絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

遠足に、ジュースやコーラ

2006年04月28日 12時39分07秒 | 子ども
うちの学校は各学年2クラスずつ(1年のみ3クラス)で
60名弱しかいない。(全校で350程度)
今年、この13名の担任のうち8名が転任者であり
そのうち2名が新規採用の先生だ。
おまけに、もろもろ問題ありでかなにかしらないが
トップの校長が転出となってしまい、もう、なにがなんだか
分からん学校にますますなってきた。

今日は遠足にいっているが、この遠足にジュースを持って行って良いと
わざわざ子どもを通じて連絡があった。なに~~~~!
学級懇談会で、担任に「どういう経緯で何か根拠があってそうなったのか
教えて欲しい」といったら、担任は4年と6年ですでにそう決まっていたので
そうなった、と正直にも述べてくれる。
はあ~~~???
「学年で指導が違うんですか?そういうことは職員会議で統一しないんですか?」
ときくと、「根拠はないみたいです、は~い」というので
もうそれ以上いう気にもなれなかった。(がくっ)

こんな様子なので、学年行事の中身がどうのと言うレベルにも
なっていないのである、実際、学業そのものの危機ともいえる。
なんでもいいよいいよと言って、厳しくしてこなかった結果
鐘がなっても教室にすぐ戻ってこずダラダラする、そういう気風を
作り上げたのは、ほかならぬ教員自身だともいえるのである。
ながく大きな問題が生じなかった結果
平和な?学校として、指導力のない教員ばかり集めたせいで
すでに問題が起きてきていることにも気づかずダラダラし、
結局今のような事態になってしまったのだ。

しかし、真にやる気のある先生っているんだろうか?
久しくみたことがないわ。(がっくり)
教育も、技術的なことより「人」そのものが重要なのだ。


PTA学年行事

2006年04月28日 09時15分30秒 | 子ども
子どもの小学校では、各学年ごとに親睦を深める目的で
行事を行っている。(いわゆる親子行事)
これをお世話するのは学級委員の親御さんだ。

今年うちの子どもは5年生になり、
選出される委員の方も、過去にやっていない人から選ばれるため
非常に残り少ない中からである。
例年(といっても変遷はあるのだが)5年生はキャンプ前ということで
カレーづくりがメインとなっていたのだが、
先日の学級懇談会でなぜか本部から『カレーに拘らない行事を望む』旨の
指示が出たといって、突然陶芸にしようと思うと学級委員が言い出した。

わたしとあと2人くらいの人が、かわるがわる過去の経緯や
なぜカレーなのかということなど、控えめに話をしたのだが
そののち、唐突に「とにかく!今年はカレーをやるつもりはありませんから!」
と、いわれてしまい取り付く島もなかった。

理想をいえば学級委員は保護者の意見をまとめる役割があるが
現実は、自分たちの楽な都合の良いことに終始しがちだ。
それがいけなくはないが、この態度は何のためにPTA活動があるのか?という
基本的な姿勢に大いに欠けていたので、またまた
「物申す」ことになってしまった。

この件については、本部の姿勢そのものが無意味な改革?を
しようとしているように感じられた。
多くの親たちは面倒なことが大嫌いで子どものために、まして
よその子もみんな世話する学年行事なんか大嫌いなのだ。
なぜこの行事をするのか?それを明示していくのが本部の役割であって
自分が自己満足のために本部役員の間に何かを新しくしたりするなんて
もっての他だ。

子どもから、体験を奪っていくのは案外親自身なのかもしれない…
大変でも、親が汗してくれたことは子どもは理屈でなく喜んでいるだろうが
そういう体験そのものがなく過ごしている場合には
「こどもがどんなにうれしく思うか」ということを
親自身実感的にはしらないので、いろいろいっても無駄な場合もある。