プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

Happy Halloween!!

2005年10月31日 | U.S.A.News
ついにハロウイーン当日、ハロウイーンブームの押されて、最近
はまっているスターバックスのパンプキン・スパイス・ラテを
飲みに行くと、お馴染みの店員さんはハチの仮装をしていました。

ラテを片手に、スーパーへ行くと、菅笠をかぶり浪人になっている
店員に「さよなら、ございます~」と変な日本語で挨拶され、思わず
大笑いしてしまいましたが、彼は普通の顔して仕事に戻っていく姿
がまた面白かった。

さてハロウイーンは楽しいイベントですが、子供達がもらったリンゴや
ケーキの中に針が入っていたとか、訪れた家に引きずり込まれいたずら
されたとか、暗い道で誘拐……etc.といった事件もあるそうです。

近所を回るにも、必ず保護者が付き、市販のパックされているお菓子
しか食べてはいけないという暗黙のルールがあるとか。

また反対に、この日ばかりは、玄関のチャイムが鳴れば簡単にドア
を開けてしまうので、悪い人が家に入り込んできたり、ドアを開ける
とシェイビングクリームなどを撒き散らすなどのいたずらをしていく
悪い子供もいるので、要注意とか。

でも、我が家へは予想よりやって来た子供の数も少なく、無事に楽しい
ハロウイーンの夜を過ごすことができました。

子供達のグループのほとんどが、ユニセフの募金箱を持って寄付を
呼びかけていたのが、とても印象的で感心しました。

ハロウイーンです!!

2005年10月30日 | U.S.A.News



本場アメリカのハロウイーン、やはりすごいです。

クリスマスに次ぐビッグイベントなだけに、家や庭の飾り、そして
ベイビーから大人まで、そのコスチュームの種類の豊富さは並みじゃ
ありません。

さて、今日はハロウイーン名物のジャコランタンを作りました。

まずは、パンプキンの上部を切り抜き、タネと中身を取り出します。
タネは、何粒かは、乾かして来年植える用にとっておき、残りは洗って
塩をふり、オーブンでローストすると美味しいおつまみができます。

そして、どんな顔にするかイメージして、下絵を描き、その線に沿って
ナイフでくり抜いていきます。
今年くり抜き専用ナイフを見つけ、1ドルだったので、試してみたところ
とても使いやすくて便利でした。

今年のテーマは”息子の顔”で、ふたの部分を切りとり、パンプキンの
両サイドに切り込みを入れ、差し込む様にして”耳”をつけてみました。

当日、パンプキンの中にキャンドルを入れて提灯の出来上がりです。

しかし、これを飾るということは、ハロウイーン参加組の証なので、
当日子供達にあげるお菓子の準備も忘れてはいけません。

私は、このイベントがアメリカの肥満児増加に拍車をかけるのではと
かねてから勝手に心配しているので、チョコをやめて、プレッツェルと
クラッカーにしました。

子供達は喜ばないと思うけれど、チョコはたくさんもらうだろうし……。

愛犬家を脅かすデマ

2005年10月30日 | ペットニュース
今月はじめくらいに、アメリカでは"Swiffer"という日本で言う
クイックルワイパーといった床を掃除する使い捨てのウエットシートが
犬の肝臓に障害を起こすので、犬のいる家や場所では使用しない方が
いいという情報がインターネット上で流れました。

我が家もマックスの部屋を、時々これで掃除するだけにドキッとしました。

しかし、さすがASPCA!! 今週に入り、この情報がデマであったこと
を見事に証明し、安心させてくれました。

Swifferのウエットシートには、肝臓障害を起こす成分はないとのこと。

でも、よく考えると、このシート、香りもきついし、やはり化学薬品が
多少なりとも使われているわけで、直接素足でその床の上を歩く犬には
いいわけがないので、使うのやめようかと思い直しました。




マイクロチップ登録

2005年10月30日 | 犬のこといろいろ
各国の犬の登録の中で触れたマイクロチップ登録、ドイツでは必須
でしたが、日本と米国ではまだ実施されていないようですね。

私は日本にいる時には、チップのこと全く知りませんでした。
昨年11月に動物検疫法がようやく(!!)改正され、あらたにマイクロチップ
での個体識別が必要条件とされたことにより、注目されるようになった
のではないでしょうか?

ドイツでブリーダーさんから犬を買う時に、5匹の仔犬から選んだ子
の首に機械をあてて番号を読み、それが契約書に記載されました。
すでに生後4週間でチップが埋め込められていたのです。
と言うか、ブリーダーさんの義務なのだそうです。

生後8週間(これも法律)で引き取る際、顔ではもう識別できないので
すが、チップの番号を読み、簡単に判別することができました。

その後、ドイツから日本への入国、米国への出国の検疫の際、この
チップは、予防接種をした本人(?)であることの証明に役立ちました。

マイクロチップ登録の目的は、すべての犬の所在がわかること。
迷子になった時飼い主が判明する、そのためむやみに犬を捨てた
りすることがなくなり、ブリーダーに産まれた仔犬にチップを付ける
ことを義務付ければ、売れなかったからと無残に処分するような
行為も防ぐことができるのです。

日本でも早くチップが普及することを願っています。
まだまだ時間がかかるのでしょうか??



