ブログよりも遠い場所

サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】レールガンとかアマガミとか落とし神とか

2010-07-01 | 漫画
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス) とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス)
価格:¥ 630(税込)
発売日:2010-06-26


アマガミ 1―Precious diary (ジェッツコミックス) アマガミ 1―Precious diary (ジェッツコミックス)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2010-06-29


神のみぞ知るセカイ 9 (少年サンデーコミックス) 神のみぞ知るセカイ 9 (少年サンデーコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-06-18

 ええ、ええ、とりあえず、『とある科学の超電磁砲』がTUTAYAのレジを占拠してる様に笑いましたとも。あそこってジャンプ漫画の新刊とか『鋼の錬金術』の新刊クラスが置かれる、いわば玉座にも等しい場所だと思っていたのに、『超電磁砲』人気あんだなあ。
 僕は原作小説(『禁書目録』のほう)を二巻で断念したレベル0なので先の展開とかまったく知らないんですが、前巻から引き続きシリアスな方向に突っ走ってますね。こういうシリアス展開に関して、最終的なカタルシスこそ大好物であれ、途中やや重苦しくなるのが苦手な人間なもので、表紙裏と、ところどころに差し挟まれる書き下ろしの四コマにすごく和みました。お互いにお姉様自慢しているようで実はあまり自慢になってないとか、こういうネタ大好き。コレも一種のお約束、様式美と言えましょう。
 本編の方は、相変わらずルビの振り方が神がかってるなと思いつつ、最後の最後で登場した上條さんに心の震えを抑えられなかった。某「そげぶ」ネタくらいでしか彼のパーソナリティを知らないんですが、この人って主人公補正をあますところなく使いこなすあたりがステキだよなあ。この上なく続きが気になる引きだったわー。

 そして『アマガミ』は『キミキス』のコミカライズで好評をはくした東雲さんの手によるもの。何種類か出ているみたいなんですけど、やっぱり『キミキス』からの系譜に連なるものとして、東雲さんの漫画だけ買ってしまいました。
 連載はじまったときは、またオムニバスでヒロインの間を渡り歩いていくものだとばかり思っていましたが、絢辻さん編だけで二巻に突入するというまさかの展開。たしかに『アマガミ』はシナリオのボリュームが『キミキス』の比ではないくらい多かったですし、スキ、ナカヨシルートから名エピソードをつまみ食いする形にしたら一冊ではまとまらないよなーと納得。
 一巻は黒バレして、お互いに歩み寄ったところで次巻に続くといった形でしたけど、ゲームをプレイしたとき特に印象深かった、

「おしっこ引っかけられたのよ」
「え、ええ!? 誰に!?」
「誰? 馬鹿じゃないの!? 犬よ犬!」


 このやり取りにはやはり吹いてしまった。
 あと何気に巻末に収録されたうどん読み切りは嬉しかった。『キミキス』のときは、隠し扱いのヒロインを除けば一人だけハブられるという憂き目にあった人でしたので。

 『神のみぞ知るセカイ』は表紙絵をこれまでずっと主人公である桂馬で統一していたのに、ついにヒロインが――と思ったら今回入れ替わりネタでしたもんねーということで。正直これにはやられたというか、ホント若木先生ってこういうちょっとしたアイディアが冴えてるよなあ。個人的にイチオシの天理&ディアナコンビの出番は、当番回が終わったのに多いですし、これから先も話の中枢に食い込んできそうな感じなので何より。
 で、アニメイトで買ったらペーパーがついてきたんですけど、「TSもの」って言われても最初はなんのことかわからんよね。トランスセクシャル(性転換)という意味なんですけど、まだまだマイナージャンルの域を出ないとはいえ、某「キョン子」あたりが一部でブレイクしたことで、ネタとして目にすることが多くなってきた気が。
 僕は『はぴねす』の準みたいな、いわゆる「男の娘」に関して「なんだかんだいってもテメェらついてんだろ!?」と身も蓋もないことを考えてしまうので、女装だったりエグイ性転換ネタだったりはノーサンキューですけど、TSものはなんかワクワクするよな!?(文章の途中から突然同意を求め始める)
 それはともかく、落とし神がBLゲーにハマるという展開はホント最高すぎる。やっぱ若木先生すげーよ。貴方こそが神だよ。アニメ化おめでとうございます。でもアニメは桂馬の声が下野さんってことで見る気なくしたけどさ!(最悪だ)

 面白い漫画が多いと幸せ。そうでしょ?
 なーんか次は催眠オナニーネタ使ってきそうだなー、落とし神。