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ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

超訳ニーチェの言葉

2011-01-06 18:00:09 | Weblog
『超訳ニーチェの言葉』フリードリヒ・ニーチェ著、白取春彦編訳(ディスカヴァー・トゥエンティワン・1785円) ■ポジティブな人生訓

「神は死んだ」との言葉があまりに有名な独の哲学者ニーチェ。散文家としても名高い彼の著作から「前向きな」人生訓を“超訳”した本書が、先月15日の発売以来、驚異のペースで売れ行きを伸ばしている。初版1万部のスタートから1カ月足らずで7刷10万3千部を発行。版元には注文や問い合わせが相次いでいるという。

「当初は題名を『明るいニーチェ』にしようと思ったほどです」。そう語るのは、版元ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役出版部長の藤田浩芳さん。読めば納得、「一日の終わりに反省しない」「喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう」といった、まっとうで読みやすい自己啓発本らしい警句や断章232編が収録されている。

「ニーチェというとニヒリズム(虚無主義)とか厭世(えんせい)家といった暗いイメージがあると思いますが、ポジティブな人生訓という切り口は意外性もあり、受け入れられたのでは」と藤田さん。

古典のエッセンスをまとめた同社の「古典シリーズ」第4弾でもある本書。第1弾『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』は21万部のベストセラーとなっており、藤田さんは「先の見えない時代だからこそ、古典に学びたいという読者の欲求は強い」と分析する。

「重厚感にこだわった」という装丁も好評で、20、30代の読者を中心に「装丁がきれい」「プレゼントとしてもよい」といった感想も数多く寄せられているとか。実際の書店では、思想書ではなくビジネス書や自己啓発本コーナーに置かれていることが多いといい、確かにその中で、ぼかしたような黒地に銀色の題名が箔(はく)
押しされた表紙の高級感が、読者の「購入意欲」を後押ししているのかもしれない。(ディスカヴァー・トゥエンティワン・1785円)(三品貴志)

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『超訳 ニーチェの言葉』を読み始めました。

021 努力を続ける

 高みに向かって努力を続けることは、決して無駄ではない。
 今は無駄が多くて徒労のように見えるかもしれないが、 少しずつ頂点へと進んでいるのは確かなのだ。
 今日はまだ到達にはほど遠いだろうが、 明日にはもっと高みへと近づくための力が今日鍛えられているのだ。

(漂泊者とその影)
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