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プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

トレーニング

2006年10月28日 | セラピードッグ
今週から、ペットショップのPetsmartで行われるトレーニング・クラスへ通うことにしました。

セラピードッグのテストに合格したとはいえ、先日大学病院での面接では、多くの人
に会い嬉しさのあまり、コマンドが耳に入らなかったり、美味しそうなにおいがすると、
コマンドを無視してゴミ箱に顔を突っ込んだり……いう粗相があるためです。

ご愛嬌とも言えますが、やはり、セラピードッグは、どんな状況でも私のコマンドに
100%従わなければなりません。そのためには、いつも私へアテンションがきて、
アイコンタクトができる関係でなければいけないわけですが、最近その関係が
崩れている??のではないかと思うようになったのです。



Petsmart のしつけ教室は、その大きなペットショップの店内で行われます。
ペットフードのにおいもしたり、週末は里親募集の犬猫たちもいて、多くの人で
賑わう店内は、マックスの気が散る様々な状況を兼ね備えています。
それが強いストレスとなり、具合の悪くなってしまった犬もいたほどでした。

トレーニングには、自宅レッスン、プライベートなどいろいろなタイプのものがありますが
この状況下でのグループレッスンは、現在のマックスにぴったりでした。

レッスンが始り、基本のアテンションの練習さえも上手くいきませんが、
先生とは、完璧にこなしていました……。

「マ~ックス」1オクターブ高く楽しそうな声で呼ぶよう指導され、アイコンタクト
がとれたら、「Yes!!」 と言ってすばやく ごほうび (今日は特別チーズ!!)をあげる
練習を繰り返し、調子がでてきました。

続いて、Sit&Stay の練習は、犬連れのお客さんなどに注意散漫になりつつ、
何とかこなしました。

そして、左横について歩く練習では、左の親指におやつを隠し持ち heel
のサインをしながら歩きます。一応出来たものの、他のオーナーの親指について
行ったり……と課題を残しました。


読書介助犬として

2006年10月27日 | セラピードッグ
マックスと訪れている児童福祉施設で、今日からリーディング・プログラム
スタートさせました。

子供達はそれぞれ好きな本を持ち寄り、ひとりずつマックスに読んで聞かせる
というものです。私達にとっても、そしてこの施設でも、初めての試みです。

R.E.A.Dプログラムは、読むのが下手で、クラスのみんなの前で読むのが
苦手という子のため、ひとりずつ入れ替わりで、犬とハンドラーだけの前で
本を読むというスタイルをとりますが、この施設では、どの子もリーディングが
上手ではなく、同じ仲間の前で読むことに抵抗は特にないようなので、普通に
マックスを囲み、読みたい子から順番に読んでいくことにしました。

先生から「ほとんどの子が、簡単な本でさえも読めない」と聞いていたのですが、
実際はじめに読んだ子だけ、ひとりで何とか読めた他は、アシスタントの女性が
ヘルプしなければ、読みすすめることができない子ばかりでした。

すでに11歳という男の子は、本当に1単語ずつ教えてもらわなければ、字を読む
ことができなかったので、絵本の1ページ5行でさえも、かなりの時間を要しました。
本人もだんだん困った顔になり、他の子供達もさすがに退屈し始めてしまいました。

寝転んで、聞いているのか聞いていないのか分からない態度のマックスでしたが、
そんな雰囲気を察したのか、ゆっくり、ほふく前進したと思ったら、その男の子の
膝に顔を寄せ、まるでその絵本をのぞきこむようなしぐさをしました。

そこで、私は「その話面白いから、マックスは絵を見せてほしいみたいよ」
と言うと、その子の表情がゆるみ、絵をマックスに見せながら、頑張って最後の行まで
読んでくれました。マックスのさりげない仕草が、効果的なサポートとなったようです。

それぞれの子が読み終えると、マックスは尻尾を振ったり、顔を上げたりしたので
子供達も、それなりにマックスが自分のリーディングを聞いてくれたと感じたようで
苦手なはずなのに「次はここからね」と言ってくれる子もいて、嬉しくなりました。



