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【漫画】天にひびき

2011-05-15 | 漫画
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 気づけばけっこう前のことなんですが、『惑星のさみだれ』の最終回間際のアワーズを買っていたころに目に留まったものの、「音楽モノかあ……『のだめ』の二番煎じっぽいからチェックしなくていいか」と思って敬遠していた作品。ちゃんと読んでみたら面白かったので一気に揃えてしまったのだわ。

 なんつーか、波多野さん推し。コレに尽きます。

 思えば最初に読んだのが3巻に収録されている第13楽章(波多野さんが秋央の影響でこれまでノータッチだった系統の曲に取り組むようになる話)でしたけど、これもまた運命石の選択というやつなのかもしれないなー。特に3巻は美月が再登場したり、如月先生の行動が意味深だったりと見所が多かったですし。紛うことなき音楽モノの漫画なのに、ラブコメ要素のほうに着目してしまうあたりが僕の業を示しているとも言えますが。
 実はやまむらはじめさんの漫画は初めて読んだんですけど、なんともいえないもどかしさを感じさせる作風ですね。天才の才能に触れたばかりに道を踏み外し、今もなお振り回されている『天にひびき』の秋央は言うまでもなく、アニメ化が決まっている『神様ドォルズ』もwikiや関連スレを見た感じだと「最強の力を持ちながらももがき続ける」みたいな主人公ぽい印象を受けます。このへんが、やまむらはじめさんの作家としての個性なんじゃろうか。

 話を『天にひびき』に戻すと、秋央モテすぎですよねー?(^q^)イケメン設定なの?
 男女問わずにモテてるというか、男キャラに対しては真摯さ、女キャラに対しては母性本能をくすぐる感じで気に入られてるようなフシがありますけど、例えば波多野さんがどうして秋央に惹かれるようになったのかとか、そういうエピソードは今後描かれたりするんでしょうか。まさか梶原くんのエピソードを先に持ってくるとは思いませんでした。
 しかし、美月は美味しいキャラだよなー。一番好きなのは波多野さんだけど、一番好みの方向に話を動かしてくれるのは美月だよなあと思ったり。秋央との関係性を見て、〝危ない〟のはひびきよりも波多野さんのほうだと見抜いたあたりでニヤニヤが止まらなかったのだわ。
 そんなわけで、続きが楽しみな漫画が一つ増えましたねということで。

 いやー。

 ほっとんどひびきの話しませんでしたねー(^q^)w

 あまりに飛び抜けた存在として描かれているせいで、あまり興味持てないんだよなー。今のところは。このへんも今後に期待ということで一つ。