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プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

アボガドはダメよ

2009年01月27日 | 犬が食べると危険なもの
ASPCAによると、昨年ペットが中毒症状になった原因の第一位は、薬だそうです。

処方された薬をはじめ、鎮痛剤、ビタミン剤なども、子供同様、決して手の届かない
ところに保存したいもの。柔軟剤などの誤飲も多いそうです。

そして、第二位は、植物。ユリ、つつじ、アマリリス、チューリップなどは
球根だけでなく花も、中毒症状を引き起こすので要注意。

詳細は、食べてはいけない<植物編>

続いては、食品。チョコレート、玉ネギ、ぶどうやレーズンなど典型的なものが多く
昨年は、キシリトールとアボカドによる中毒が多く、注意をよびかけています。

 → 食べてはいけない<食物編>

アボカドに含まれるペルシンという成分は、犬や猫など動物にとっては危険で、
嘔吐、下痢、呼吸困難、不整脈を引き起こし、心臓組織周辺の体液貯留から
死に至ることもあるそうです。

もちろん、与える量によってかわってくるので、少量の場合は、下痢かなと言った
程度ですんでいる場合もあるのかもしれませんが、アボカドの木の葉や樹皮、種、
果実の皮も毒性があり、果肉は毒性が少ないそうですが、やはり避けたいもの。

アボカドは、オレイン酸やリノール酸、リノレン酸をはじめ、老化防止に効果のある
ビタミンEとC、そしてミネラルも多く含んでいる栄養価の高く、アメリカでは、
ペルシン乳がんの細胞を破壊する作用があることから、ますます人気の食品です。

カリフォルニアやフロリダでは、アボカドの木も多く、Guacamore(ワカモレと発音)など
アボカドを使った料理が一般的なこともあり、うっかり食べられてしまう事故があるようです。



でも、日本のドッグカフェや、手作りごはんの本、ブログなどで、犬の食事に
アボカドを使っていたり、美しくトッピングしているものを見かけることがあります。
そのたびに、私ドキドキしております……。

人間には良くても、ペットにはダメ。ここのところの理解が難しいようですが、
愛犬の健康管理のためには気をつけたいものです。


ちなみに、アボカドはバナナと一緒に置いておくと早く熟れるそうです。
キーウイがまだ固い時、リンゴと一緒にする関係と一緒かな?

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どんぐりを食べる犬

2006年09月14日 | 犬が食べると危険なもの
プリンストンは、すっかり秋となり、お散歩コースのいたるところに、どんぐり
落ちています。 そして、このどんぐりを、リスと言うよりは、イベリコ豚並みに
ボリボリ食べているのが、うちのマックスです。

消化されずに翌日出てきていることも多いですが、実際どんぐりを毎日何個も
食べ続けていいものか?ずっと気になっていたので調べてみました。

さすがに、犬がどんぐりを食べてもいいかどうかについて書かれている資料は
見つからなかったので、成分を調べ独自に判断することとなりました。

どんぐりの木により多少異なりますが、たんぱく質50~60%、脂肪質10%
の他、苦味渋味を形成するタンニンサポニンが含まれています。

実際料理する場合は、水や重曹水につけるなどアク抜きをして渋味を除去してから、
クッキーやお団子などに使われているようです。韓国でもどんぐり料理がありました。

マックスは、食べないどんぐりもあるところを見ると、苦味の少ないものを選んで
食べているのかもしれません。

さて、このタンニンとは、化学的に言うとポリフェノールの一種とされ、たんぱく質
と反応し難溶性の塩を形成する水溶性化合物なのだとか。

下痢止めや、香料や色素として古くから食品、化粧品に使われ、現代では人間への
抗酸化作用や動脈硬化を防ぐとして注目された赤ワインやチョコレートに含まれるもの。

しかし、ポリフェノールは、粘膜に対して刺激性があり、便秘や肝臓障害を
引き起こすので、犬は食べてはいけないもののひとつです。
(ex.ぶどう、レーズン、チョコレート他)

つまり、どんぐりは、食べ過ぎたり、毎日生(!!)で何個も食べていてはいけない
のではないかという結論に至り、私はマックスにどんぐり禁止令を出しました。


          No Acorns!!