今日は、新しい子供が来ていましたが、そのうち一人の男の子は、顔に複数の
まだ生々しいアザやタバコを押し付けた痕がありました。

この施設には、虐待から保護された子供もいることは知らされていたものの、
私にとっては初めての経験だったので少しショックでしたが、その子が帰る時に
「また来てね」と明るく言ってくれたので、私の方が逆に救われる思いがしました。

私は読みを教えるわけでもなく、特に何かしてあげることもできませんが、
様々なつらい状況に置かれていた子供達が、マックスと穏やかな時間を過ごし、
楽しみながら苦手な本に少しでも親しむようになったらと願うばかりです。

セラピードッグ面接試験

2006年10月25日 | セラピードッグ
今日は、書類審査に合格した大学病院での面接試験でした。

大学病院のロビーで、担当の方が来るまで待つこと10分。
その間、たくさんの人に声をかけられ、なぜてもらい、すっかりご機嫌のマックス。

そして、エレベーターに乗ったり、カフェテリアの前を通ったりして、何人もの
スタッフに紹介してもらい挨拶しながら、病院内のオフィスに辿り着きました。
実は、この時の私とマックスの対応を審査されていたのでした。

オフィスに入ると、いよいよ私へのインタビューとなりました。
この病院は「セラピードッグいます」と新聞広告を出しているほど、セラピードッグ活動
に積極的なものの、その分慎重に採用をしていますと言われ、少し不安になる……。

「なぜセラピードッグ活動をはじめたか?」
「これまでにどのようなボランティア活動に参加していたか?」
「ボランティア活動の意義をどう考えるか?」


といった質問から、経歴やマックスについて説明しました。

「趣味は?」と聞かれ「マックス」と答えると、一笑されましたが、マックスとの散歩
イベントへの参加、犬の雑誌や本を読むことなど、すべてが今の私にとって大変
興味深いことと説明すると、「気に入ったわ、あなたもマックスも」と言われ
無事採用が決定しました~!!

インタビューの後は、マックスの特長と性格から、どのような活動が向いているか
話し合いました。

マックスは、大勢の人に囲まれても怯えず、どんな人に会っても嬉しそうなので
入院している患者さんたちが、本を読んだり、お話をしに集まる部屋への訪問を
薦められました。がんセンターなどで長期入院している患者さんが多いそうです。

ベッドから動けない患者さんの各部屋を訪問するには、落ち着きが足りないので
こちらは、ロビーなどで、大勢の人を相手にするのが苦手という他のセラピードッグ
に従来通り担当してもらうことになりました。

実際の活動は、私が病院の施設や規則などを学ぶオリエンテーションに参加し、
ツベルクリン反応や健康診断を受けてからになるとのこと。

病院には、セラピードッグへの理解が深い方が多いおかげで、雰囲気も良く、
マックス自身多くの人との出会いをとても楽しんでいたので、彼の特性を活かした
活動が見つかり、本当に良かったと感謝するばかりです。


             採用されました~!!

R.E.A.D.プログラム

2006年10月06日 | セラピードッグ
セラピードッグは、病院や老人ホームを訪れたり、リハビリのお手伝いをする他に
小学校や図書館、養護施設などで子供達が本を読むのを聞くという読書介助犬
としてのお仕事があります。

初めてこの活動に取り組んだとされるサンディー・マーティン氏は、R.E.A.D.プログラム
を設立し、いくつかのセラピードッグ協会もこの活動に賛同しています。

先日、マックスと私の通う虐待された子供達の施設で、このプログラムを紹介したところ
犬に本を読む?とやはり初めは不思議そうでしたが、マックスとくつろいだ雰囲気の中
緊張したり、間違いを指摘されることなく、好きな本を読んであげるうちに、本を読むことに
に親しみを持つようになることを理解して頂き、次回の訪問から初めてみることになりました。

