋になるのかもしれません)
帯はわりとごちゃごちゃしているような模様のもので…
しかもこれで、襟を白にする。
縞の着物っていうと、どうしても「粋」になりすぎるのを
甘く着ることはできるのか!?
そういう着姿を実現している方は、是非参考にさせてくださいな~~~
(どこかにないかな?)

いや、その前に、3キロ獲得した体重を落とさないと。。。
今回補正が要らなくなっちゃったし、すそを絞って着るのも
すっかり忘れて、真四角の着物姿になってました!!

スキルアップ講座

2006年04月20日 16時35分16秒 | ボランティア
図書館の対面朗読ボランティア向けの講座が午前中ありました。
今まで、プロのアナウンサーやら、視覚障害者の方やら
長く対面朗読をやっている方やら、いろいろな方の
講義をお聞きしましたが、今日のお話がわたしとしては
一番しっくり来ました。

今日の方は、プロのアナウンサー経験ありで、今も
朗読劇などやっていらっしゃる方なのですが
ボランティアの人向けの指導ということで、ご自分も
無償で引き受けて下さいましたそうで。

そして、題材は「外郎売」でしたが
基本的にいまからプロになるわけではないから
「あたたかみのある」朗読を心がけたらいいと思いますと
おっしゃったので、非常に好感が持てました。

わたしも、つねづねボランテイアでは
技術的なことよりむしろお客さんとの良好な関係づくりが
すごく大切なことのように感じていたからです。
それは何も偉そうなことではなくて、
相手の望むようなサービスを提供するのがいいのではないかと
うっすら思ったりしていました。
まあ、気長に続けるつもりです。


NHK朝ドラ

2006年04月19日 12時13分11秒 | きもの
今回、岡崎が舞台とやらで。
昨日のお昼これを観ていたら、主人公の姉の嫁入りの場面だった。
私の年の離れた姉も、嫁入りのときこのような場面ではないが
同じようなことをしていた記憶がある。

嫁入り道具のことだ。
まず、自分の家に嫁入り道具が入る、そこに仕立てた着物類を入れる。
自分の親戚や近所の人たちに何日間か披露する。
もちろん箪笥の中もみてもらう。

のち、また家具やさんの紅白かかったトラック2台だかあったが
それに積んで婚家へ。
そこでまた、着物を全部収納して、今度は婚家の親戚と近所の人に
お披露目するのである。難儀なことだ。
親族や近所の人で、嫁入り前の娘の居る人は特に関心高かったかも。。。
なかに収まった着物のことも、あれこれ噂になっただろう。

春夏秋冬、ハレの着物を中心にたくさん誂えて持っていったようだが
いま、50歳を越えた姉は、いまさらこんな若向けの着られない
とか何とか言って、着物自体にまったく興味はない。
むしろ、面倒なので大嫌いだといっている。
世の中、うらはらなことが多いのである。。。

平家物語

2006年04月19日 09時36分54秒 | 一絃琴
いけなかった「平家物語の夕べ」、代わりに行った姉の言
『上原まりの琵琶、幽玄の世界に引き込まれた』そうだ。
う~~~ん、残念!わたしも聴きたかったよ。

やっぱり、プロも本物は違うんだ、きっと。
演劇などは、お金取ってるプロでも高校生の演劇コンクールより
面白くないものもあるけど。
一絃琴の言ってる幽玄とは比べ物にならないんでしょう…
弦が多いと響きも重層感が出るし。
一絃琴ではどういうふうにすれば「凄み」みたいなのを表現できるのか???
わからないな~~~。

稽古する人も女性が圧倒的に多いので、幽玄かどうかなど
別に関係ないような感じだ。
一弦で手軽だから、なんとなく楽器できなくても弾けそうだ、
と思って入るのかもしれない。
(それは江戸時代の下級武士の動機と似ているかも!?)
また、教えるのも女性がほとんどだから余計「幽玄」というより
「みやび」とか「奥ゆかしさ」の方に傾斜しているのかもしれない…

そちらの方向に行ってしまうと、曲のもともとの雰囲気とは
違うのではないかと思ったりする。
「みやび」や「つやっぽさ」などを求めるのなら他の楽器の方が
はるかに優れているからだ。一絃琴では何が表現できるのだろう?
そうはいっても、曲の解釈も人それぞれだから、
曲から受けるイメージも違うのかもしれない。。。
自分はこの琴が「高尚な趣味をお持ちで」という世辞に終わらないもので
あってほしいと思う。

