【ニューヨーク=宮本岳則】12日始まった米金融大手3行の2018年7~9月期決算発表はそろって2ケタ増益となった。最大手のJPモルガン・チェースの純利益は83億8000万ドル(約9400億円)となり、前年同期に比べて24%伸びた。シティグループやウェルズ・ファーゴも増益を確保。米景気拡大で貸し出しが伸びたほか、コスト削減やトランプ政権による法人税率引き下げが収益を押し上げた。
シティの純利益は前年同期比12%増の46億2200万ドル(約5200億円)となった。純収入は横ばいだったが、全社ベースで営業費用を同1%削減し、増益を確保した。ウェルズもコスト圧縮が寄与し、同32%増の60億700万ドル(約6700億円)となった。
(中略)
決算説明会では経営陣から直近の金利上昇についての発言が相次いだ。シティのジョン・ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は不安定な相場について「金融政策が正常化に向かう過程で、市場が金利の適正水準を探している」と指摘。今後も波乱は起きうると述べた。JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は足元の米経済について「非常に力強い」と強調する一方で、「インフレを伴いながら金利が上昇した場合、経済にとっては良くない」と指摘した。
出所:日経
----------------
昨日のシティの決算は悪くなかったです。
利上げに伴い、来年、再来年と米国銀行株の上昇を期待します。
シティの純利益は前年同期比12%増の46億2200万ドル(約5200億円)となった。純収入は横ばいだったが、全社ベースで営業費用を同1%削減し、増益を確保した。ウェルズもコスト圧縮が寄与し、同32%増の60億700万ドル(約6700億円)となった。
(中略)
決算説明会では経営陣から直近の金利上昇についての発言が相次いだ。シティのジョン・ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は不安定な相場について「金融政策が正常化に向かう過程で、市場が金利の適正水準を探している」と指摘。今後も波乱は起きうると述べた。JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は足元の米経済について「非常に力強い」と強調する一方で、「インフレを伴いながら金利が上昇した場合、経済にとっては良くない」と指摘した。
出所:日経
----------------
昨日のシティの決算は悪くなかったです。
利上げに伴い、来年、再来年と米国銀行株の上昇を期待します。