子供達は、すでにマックスに慣れ親しんできており、私の拙い英語でのスピーチにも
限界があるので、私としては、もう一歩踏み込んだ活動をしたいと思っていたのです。

R.E.A.D.プログラムの先駆者サンディーさんを紹介した、感動の今西乃子さん著の
「犬に本を読んであげたことある?」の活動を、ついにマックスと私ができるかと
思うと嬉しくてなりません。

子供と犬、そしてこのプログラムには、大きな可能性があると私は信じています。

   
犬に本を読んであげたことある?
   今西 乃子 講談社

 ★R.E.A.D.とは、Reading Education Assistance Dog の略です。

アニマル・レッスン

2006年10月04日 | セラピードッグ
マックスにハロウイーンのバンダナをつけ、施設へ行く準備をしていると
どうやらマックスは、どこへ行くのか分かったらしく、尻尾をフリフリ嬉しそう。

今日のスピーチのテーマは、マックスもかつて参加したことのあるドッグショー

ドッグショーでは、どのように審査されるのか披露し、子供達にもマックスの体を
チェックさせながら、チャンピオン犬は、美しさだけでなく、その振る舞い方も大切と、
少しお説教っぽい話になりましたが、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と呼ばれる
子供達も何とかじっとしたまま聞いてくれました

そして、実際にブラシとクシで、グルーミングに挑戦してもらいました。
マックスは、ブラッシングしてもらい、とても気持ちよさそうにしていて、
いつの間にか、子供のヒザに頭をのせて、甘えたりもしていました。

先生曰く、両親に甘えることができない境遇の子供が多く、他人にも優しくする
ことが上手く出来ずにいるので、マックスに甘えられたり、世話をしてあげると
いう立場になることは、とても良い経験だったそうです。

前回、マックスと握手し、初めて笑顔をみせてくれた自閉症の少年は、あれ以来、
顔を上げるようになり、普通に施設内ですが、授業を受けるようになったそうで、
今日は会えませんでしたが、普通の生活を取り戻していることは、本当に嬉しいです。

最後に、みんなにマックスのステッカーを渡すと、とても喜んでくれました。

次回は、この施設が付属する大学病院と地元紙の取材を受けることになりました。
ついにマックス、マスコミデビュー?!



 ★子供と一緒に歩く際に、ダブル・ループ・リーシュ(↑)を使ってみました。
  首輪との接続部に、もうひとつ持ち手がついているものです。
  

セラピードッグの勉強会

2006年09月23日 | セラピードッグ
デルタ協会主催のセラピードッグ勉強会へ参加してきました。
ペンシルベニア州 Lititz という町は、プリンストンから車で2時間ですが
開催が大変限られている貴重な勉強会なので、早起きして出かけてきました。

アーミッシュの町ランカスターの近くのこの町は、マクドナルドやスーパーもない
素朴な所で、実際にアーミッシュが馬車を走らす姿も見ることができました。

講師は、元大学教授のジャクリーヌとセラピードッグとして活躍するボーダーコリーと
コリーのミックス犬ラルフ。捨てられて道に迷っていたのを引き取ったのだそうです。

会場は、二人が訪問している高級(!!)老人ホームのアクティビティールーム。
実際 セラピーポニー(!!)の活動を見ることができました。
ペンシルベニア州では、犬と同じくらい馬やポニーが活躍しているそうです。

  ペディキュアしたポニー、本当にかわいかったです。

しかし、タブーの1時間遅刻……楽しみにしていたお年寄りの方にとって、これは
長い時間で、お昼寝等の関係もあるので、気をつけなければいけないと実感。

さて、勉強会では、アニマル・テラピーを受ける患者さんや子供達はもちろん、
オーナー自身、そしてペット達、皆にとって楽しい活動となるための講義となりました。

特にペット達にストレスを感じさせてしまう活動は、虐待になってしまうので
ペットのストレスサインや、苦手な行為(ex.ハグされる)などを見極めるだけでなく、
どのような活動に向いているのか、訪問先や活動内容の選択が大切とのことでした。
(ex. 他の犬とのグループ活動、1対1、年代、大人数の会場...etc.)