すこしぼけてますが・・・

2006年04月18日 11時18分56秒 | きもの
襟もイマイチ見えませんが、全体はこのように…

和楽器の演奏会のときに感じたことと日曜日の勉強会でのことと
考え合わせてみると、ようは、今一般的に着物といえば
なにかセレモニーに着る、定番のスーツやワンピースと考えられていて
決まったもの、決まった組み合わせ、オーソドックスな着こなし
はずれない、着崩さないことが大前提になっているけれど
この勉強会では、それぞれの方が、自分の好みに着こなしていて
『着物』で「おしゃれ」を楽しんでいる、そんなふうに感じました。
着物が普通であった頃には、勿論そういうことだったのでしょうね。
ちなみにこの白い紬も帯もアンティークではありませんが
(亀甲はかなり細かいが白大島ではありません)
いつか着てみたい。。。(変身願望)


織物勉強会のきもの

2006年04月18日 10時50分36秒 | きもの
雨があがったので、白の紬で行くことにしました。
子どもが撮ったので、襟まであるほうの画像はぼけており
これをはりつけときます。
襟は、花模様のものにして、黒の帯の強さを和らげようとしたのですが
それなら、白黒のドットとか、市松とかそんなほうが良かったかも。
でも、そうすると、自分の雰囲気ではないような気もして
最後はいつもと同じ「ええ~~~いっ!」とやけくそに。。。

どうせなら全部地味トーンで、半襟や帯揚げも揃えてしまった方が
よかったかも???
いまいち組み合わせがわからない。
ま、これでいいか!というところでいつも時間切れになる。

渡辺さんにもお聞きしてみましたが、
若くない人(わたし)のアンティークのきこなしはどうすればいいのか
ということですが
具体的にもののないところで話すのは難しいけれども
その人の持っている雰囲気というか個性にあっているかどうかが
重要なことになると思います、といわれました。

では、自分で「これでいいか!」と思うその直感で
これからもいくかな、と思ったことでした。

更新滞る。。。

2006年04月18日 08時29分23秒 | きもの
どうも、ひのき花粉だけでなく風邪もひいちゃったみたいです。
こどもが学校経由でいろいろもらって来るので、
(新学期なのに結構風邪で休んでいる子がいる)
必然的にわたしももらうことに…(よわっちい…)

16日の勉強会に着ていったものの画像を出そうと思うのですが
どうも熱もあるようで、更新自体がしんどい。。。
もうちょっとおまちくださいませ・・・

きょうの平家物語はパス、姉たちに行って貰うことに。
あ~~あ、この「平家物語の夕べ」はきもので行こうと
思っていたのですが…、琴の発表会のきものでいいから…

こんなままだと、やりたいこともできないはめになってしまう。。。
体力つけないと~~!!
ダンベル体操も入ったんだけど、30分やっただけでどっと疲れました。
こんなんじゃ、いけないぞ

木曜日もまたまた朗読のスキルアップ講座あり琴の稽古ありで
日曜は午前子どもの用事あり~の、午後自分の用事ありので
(暇なときは、ず~~~~~っと暇なのに)
しっかりしないと…


織物勉強会

2006年04月16日 21時32分05秒 | きもの
今日は芸文センターでの「織物勉強会」でした。
先生のお話もさることながら、会に参加された方々のお着物が
これまたすばらしく、みとれました。

なんというのでしょう、冬に和楽器の演奏会のときも
たくさんの着物姿を目にしましたが
今日はまたそのときとは違う意味で圧巻でした。
それぞれの方が工夫をされ、自分の個性にぴったり!の着こなしを
されていて、ほんとうに感心いたしましたわ

う~~~ん、私なんぞはまだまだ「おぬし、青いな!」
ってな感じですね


60%!?

2006年04月14日 08時27分08秒 | きもの
日曜日の予報がいつのまにか40%→60%になっている!
コートを着たとしても、足元のはねが気になる。。。
白の紬は避けたほうが無難かも。

あ~~、また一から考えなおし…たしか着物好きだったはずだが…
わたしの場合、自分が着て、というより、人が着ているのを見て
「キモノっていいなあ!」というタイプかも


地味だ~~~

2006年04月13日 16時18分39秒 | きもの
勉強会は、この帯揚げをベージュ系かピンク系にして
半襟にちょっと愛想のあるものを持ってきて
着ていくことにしようかな…。
それにしても地味だ~~~こんなに地味でいいのか??
帯がおとなしすぎるのだ…でも、この帯も日の目をみなきゃな~~。
あと、日の目を見たい帯がいくつかあるんだけど、
また、次のときにしてもらおう。
この白の紬は70でも着られる…ああ~~なんかやけくそ気味だ。
全然違うの着ていくかも。。。

スケジュールが・・・

2006年04月11日 23時51分35秒 | Weblog
4月中旬から、5月の連休明けまで
いろいろ予定が入り、スケジュールが混んできました。。。
4月中旬、織物研究会、平家物語の夕べ、演奏会。
5月連休、中学同窓会、屋久島行き。

屋久島へは、往きは指宿に泊まった朝、例の事故った「トッピー」に
乗るので、ちょっと不安…。高速船にぶつかった鯨?も
結構大変だったろう。大丈夫かな。。。
帰りは鹿児島空港まで、エアーなんとかっていう小さい飛行機に乗る予定。
こっちも大丈夫なのかしらん。。。?


