あっという間に一年が過ぎようとしている。
振り返ってみて、この1年何が残ったか。
虚しいことばかりだったように思うが、いや、大事なことがある。
それは、「大した大病にもならず、健康を保てたこと」である。
目の衰えは著しいが・・・
健康を保てたこと、これは感謝しなければいけない。
数年前の心臓を悪くしたときの事を決して忘れてはいけない。
さて、大学での履修も7年目に入る。
生業の営業が極端に減ったから、生活パターンが極端に変化した。
ボランティア活動が大部分を占めるようになった。
営業マンにとってタブーとしていた「政治」の問題にも首を突っ込んでみた。
これまで、商いの世界の「悪」について考えることが多かったが、政治の世界も「悪」だらけであることが良くわかった。
事に、政治のトップクラス二人の「お金」の問題はショックだった。
悪の構図の「ダマシ」「カクシ」「オドシ」は、政治の世界でも共通であることが分った。
一体、「悪」とはなんだろうか、改めて考えざるを得ないようになった。
さっぱり分らなくなった。
それは、ご両人とも「政治とお金」の問題に対して悪と言う意識がさっぱり感じられていないようで、むしろ、その批判に対して挑戦しているように思われるからである。なにか、「悪」が彼らの力になっているようにも・・・
決して良いこととは思わないが、また自分の錯覚と考えるが、政治家の行動の源泉が「悪の構図」の上で成り立っているように思えてならない。
実に、怖い世の中になったようだ。
一晩寝て、この錯覚を忘れて、新年を迎えたい。
写真は、近くの神社の梅。