また、訪問していた方が亡くなったり、乱暴なことを言われたするなど、オーナー自身が
ストレスを感じることも多いので、自分に合った訪問先の選択と心構えを持たなければ
いけないとも。 実際、ジャクリーヌは、ホスピス訪問での悲しいことや、施設で子供に
ラルフを蹴られたこともあったそうです。 その他、

 ・セラピードッグ活動の参考書紹介
 ・様々な活動スタイル
 ・リーディング・プログラム R・E・A・Dのこと
 ・病院訪問の際の感染対策……MRSA感染による犬の死亡事故
 ・スタッフとの関係………………犬嫌いな人も中にはいるので上手く付き合う
 ・患者さんとの接し方……………車イス、起き上がれない方etc.
 ・丁寧に言う病名&NGワード……ちょっと苦手だが、覚えるしかない
 
の具体的なお話があり、本当に勉強になりました。去年は、勉強会に出席する
勇気がなかったので、少しは成長したのかなと思う一日でした。


マックスの優しさ

2006年09月18日 | セラピードッグ
セラピードッグのデビューをさせて頂いた施設へ、再び行ってきました。
12名の子供達の待つ部屋へ入ると、ちょっと退屈そうな、まったりムードでしたが
マックスを見るなり、子供達はパッと顔を上げてくれました。嬉しかった……。

マックスがひとりずつ握手すると、自然にマックスを囲むように輪ができたので
私も子供達と一緒に床に座り、マックスの仔犬時代の話を写真と共にしました。

マックスの兄弟のこと、ケーキの盗み食いをはじめ、つぎつぎと家具や電気製品、
眼鏡を破壊する大変ないたずら者で、訓練学校でも遊んでばかりだったこと…etc.

マックスをさわりながら、みんなきちんと私の話を聞いてくれ、生まれたばかりの
息子と並ぶ姿や、哺乳瓶をくわえるお茶目な写真では大笑いし、決して優等生では
なかったマックスに親近感を持ってくれたようでした。

お話の後、マックスと一緒に歩いてみようと誘い、ひとりずつ部屋を一周しました。
 *引き綱は絶対に離してはいけないので、私も一緒に持ち歩きます。

部屋の壁際にいるスタッフの方々に挨拶しながら、嬉しそうに歩くマックスでしたが
3人目の女の子と歩いている時、突然、部屋の一番奥にいる男の子の前で、
伏せをして止まってしまいました。

この男の子は、自閉症犬嫌いと聞いていたので、あまり無理に近づけてもいけない
と思いましたが、マックスはどうにも動かず、彼に向かって尻尾を振り続けるのでした。

「マックスはあなたに挨拶したがっているみたい。握手してくれる?」

と言ってみると、恥ずかしそうに、でも笑顔を見せて、そっと手をのばしてくれました。
前回もずっと床を見たまま、うつむいていた子が笑ってくれたのです!!
それ以降は、顔を上げ、マックスをずっと見てくれるようになりました。

彼はこの施設に来て1年になるそうですが、笑顔を見せたのは今日が初めてだったと
先生は目を赤くしながら話してくれました。
そして、これからも引き続き、月2回程のペースで通うこととなりました。

彼の前を通り過ぎなかったマックスの優しさは、素晴らしく、誇りに思いました。


セラピードッグ・デビュー

2006年09月07日 | セラピードッグ
本日、マックスと私はセラピードッグとして、初めての活動を行いました。

日本滞在中に、書類審査中の病院とは別の病院の先生からお話を頂き、本日所長
との簡単なインタビューの後、いきなり12名の子供達と8名のスタッフに紹介されました。

大学病院の小児病棟と聞いていたのですが、具体的には、行動障害情緒障害
注意欠陥多動性障害自閉症など、様々なストレスや環境により、自分の感情を
コントロールすることができなくなり、孤立し、かんしゃくを起こしたり、拒食や偏食
乱暴や自傷行為をするようになってしまった5歳から12歳までの子供達のケアを
専門に行っている施設でした。

