ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

夏目漱石 夢十夜 (加藤剛 朗読)

2010-12-16 04:15:24 | Weblog
『夢十夜』(ゆめじゅうや)は、夏目漱石著の小説。1908年(明治41年)7月25日から8月5日まで朝日で連載された。

現在(明治)を始め、神代・鎌倉・100年後と、10の不思議な夢の世界を綴る。「こんな夢を見た」という書き出しが有名。

第一夜
『こんな夢を見た。腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が…』
死ぬ間際の女に「百年待っていてくれ」と自分は頼まれる。女の墓の横で待ち始めた自分は、赤い日が東から昇り、西へ沈むのを何度も見る。そのうちに女に騙されたのではないかと自分は疑い始める。その自分の前に、一輪の真白な百合が伸びてくる。いつの間にか百年が過ぎていたのだった。

第二夜
『こんな夢を見た。和尚の室を退がって、廊下伝いに自分の部屋へ帰ると…』
「侍なのに無を悟れていない」と和尚に馬鹿にされた自分は、悟りを開いて和尚を斬るか、悟りを開けず切腹するかの二択を自らに課す。 侍は悟りを開くため、無についてひたすら考える。

第三夜
『こんな夢を見た。六つになる子供を負ってる。たしかに自分の子である。…』
田圃道を子供をおぶって歩いている。いつの間にか、子供は目クラになっていた。あぜ道を行くうち、子供は目が見えないのに周囲の状況を次々と当て始め、恐ろしくなった主人公は子供を放り出して逃げることを考える。やがて、子供が「重くないか?」と質問。答えると「やがて重くなるさ」と意味深な笑いが返ってくる。道はいつしか山道へと入り、やがて一本の杉の木の前に辿りついた。子供が言う、「御前がおれを殺したのは今からちょうど百年前だね。」文化五年辰年の殺人を自覚したとたん、背中の子供が急に石地蔵のように重くなった。

.... 第四夜以降、省略

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加藤剛 朗読の「夢十夜」のCDを図書館で借りてきて、昨夜から聴き始めました。

昨夜、第三夜まで聴きました。

この夢の解釈についての私の好奇心が非常に高まっています。
コメント
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