犬税と住民登録

2005年10月27日 | 犬のこといろいろ


国によって犬の登録方法は様々なようですね。

ドイツに滞在している時は、市役所の”犬課”で登録した後、
毎年”犬税”なるものを支払っていました。
うっかり忘れて期日が過ぎると、延滞税までかかるのです。

犬税は、犬の大きさや種類、また市町村ごとに金額が異なり、
ドーベルマンやボクサーと言った闘犬にカテゴリーされる犬は
金額も高く、飼い主の面接や細かな調査が課せられていました。
やはり、飼い主は自覚と責任を持ってもらわないと困りますので。
また、登録の際は、マイクロチップの番号が必須でした。

日本に帰国した時は、市役所で飼犬登録をし、登録料を支払い、
玄関に貼る”犬”ステッカーを頂きました。おかげで日本では、
毎年狂犬病注射のお知らせが届きます。

そして、アメリカでは、私の住む町では”犬免許”なるものが
必要で、市役所で各種予防注射の証明書を添えて申請しました。

去勢している犬は、申請料が8ドルと2ドルお安いので、手術証明書
も提出し、1週間後にライセンスとタグが送られてきました。

町のドッグランへ行く時は、このタグを首輪につけていないと
入れません。(料金はもちろん無料!!)

米国では、人間の方は、すべてソーシャルセキュリティー番号
で管理されているので、家を借りている我が家の場合は、住民登録
の必要がなく、犬だけ登録しているのが何だか不思議です。

*写真:Mercer County Parkのドッグランにて

ワンちゃん仮装コンテスト in NY

2005年10月25日 | ペットニュース
10月23日ニューヨークのタイムズスクエアで、犬の仮装コンテストが
開かれました。

テーマは、ブロードウエイ、歴史もの、現代ものの3部門。
(かなり簡単に省略して訳してしまいましたが……)

シェルター(犬保護施設)で犬を死なせることのないよう、新しい飼い主
さんになって下さい、というアニマル・ヘブンのキャンペーンです。

どのシェルターも「仔犬買うなら里親に」をいつも呼びかけていますが
このようなキャンペーンは始めての試みとか。

今回はハロウイーンも近いからこのようなイベントになったのでしょうか。

かなり本格的な衣装を着込んでオーナーの皆さんの意気込みとは裏腹に
本人達(わんちゃん達)のやる気のなさというか、もう帰りたいよと言って
いる視線が何とも言えません。

イエローキャブ犬が現代部門で見事優勝!!

写真はこちらからどうぞ by NewYorkNewsday.com

犬インフルエンザ

2005年10月23日 | ペットニュース
鳥インフルエンザならぬ犬インフルエンザが話題のアメリカ。
フロリダなどでレース犬グレーハウンド22頭に熱やせきなどの
症状があらわれ、8頭が肺炎などで死亡したのがきっかけです。

今まで犬はインフルエンザにかからないとされていたものの
馬のウイルスが少し変化すると、犬にも感染する事が判明したのです。

人間への感染はないとはいえ、犬が感染した場合の致死率は、
およそ5~8%とされています。

予防としては、ケンネルコフの予防注射をするしかないとのこと。

米国では、訓練やペットホテルに預ける場合、狂犬病予防接種と共に
ケンネルコフの予防接種が義務付けられています。

我が家は、旅行のため、マックスをホテルに預けなければならず
先月ケンネルコフの注射をしたところでした。

ドイツでも日本でも、ケンネルコフの注射をしたことがなかったので
今回は、初めての経験でした。

注射といっても、鼻の穴にワクチン液を入れるというもので、
私もマックスも、鼻に??と驚いているうちに終わってしまいました。

ハリケーン・カトリーナ

2005年10月18日 | U.S.A.News
ハリケーンがミシシッピーを襲い米国史上最悪の事態となった
先月、私の通うYMCAは、この緊急事態におむつや生理用品、
洋服の寄付を呼びかけました。

何かできることはないかと思っていた私は早速、息子の新しい
下着やおむつ、そしてサイズの合わず着ていないTシャツを箱
に積め寄付したのでした。

しかしその10日後、私は新聞を見て愕然としたのでした。
記事のタイトルは「カトリーナの二次災害、米国人は災害が
来た時にクローゼットを整理する」。

まさに昨年新潟地震の後と同様、全国から送られてくる衣類
やふとんは古いものばかり、処分に困っているというのです。
区分して配給するにも、処分するにっもボランティアが足りず
倉庫に溢れかえっている写真が載っていました。