初めは、シーンとして関心のない態度でしたが、マックスをさわるうちに打ち解け
嬉しいことに、次々と質問が飛び出し、止まらなくなりました。
子供の質問は、答えに困るものもあり、また英語で答えるのは大きな試練でした。
考えてみると、こんなに大勢の人の前で拙い英語を話したのは初めてです。

先生は、多くの子供達がいつになく興味を持ち、目を輝かせ、コミュニケーションを
楽しんでいたなど、初回にして大きな効果が見られたと高く評価して下さり、次の
アポイントを頂きました。このコミュニケーションが彼らには大切なケアなのだそうです。

次回は、何か面白いマックスのエピソードを話してほしいとのこと。
自分が英語でスピーチするなど考えたこともありませんでしたが、彼らが楽しんで
くれるのなら、何とか頑張ってみたいと思います。

マックスは、大勢の子供やスタッフに囲まれ嬉しそうでしたが、さすがに疲れた
様子で、帰宅するやぐっすり寝てしまいました。

初めてなので、ついムリさせてしまったところもあり、今後は集中力が切れないよう、
ストレスの限界である30分以内に終えるように心がけたいと思います。



セラピードッグの就職活動

2006年08月19日 | セラピードッグ
セラピードッグ試験に合格し、先日正式にTherapy Dogs International,Inc.
メンバーとして登録されました。

しかし、メンバーになったとは言え、仕事を斡旋してもらえるわけではありません。
ボランティア活動を始めるには、自ら病院や老人ホーム、養護施設などを訪ね、
セラピードッグの活動を理解して頂くことから始まります。

営業活動は、日本語でも苦手なことですが、幸いなことに、協会の方から
プリンストン地区でセラピードッグのボランティアを募集している病院を教えて
頂くことができました。リハビリセンターも備えた大きな大学総合病院です。

電話は苦手なので、マックスの写真を同封して手紙を出すと、すぐに担当の方から
連絡があり、ボランティア申請書と推薦書2通、そしてホームドクターの健康証明
を提出するようにと言われました。書類審査後、インタビューとなるそうです。

面接も大きな試練ではありますが、まずは書類審査どうなるでしょうか……。
とにかく明日から東京!! 美味しいもの食べてきま~す!!


セラピードッグの条件

2006年08月14日 | セラピードッグ
セラピードッグになるには、特に条件というものはありませんが、一応次の5項目を
クリアーしていることが前提となります。

①人や犬、その他の動物を噛んだことがない
②ドッグファイトに関わっていたことがない
③子供から老人まで、どんな人とも接することができる
④人ごみを嫌がらない
⑤健康である(犬もオーナーも)

純血種に限られているわけでもなく、犬種やサイズも問われません。
先日、セラピードッグ試験のボランティアをした際も、グレートハウンド、
チャウチャウ、ボーダーコリーなど様々な犬種が来ていました。

ストレスがかかる仕事なので、パピーの時から、そして普段から、いろいろな場所
へ連れて行き、多くの人や犬とふれあう経験が、すべての基礎になるそうです。

また、おとなしい犬に比べ、好奇心旺盛な犬は、コントロールするまでは難しいものの、
様々な状況への適応力が高く、ストレスを感じにくいので、将来的、長期的に見ると、
このような犬の方がセラピードッグに向いているとも言われています。

セラピードッグの健康管理

2006年08月09日 | セラピードッグ
セラピードッグは、年に1度の健康診断&予防接種証明が義務付けられています。

①狂犬病
②3種混合(ジステンバー、パルボ、肝炎)
③レプトスピラ症  

また、ノミ&ダニの予防フィラリアにかかっていないことの証明も含まれているので、
家庭犬としても当然のことながら、毎月フィラリア予防薬を与え、ノミ&ダニ予防
のフロントラインなどの対策を取ることが必要となります。

盲導犬に比べ家庭犬の寿命が劣るのは、家庭犬のフィラリアによる死亡が今なお多く、
健康管理における問題の影響が大きいことがあげられるそうです。

マックスは、毎年6月に各種予防接種&健康診断、そして、これからは毎年12月
にもセラピードッグとしての健康診断を受けることになります。(すべて自費)

