絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

いよいよ明日から

2006年04月05日 13時21分27秒 | 子ども
明日から新学年が始まる。もう、高学年の5年生…
中身はいつまでたっても幼稚園の時のままのような気がするのに。

上の子どもと11歳違うので、同じ小学生の親でも
ずいぶん違うことを考えるようになってきたと思う。
それが果たして、いいことなのかどうかはわからないが
年とった分だけ、物事に対し、ある種距離感を持って受け止めるように
なった気がしている。

最初の子のときは、初めて「担任」から『評価』をつけられる
そのことが、非常に重要で、かつ客観的なことと信じていた。
こころの底では「うちの子はそんなことはない」と思いつつ
担任の述べるわが子像に愕然とするのだった…
また、先生の意見に対して自分の子を擁護するという
『無駄な抵抗』をすることもできなかった

今はどう考えているかというと、
自分の見ている子ども像を第一義とし、そこに学校生活での様子を
付け加えてわが子の全体像を明らかにし
それを担任の先生と共有できるよう努力しようと思っている。

教師の資質として重要な要素のひとつである「洞察力」を
備えている先生はごく一握りで、大半は「われは生活者」と
胸張っているんだから、親たちもひるむことはないのである。
(利己主義は困るが)
先生も親も、背中に目はないのだから、
お互い協力し合って、不足しているところを補い合うことが必要だ。

太宰治 ふたたび

2006年04月05日 00時08分29秒 | Weblog
太宰治

筑摩書房

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これは、短編集。
斎藤孝の本から、ふと、また太宰を読む気になった。
こんなにまじめに彼の作品を読むのは中学以来かも??
戦前の日本が、色濃く残っている時代。
しかし、古さをまったく感じさせない。
図書館から、太宰関連の本を山ほど借りてきてしまった…