屋久島は、日本の北から南までの気候が同時に展開する島らしい。
なんて不思議な、神秘的な島なんでしょう。
2年前くらいから子どもから「マダガスカルに行きたい!」と
しつこく言われているけど、予算的にも体力的にもわたしには難しく
屋久島で自然の神秘を体験してもらうことにしましょ…。


平家物語の夕べ

2006年04月11日 20時31分49秒 | Weblog
18日に名古屋能楽堂で「平家物語の夕べ」が開かれる。
琵琶あり、狂言あり、語りありで、どのようなものになるのか
いまから大変楽しみにしている。

琵琶の上原まりは確かタカラジェンヌだったが
もともと家が筑前琵琶の家元だったらしい。
(記憶に間違いなければ)
この「筑前琵琶」と「薩摩琵琶」は違うもののようだ。
歴史が古いのは「薩摩琵琶」のほうであり、
「筑前琵琶」は明治以降おもに女性によって引き継がれて
きたものと、以前聞いたことがある。
どちらも歌い方に非常に特徴があり独特な感じがある。

奏者と聴衆

2006年04月10日 14時17分10秒 | 一絃琴
一絃琴を習うようになって、人前で弾くことがたびたびあり
以前にもまして、この「奏者と聴衆」ということについて
あれこれ考えるようになりました。

曲の理解を深めるのはもちろん弾き手として当然のことですが
では、聴衆も内容を理解していなければならないかというと
それはあまり関係ないように思います。
言葉の意味が分からなくても、その曲の醸し出す雰囲気、世界は
伝わるのではないかと想像します。
それは、外国の曲を聴いたとき、綿密に分からなくても
伝わってくる感じがあるのと似ています。
(文語といえども日本語ですから難解なものばかりではない)

また、それは、単に曲の感じだけではなく
奏者の発する『気』のようなものが
聴いている人に伝わってくるからではないかと思ったりします。
(それはよほど熟練した奏者の方の場合でしょうが)

自分がやっているボランテイアの「読み聞かせ」や「対面朗読」においても
同様のことがいえる気がします。
本読みの活動では、読み手の内面がなぜか(本の中身とは別に)
外に出てきてしまうという、興味深いことがあるのです。

吉野の桜

2006年04月09日 13時17分48秒 | 一絃琴
今日は本当は吉野の桜を見に行く予定でしたが
急遽、「中日x巨人」戦を見ることになり、
父子でいま出かけていきました。(私はパス)
もう、うちの近所も満開に近いですね。
でも、満開のときにはすでにはじめの頃の花は
散り始めるから、本当の満開というのはないのかもしれません。

一絃琴の曲に「嵐山」というのがありまして
これは、京都嵐山の花やもみじをこよなく愛でる歌なのですが
このなかに吉野のことが出てきます。
花(桜)の有名な吉野山に勝るとも劣らずの「嵐山」の美しさよ
というような意味なのですが、
その「よし~~のお~~」という旋律が、
まるで吉野山にこだまする山びこのように聞こえ
また、吉野の山に咲き誇る桜のあでやかな様子が
美しい映像さながらに浮かんでくるような、
そんな感じのする曲です。
だんだんと弾くうちに、この作者は吉野も竜田川の素晴らしさも
実際に訪れて知りながらも、なお、やはり嵐山の風情はえも言われず
美しいものだ、といっているのではないかと思ったりします。
(つまり、一般的な常識としての名所の歌ではないという…)

また、「秋待ち顔のもみじさへ」と歌って
眼前にはまだない秋の紅葉の風情を想像しているのは
いかにも日本的な情緒(目の前にはないものを想像するという)を
表現している気がします。


   嵐山 花のさかりは名にし負う 吉野竜田もほかならず
   秋待ち顔のもみじさへ ともにつきせぬ眺めかな

小学校は新体制?

2006年04月08日 07時35分07秒 | 子ども
子どもの学校では、異動やら退職やらで
職員室に行っても知らない先生ばかり…
わが子も、「違う学校にきたみたい」と言っている。

うちの担任は、新卒?の男性の教諭。
(26,7でも新卒っていうのかな?言わないですね、新規採用)
若いも年配もどちらでもいいが、つつがなく一年が過ぎて欲しい。
そんな風に思うのは、子どもたちの小学校生活は
担任次第で天地ほど変わってしまうからだ。