フロントのハブベアリングの左右を交換した、愛車エブリィ号。
その交換の際に、 ブレーキパッドがかなり減っていることに気がついてました。
で、注文していたパッドが届いたのと、 今日は比較的外気温が暖かくなるというので、昼休みに交換しました。
パッドは4枚、左右セット約1000円の安物、これで十分です。
レースやるわけでは有りませんので。
*ちなみに、新品のパッドは厚さ10mmです。
以下、記事と写真はアップしますが、 これ見てやる事はお勧めしません。
前回のベアリング交換の時の日記と同じく、 走行に関わる、特に制動装置で有って重要部分ですので、
整備士にやってもらって下さい。
交換は、まず車体をジャッキアップ、そしてタイヤ外します。
次にブレーキピストンを取り外し、クランプで押し込んでおきます。
その際に気をつけねばならないのが、リザーバータンクのブレーキ液量。
ピストン押し込んだ分だけ、タンクに戻りますので、 液量を見て溢れないように注意します。
ブレーキパッドですが、残り僅か・・・ 2mm限界です。
左右で減りが違うのと、 車体の左右のブレーキでも、減りが違います。
こちらはベアリングが駄目になって騒音の出ていた方ですが、 その駄目になっていたベアリングの影響を受けて減りが早いのか?までは
判りませんが、 こういった減り方で多いのが、ブレーキピストンの戻りが悪くなってきているパターン。
ブレーキを踏むとピストンがローターにパッドを押しつけて、左右で挟むように制動するのですけど、ブレーキペダルから足を離してすぐに
ピストンが戻らず、引きずり気味になったりすると、こういった摩耗の仕方をすることが多いです。
夏までにO/Hが必要なかな~・・・・
さて、作業に戻り、パッドホルダーを外します。
交換する新しいパッドに”ブレーキ専用グリス”を塗布。
普通のグリス塗ると死にますです、ハイ!
これには、ブレー鳴きを抑える作用が有るのですけど、余り関係無いかな~。
むしろ設計や材質による影響の方が鳴きに関しては大きいと思います。
グリスの量は少しで良く、薄く塗り広げて丁度良い程度でして、バカみたいにベタベタに塗るのは、逆に危険。
写真の量は、少し多すぎでして、後で拭いています。
グリス塗った上からスペーサー取り付け。
基本的にパッドの耳の部分にもグリスを塗ります。
ホルダーにパッドを戻して、仮組みしておきます。
次はブレーキピストン。
ピストン側にグリスを塗布。
手前のスペーサーにも塗布してピストン側に戻します。
戻したホルダーのボルトにも多少の塗布。
元々有ったグリスが汚れておらずに柔らかかったので、拭き取らずにグリスを足す感じ。
後は、ピストンアッセンブリーを戻して固定。
エンジン掛けて、ブレーキペダルをペコペコペコと踏んで、 踏んだ感じが作業前にまで戻ればOK。
出来ればブレーキ液を交換すれば尚もよしですが、面倒なので今回はやりません。
以上で車体右側ですが、 左側も同じように作業して終わり。
暖かいですね、今日は。