そして、赤十字社の人が、被災した人々が必要なのは何よりも
お金だと語っていました。
お金があれば新しいものを買うことができるし、この買うという
ことが地域経済の発展につながるのだと。

その後、知り合いの人が週末にガレージセールをして、その
売上げすべてを赤十字社のカトリーナ募金に寄付したと聞き
ました。

また週末には高校生達が集まり、学校の駐車場で洗車サービス
をしたり、音楽会や演劇会を催し、チケットの収入をすべて寄付
するなど、被災者のための様々な活動が行われています。

小学生までもが、お家で作った少し不恰好なクッキーを道端で
売ったりする姿も見ました。

ただ募金を集めるのではなく、自分達のできることを代償にお金
を得て寄付するという活動とその実行力に、私は心から尊敬し、
ボランティア精神とは何かを学び、何か忘れていた大切な気持ち
を思い出すことができました。

アニマルセラピー

2005年10月15日 | セラピードッグ
最近日本でも、アニマル・セラピーという言葉は、かなり一般的になってきたか思います。

ペットをマッサージやアロマなどで癒す方法として捉える方が多いかもしれませんが、
動物が人間を癒し、医学的な治療法のひとつとしての意味もあります。

私が愛犬マックスと取り組む活動は、この後者の方で、米国では、このふたつの
意味を区別するために、後者はアニマル・アシステッド・プログラムと呼ばれています。

アニマル・アシステッド・プログラムとは、動物に接した時に「気持ちが落ち着く」
「心がなごむ」ということが、いろいろな心身の病気の回復に役立つというもので、
様々な研究や活動でその成果が証明されています。

ペットとのふれあいが精神的に大きな助けとなり、具体的な治療に進むきっかけ
となることを大きな目的としています。

具体的には、訓練されたペットたちが、病院や老人ホーム、リハビリセンター、
養護施設、孤児院、刑務所、学校などを訪問します。
そのため、一般的にはビジティングとも言われています。

この活動に参加するペットは、犬が中心となりますが、猫や鳥、うさぎ、そして
馬やイルカなどもいます。 馬が病室を訪れるシーンは、さすがに驚きました。

日本でも、老人ホームや病院、学校などへの犬や猫の訪問活動が増えているようです。
私もマックスとセラピードッグとしてのボランティア活動を早く始めることができるよう
頑張りたいと思います。

アメリカンライフ

2005年10月12日 | U.S.A.News
韓国、ドイツを経て6月から米国プリンストンでの生活が始まりました。

学生時代アメリカに滞在していた頃と違い、いろいろな国に滞在し、
36歳の一児の母となった今、再びアメリカに滞在してみると、今まで
とは少し違う角度でアメリカを見ることができるようになりました。

生活環境の違いは、様々な形で人々の考え方や価値観に影響を与え、
それを理解することは、私にとってとても興味深いテーマです。

私がアメリカ生活を通じて、気づいたこと、考えたこと、またアメリカに
暮らしてこそわかった日本のことも含め、もちろん楽しいこともブログに
していきたいと思っています。

また、我が家の黒ラブ・マックスと現在ペットパートナーとして、アニマル
テラピーのボランティア活動をするべく勉強中です。
この活動についてもレポートしていく予定です。

3歳の息子コーディのアメリカンライフ共によろしくお願いします。

プロフィール

2005年10月10日 | プロフィール
Name    :  フラウ山田

Address   : 米国プリンストン

Family    : 主人、マックス(5歳)、ハインリッヒ(4歳)

Hobby    : 犬、美味しいもの食べること&飲むこと、旅行、読書
         映画鑑賞、カタログショッピング、語学勉強、ワイン

Sports    : 水上スキー(某体育会水上スキー部出身)、スキー       
         ゴルフ、ローラーブレード(自ら走らなくてもいいスポーツ)

Language  : 英語

         韓国語(ソウルの延世大学韓国語講座で一年間学ぶ)

         ドイツ語(4年半の滞在中、ミュンヘン大学や市民講座で学ぶ)

         フランス語(フランス文学科卒業だが会話不可)

         
Certification : 愛玩動物飼養管理士2級、児童英語講師
         

商社OLから、韓国でジャーナリストの仕事のかたわら韓国語を学んだ後、
ドイツ・ミュンヘンへ渡り主人と結婚。黒ラブ・マックスを飼い始め、息子も出産。
4年半暮らしたドイツから日本へ帰国するも、半年経たないうちに主人の転勤で
慌しく米国プリンストンへ。学生時代に初めてその存在を知り、関心のあった
セラピードッグの勉強をはじめ、マックスと共にボランティア活動に取り組んでいます。