プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

天城越え

2011年10月23日 | 旅行
伊豆の天城高原へ行ってきました。

マックスが亡くなってから、家族でのんびり温泉へ行こうかと
話していましたが、ようやく行くことができました。

紅葉し始めた景色がとてもきれいで、マックスが走り回る姿を
思いながら、車を走らせました。

伊豆は、ペットと泊まれる宿やペットOKのレストランや
カフェ、ドッグランも多い犬に優しい町です。
いろいろなところでワンちゃんを見かけました。

城ヶ崎海岸の吊り橋から見渡せる海は、とてもきれいでした。



宿泊したのは、主人の会社の保養所でしたが、期待していた以上に
お食事もお部屋も素晴らしく、ゆっくり一人で温泉に入った後は、
子供達より早く深い眠りに落ちてしまいました。

そして、マックスが夢に出てきてくれました。
最近、保護された犬で気になる子がいるんですが、
そのことで何か言いたかったのでしょうか??

保養所の朝食にあったアジの干物が絶品だったので
帰途、支配人お勧めの干物屋さんへ立ち寄りました。

伊東の丸達!! 塩加減が絶妙で本当に美味しい!!
機会があれば、是非お試し下さい。

東日本大震災でのペット達

2011年10月16日 | セラピードッグ
麻布大学「東日本大震災における人と動物」というテーマで
行われたシンポジウムに参加してきました。

最初のパネリストは、宮城県塩釜市のオノデラ動物病院の佐藤真美さん。
ブログ「宮城の獣医たち~震災で被害を受けた多くの動物と飼い主の皆様へ」

津波の被害を大きく受けた隣接する多賀城市と七ヶ浜町の避難所を回り、
ペットフードと薬の提供、回診活動をはじめ、津波を受けたペット達の
シャンプー会、仮説住宅への移住に伴いペットを飼うマナー講座、
飼い主を失ったペット達の保護活動をされてきた方です。

飼い主も含め、犬への理解が不足する地域で、このような活動をする
のはとてもご苦労が多く、罵声暴言をあびることもあったそうです。

津波を受けてドロドロの犬を洗ってあげた写真には涙がでました。
それでさえ、反対の声もあり、避難所の裏の方で行ったとか。

次に、震災後様々な支援されてきたペット情報誌「PEPPY」
西澤亮治さんが、いわき市動物保護センターなど数ヶ所の状況を
詳しく伝えて下さいました。

最後は、環境省動物愛護管理室の大倉弘二さんが、政府の震災後
の取組みとこれからの対応、保護犬の里親募集について。

私が思っていた以上に、ペットに対する考え方が欧米と比べ
20年も30年も遅れている現状と、無力な環境省と自分に愕然・・・・・・。

「新しい意見を・・・」と言われていたのにかかわらず、考え方の
あまりの違いと大御所も多く、質問どころではなくなってしまいました・・・・・・。

私なりの視点で考えた問題点と今後の対応については、
あらためてレポしたいと思います。

アニマルセラピー評価者養成講座

2011年10月09日 | セラピードッグ
三連休は、日本獣医生命科学大学での動物介在教育療法学会
「アニマルセラピー評価者養成講座」に参加してきました。

日本でもアニマルセラピー活動が認知されるようになり、参加者も
激増する中、ハンドラーと動物の資格試験を開催し評価する人材も
必要とされてきています。

そこで、動物の福祉を守り、より安全で安心、効果的な活動としていくために、
米国デルタ協会の協力を得て、ようやく日本でもセラピーアニマル活動
の基準となるものが作られました。

酪農学園大学、麻布大学、日本獣医生命科学大学の先生方、そして、
数ある協会の代表者や獣医師の方々が共同し立ちあがってくれたのです!!

今回は、それに基づく、日本で初めての評価者養成講座となったもので、
11月に麻布大学で実習、12月の試験に合格すれば、日本第一号の
評価者になれるかもしれないという記念すべきものだとか……。

受講者には、赤坂動物病院柴内先生もいらしていました。
私は30分で行くことができましたが、全国から飛行機や新幹線でいらしていた方ばかり。

帰国して、このような展開になるとは想像もしていませんでしたが、
友達の紹介などの導きで、今回参加できたことに感謝するばかりです。

受講しながら、アメリカでマックスと活動してきたこと、また、最初に
デルタ協会の試験を受けてから、他の方々の試験を見学させてもらったり
アシスタントとして参加していた時のことが思い出され、そんな経験も今後
生かすことができるかと思うと、時折、感動で胸がいっぱいになりました。

日本でマックスと活動することはできませんでしたが、このような形で
日本のアニマルセラピー界の発展に貢献することができたら、こんなに
嬉しいことはありません。しっかり頑張りたいと思います。


動物介在教育療法

2011年10月06日 | セラピードッグ
すっかりご無沙汰している間に、秋が深まってまいりました。
新しい仕事は、通関から経理、給与、税務申告、掃除やお茶くみまで
一人でこなさなければならず、かなりバタバタしていました。

さて、いよいよ今週末は、日本獣医生命科学大学で動物行動学等のお勉強会に参加してきます。

この大学に通う友人の紹介で、日本動物介在療法学会の先生とお話する機会があり、
アメリカでのマックスとのセラピードッグ活動を生かして、これからセラピードッグ活動
を行おうとする方々をサポートしていく仕事をしてみないかと言われたものです。

日本でも、動物介在療法、いわゆるセラピーアニマル活動が認知されるようになり
活動しようとする人が増え、それに伴い指導や評価する人の需要も出てきたようです。

私としては、早くパートナーを見つけ、先日長男が手作りラジオを送った
震災で家族を失った子供達などを訪問することができたらと考えていましたが、
まだ次男が小さいこともあり、現実的にはかなり先になってしまいます……。

それならば、活動を始めることができる方々のお手伝いができればと思い、
また、動物行動学など専門的な知識も身につけたいと思っていたので
アメリカの協会から活動記録などの書類を作成してもらい、学会の審査を
無事通過し、今回参加させて頂くことになったものです。

専門的なお勉強に果たしてついていくことはできるのか??
12月には試験もあるのですが……。
とにかく頑張ってこようと思います。


 昭和記念公園のコスモスの丘
 今年は台風の影響もあり、株がまばらで、まだ満開ではありません。
 みんなの原っぱのコスモスは、今きれいに咲いています。