ＮＹ株急落、２０５ドル安

１９日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は米企業業績に先行き懸念が広がったことで急落し、前日比２０５・４３ドル安の１万３３４３・５１ドルで取引を終えた。下げ幅は今年４番目の大きさで、終値として１週間ぶりの安値水準となった。

　ハイテク株主体のナスダック総合指数は６７・２５ポイント安の３００５・６２。ナスダック指数は８月上旬以来、約２カ月半ぶりの安値水準。この日はロンドンやフランクフルトなど欧州の株式市場も軒並み下げた。

　７～９月期の決算発表が本格化する中、朝方に発表された米電機・金融大手ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）や米ファストフード大手マクドナルドの決算が市場予想を下回り、これまで順調に伸びてきた米企業業績の先行きに対する懸念が拡大。米市場では取引開始直後から幅広い銘柄が売られ、ほぼ全面安となった。市場では「今後発表される企業業績の結果次第では、さらなる株安もあり得る」との声が聞かれた。

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時期的に利益確定が出やすいですね。

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