年2回の健康診断を受けることは、すでに5歳半となったマックスには大切なこと
かもしれません。そして、私自身も、病院を訪問するにあたり、健康診断を受ける
こととなりました。これもまた、いい機会です。

 

エキストラ

2006年07月15日 | セラピードッグ


NY州バレーコテージにある老人ホームでデルタ協会セラピードッグ・テスト
があり、今回はマックス抜き、ボランティアのエキストラとしての参加してきました。

病院の待合室を設定し、座っている患者さんの間や、人ごみの中を通り抜けたり、
車椅子や歩行器の人、大勢の人に囲まれて、さわられたりするテストがあるので
患者その5(?)役をやらせて頂いたのです。子供とお年寄りの方もいて、私も一応
くしゃみやせき、大声や奇声をあげるという演技もしたのです。

百聞は一見にしかずとはこのことで、言葉の壁を超え、テストの様子を見ることで
たくさんの疑問がクリアーになり、とても勉強になった上、かわいい犬たちを
さわったりすることができた良い機会でした。

合格者のチャウチャウ、ボーダーコリー、ゴールデン・レトリーバーなど、どの子も
好奇心旺盛で愛嬌のあるかわいい子ばかりでした。
嬉しくて私に飛びつこうとした子もいたのですが、飛びついたら不合格になって
しまうので、マックスで慣れている私は、タイミングよく押さえることに成功し
無事合格したオーナーの方には、何度もハグをされました。良かったよ~。

今日テストを受けた6組の皆さんは、セラピードッグ・キャンプに参加していた方
ばかりで、1組を除いては見事合格。素晴らしいコンビネーションを見せて頂きました。

審査員の一人が、私のそばで、評価のポイントを解説してくれたのですが、
犬の示す様々なストレスサインを見逃さない点など、あらためてデルタ協会
セラピードッグのあり方に感心させられました。


 これが老人ホームです。さすがは、プライベートを大切にするアメリカ人。
 小さな家が教会の敷地内に点在し、軽犯罪等で社会奉仕の刑となった人達が、
 芝刈りや家の修理をしていました。セラピードッグも訪問しています。
 NY州では、犬にリーシュをしなかったり、糞の処理をしないと50ドルの罰金です。


セラピードッグ試験

2006年06月26日 | セラピードッグ
ついにセラピードッグ試験に合格しました!!
TDIと呼ばれるTherapy Dogs Internationalによる認定です。

今回は、かなり大勢のギャラリー(もちろん犬連れ、それも苦手のシェパードばかり)
を前にしてのテストであったにもかかわらず、マックスはとても落ち着いた行動
を見せてくれました。(デルタ協会では、他の人の審査中は立ち入り禁止でした。)

TDIテストは、AKC優良家庭犬CGCテストが基本となりますが、
Reactions to Distractionsなどの項目において、

①松葉杖が床に倒れた音に対する反応

②床にある食べ物を無視して、通り過ぎることができる

③セキ、クシャミ、激しい呼吸、奇妙な声に対する反応(審査員が演技する)

④子供や老人が体をなでる

⑤車椅子に乗っている人に挨拶する  

などの追加審査がありました。リーシュはいつも弛ませた状態で、コマンドは優しく、
アイコンタクト&英語で通し、何とかドイツ語&日本語も使わずにすみました。

しかし終了後、審査官に「マックスは、あなたの意図をすべて理解しているわね」
と言われました。結局、言葉の問題ではなかったのかもしれません。

早速今日は、かかりつけの獣医の先生に報告し、専用フォームの健康診断書
書いてもらい、登録費($35)とマックスの顔写真と共に協会へ送りました。

私の英語力の問題もあり、いろいろ遠回りとなりましたが、ようやくスタート地点
に立つことができました。(結局英語の方は、まったく成長していません……)


