ブログよりも遠い場所

サブカルとサッカーの話題っぽい

【ゲーム】アーシャのアトリエ

2012-06-28 | ゲーム
アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ (通常版) アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ (通常版)
価格:¥ 7,140(税込)
発売日:2012-06-28

 ガストショップから届きました。ちなみに通常版のサントラコンボってやつ。



 中身はこんな感じ。
 なお左上のワールドガイドCDは、絵柄が六種類からランダムで一種らしいですが、



 開封してみたら幸運にも(?)一番オーソドックスであろうアーシャ&ニオの姉妹でした。まだどのキャラがどんな性格かわからないし、主人公であれば大外れはないだろうということで運がよかったんだと思います。ハイ。

 つーわけで、PS3のシステムアップデート→メディアインストールという手順を踏んでから早速プレイしてます。
 今回は、三作続いたアーランドシリーズとはまったく別の物語ということで、期待半分不安半分で購入したんですけど、導入はオーソドックスなJRPG風味で違和感なくプレイすることができますね。チュートリアルが充実していますし、大幅にシステムが変わったわけではないので、『メルル』あたりをプレイしたことがあるなら、説明書ナシでガンガン進められるのではないでしょーか。
 個人的に感じたのは、アーシャの歩く(走る)速度が遅いせいで少しゲームのテンポが悪いかなということ。序盤の「この先になにがあるんだろう」というワクワク感が持続しているうちは問題ないんですけど、こなれてくるとダルくなりそう。今回も最序盤のチュートリアルを終えると、スタートボタンを押して街中を一瞬で移動できるようになるんですが、その機能があることを踏まえてもアーシャは移動がかったるいです。
 あと、これは『ドラゴンズドグマ』をプレイした直後だからなのかもしれませんが、フィールドのグラフィックは前作からそれほど進歩していないように見えるのに、ところどころPS3が処理落ちするのが気になります。街中で人間などのオブジェクトを読み込むのが遅いですし、今作では話しかけることのできないモブ町人がぞろぞろと歩いてるんですけど、その人数が増えるとカクカクするのはどーなんだろ、と
 このへんの、画面の切り替えや、MAP移動時、戦闘時などのロード自体は早いのに、ヘタに手のこんだことをやろうとしているせいでテンポ感を損なっているのは、いかにもシリーズ一作目って感じッスわ。思うに『FF13』とか『TOX』みたいに、「話す」コマンドを選ばなくても人と話せるようにしたかったんでしょうか?
 正直、無反応の人間がぞろぞろ歩いているのは意味がないと思いました。容量的な問題や技術的な問題で実装が難しかったから、その名残としてオブジェクトだけ残ってるみたいな状態に見えます。気が早いですけど、たぶんこのへんは次回作で大きく仕様を変えてくるでしょうね。
 他は……あ、戦闘はアーランドシリーズに比べるとかなり凝ってます。相変わらず、序盤はこちらが不意打ちすること前提のバランスになっていて、「不意打ちしないとキツイけど不意打ちするとヌルイ」みたいな感じですけどね!
 ただ、ある程度(フラムなどを作れるようになるくらいまで)進めた印象としては、ボタン連打するだけだとやや苦戦するような仕様なので、頭を使わないといけないようなシステムになっているんじゃないかなと。
 や、今回は行動順の概念に加え、味方と敵の位置関係とユニットが向いている方向の概念が加わっているので、例えば先制攻撃をしかけたとき、

1 2 3
▽▽▽

▲ ▲

 こういう位置関係になっていて(▽=味方、▲=敵)、1から順番に行動する場合、1の援護攻撃としてバックアタックを仕掛けるのは3ではなく2にしないと面倒なことになったりするのですよ。
 どういうことかというと、バックアタックの効果は一度きり(攻撃されたユニットは、攻撃を加えたユニットの方向を振り向く)なので、もっとも効率よく敵にダメージを与えるためには、味方同士で敵を前後から挟み込み、常にバックアタックで攻撃するようにしないといけません。
 1ターン目の▽1の攻撃に、▽2が左側の敵にバックアタックを加えると、
1   3
▽  ▽

▼  ▲




 こういう形になります。
 で、2は自分の攻撃のときに右側の敵(▲)をバックアタックで攻撃し、続いて3は自分の攻撃のときにどちらの敵(両方とも▼)を攻撃してもバックアタックになる、といった感じ。
 まー、基本的にそこまでシビアばバランスではないので、適当にやっても勝てることは勝てるんですけど、上記したように考えながらやらないと回復アイテムなどを使うハメになり、長時間採取することができなくなるため効率が落ちるんですよね。そういう意味で、ワリと〝遊べる〟戦闘に様変わりしたのは間違いないんじゃないかなあ。
 あ、あと「想い出ポイント」は結構カツカツなので、作れるようになったレシピは素材が許す限り作ってみて、かつ現時点で簡単にクリアできる依頼はできるだけこなしておいたほうがいいと思います。僕は大きな街に辿り着くまで、どういう行動をすれば想い出ポイントが溜まるのかよくわからなかったせいで、日記をあとから四つ分くらいまとめて書くという、ダメな小学生の夏休みみたいな状況になりました
 なにはともあれ、楽しめていますよということで。調合の仕方とか奥が深そうですし、グイグイとやり込んでいきたいと思います。

 しかし、上でグラフィックは前作とあまり変わっていないなんて書きましたけど、キャラクターのモデリングだけは確実にレベルアップしてますねー。





 何が言いたいかって、ベル可愛いわ!
 3Dモデルと絵、どちらもそれほどツボらなかったのに、戦闘時の動きを見て一発でハマってしまったという結論に至る。戦闘開始時のキレのいい「かかってこいよ」と、必殺技を使うときの腰つきがタマんねえ。
 でもベルたん敵の攻撃一発で瀕死……(´;ω;`)ウッ


 おまけ。



 この二人が、植田&小清水の『咲』コンビでちょっとワロタwww
 マリオンさんは次回作以降でいきおくれる気配がひしひしと伝わってきますねェ……。