↑会場となったペンシルベニア州のシェパード犬ブリーダー宅の入口

 シェパードパイの作り方は、こちらから→

初めてのエバリュエーション

2006年06月10日 | セラピードッグ
一日も早くセラピードッグとして活動したいと思いつつ、ASPCAやシェルターでの
仕事など、自分のできることを模索するうち、早いもので米国へ来て一年が過ぎました。

ひとつのステップであった優良家庭犬テストに合格後、本日ようやく目標であった
デルタ協会のセラピードッグとしてのエバリュエーションを受けることとなりました。

米国トップのアニマルテラピー活動を行うデルタ協会は、条件や審査が厳しく、
ニオイに関しても耳や口にまで鼻をつっこんで確認するので、昨日はマックスも
PETCOでグルーミングをすませ、私の服装(これまた審査対象)にも気を使いました。
また、駐車場から評価するというのも本当で、審査員からいろいろ質問も受けました。

今日は30分ごと18組のテストが行われましたが、今回の合格者はたったの1組。
嬉しいことにそれは黒ラブ組だったのですが、我々マックス・ペアーは合格ならず……。

今回は、右も左も間違えずに頑張りましたが、Not Ready=不合格(再試験可能)と
なったのは私の方で、マックスは、なぜてもらう審査中にお腹まで見せたのが良かった
のか、素質も実力も十分と、審査委員長が運営するセラピードッグ団体へのスカウトも。

私のミスは、とにかくリードを引っ張ってしまうこと。これは、子供や患者さんに
乱暴な印象を与えてしまうので、絶対禁止の行為なのですが、分かっていても、
他の犬(よりによって苦手のシェパード)とすれ違うテストで、興味を示すマックス
をスクールで習ったくせで、ついついキュッキュッと引っ張ってしまったのでした。

すべてのコマンドはトークでと言われても、そのトークはすべて英語であり、
饒舌でオーバーで、声も高く大きいアメリカ人に比べたら、私はおとなしく映り、
今ひとつマックスとの仲良しさをアピールする力が足りなかったようです。
友人の言う通り、演劇学校にでも行かない限り無理じゃないかと思ってしまいます。

不合格だったことは残念でしたが、それ以上に審査員の方々をはじめエキストラの
ボランティアをしてくれたおばあさん達や子供達と出会い、セラピードッグとして
の活動を行うために、私はもっと人と動物、そして自分のパートナーであるマックス
に対してもっと優しくなければいけないこと、そして、この道は奥が深く長いこと
を痛感しました。私の未熟さを審査員は見抜いていたのかもしれません。



 ★ONE WAVEのトップページに、マックスの写真を掲載して頂きました!!

身体検査&予防注射

2006年05月26日 | セラピードッグ
いよいよセラピードッグの試験に向け、今日は動物病院を訪れ、必須条件である
マックスの身体検査を受けてきました。

通常の健康診断の他、体温や脈拍、呼吸数までも測定。
おかげさまで、エクセレントと診断されましたが、耳の汚れについては2週間後に
再検査。私が拭きすぎて、耳の中が赤くなっていたのも指摘されてしまいました……。 

また、寄生虫検査は、サンプルを持参し検便してもらい、フィラリアについても、
毎月薬を飲んでるので大丈夫なはずですが、血液検査を受けることに……。

狂犬病については、町のドッグ・ライセンス更新時の無料予防接種を受けていましたが
もうすぐ期限の切れる、ジステンパー、パルボ、肝炎のいわゆる三種混合(DA2BBC)と
恐ろしいティックによるライム病の予防接種の2本をお願いしました。
プリンストンにはティックがやたらいるので、これでひと安心です。

ヨーロッパを離れると、ほとんど役立たない犬パスポートですが、こちらも一応
接種証明を記載してもらいました。
日本もドッグランに入場する際、提示するようにするといいかなと思います。

しかし、今日の身体検査で一番ショックだったのは、マックスが太っていたこと。
これは、私の体重とも比例するものでもあり、帰りはマーサー・パークをたっぷり
散歩してきました。 夏に向けてシェイプアップ!!


  ちょっと疲れちゃいました……      子供の時に噛みボロボロのパスポート