ペットの食べてはいけない<植物編>

2006年02月03日 | 犬が食べると危険なもの
ASPCAによるペットの食べてはいけないシリーズの植物編です。
昔は強心剤、下剤、鎮痛剤など薬として用いられていた植物もあり、身近な
ものも多いので注意したいと思います。



シャクナゲ&アザレア(Azalea&Rhododendron)
 嘔吐、下痢の他、心臓血管の機能が衰え、昏睡そして死に至る

キョウチクトウ(Oleander)
 スズラン、オモト、フクジュソウなども含まれるオレアンダー種は、食べると
 低体温となり死に至る

イチイ(Yew)
 アララギとも呼ばれる常緑樹は、呼吸困難、心臓疾患を引き起こし死に至る

トウゴマ(Castor Bean)
 種からはヒマシ油が取れる植物で、種にはリシンという有毒物質が含まれ
 英国でテロリストもこれを利用しようしこともありました。
 脱水症状、けいれんが起き、種は少量でも死に至る

カランコエ(Kalanchoe)
 黄色やピンクのかわいい花を咲かせますが、強心剤にも用いられた植物で
 食べると心臓に影響を及ぼし、心拍数が上がり、胃炎も引き起こす

シクラメン(Cyclamen)
 特に根の部分に毒性があり、吐き気、胃炎を引き起こす

ユリ(Lilies)
 特に猫には有毒な植物で、腎臓疾患を引き起こす。球根ものは要注意。
ユリ科に属すアロエも要注意で、下痢や体温低下を引き起こす

チューリップ&水仙(Tulip&Narcissus)
 食欲減退、胃痛を引き起こし、中枢神経をおかしけいれんが起こる

ソテツ(Sago Palm)
 どの部分も毒性があるが、特に種は危険。嘔吐、下痢、肝臓疾患が起こる

マリファナ(Marijuana)
 カンナビスとの別名もあるいわゆる大麻。
 普通はお目にかかれるものではありませんが、アメリカではそんな飼い主に
 飼われ昏睡状態に陥ってしまったペットも少なくないようです。

*その他、クリスマスシーズンに出回るポインセチア、ミッスルトーも要注意です。

*ハワイでは、ポインセチアを食べてしまった男の子が亡くなるという悲しい事故
もありました。ペットだけでなく小さなお子様にもこれらの植物はご注意下さい。

*ホームページに、ペットの食べてはいけないものをまとめたので、ご参照下さい。


 参考 : Ten Most Common Poisonous Plants by ASPCA

クリスマスシーズンのペットの注意

2005年12月09日 | 犬が食べると危険なもの
ASPCA(米国動物虐待防止協会)からクリスマスシーズンにおけるペット
の注意に関するニュースレターが届きましたので、ご紹介します。

ペットの食べてはいけないものとして、クリスマス定番の御三家植物
ポインセチア、シクラメン、ミッスルトー(宿り木)が挙げられています。

ポインセチアの葉や茎を折ると出てくるあの白い液は、昔メキシコでは
解熱剤としても使われていたものでもあり、中毒症状が起きるそうです。

基本的に球根で育つ植物には毒があるので、シクラメン×

クリスマスイブの12時にミッスルトーの下で、キスをしたカップルは幸せ
になれるとも言われますが、あのかわいい半透明の実がいけないとか。

また、クリスマスツリーの生木も、長く持たせるために薬品を枝に注入
しているため、犬などかじらせないように気をつけなければいけません!!

その他、電飾ライト、オーナメント、宝石など、光るものは興味をそそ
られ、かじってしまったりするペットも多いので注意。

そして、アメリカでは、今だにあるというペットのプレゼント
箱を開けたらかわいい仔犬が!!は、確かにサープライズものですが、
飼う意志&責任のない人の場合、そのペットが不幸になるだけ……。

しかし、悪なブリーダーは、この季節に向け繁殖を試みているようです。
実際、インターネットで、それもオークション!!で売られているペットを
アメリカでは多く見かけます。(日本でもあるとか?)

とにかく、寒くなってきたので、ペットと温かく過ごせる環境を整え、
楽しいクリスマスを過ごしましょう!!


母の手作りクリスマスベアー

要注意!! 犬の食べてはいけないもの

2005年11月18日 | 犬が食べると危険なもの
ペットが絶対に食べてはいけないもの
ご存知のものが多いかと思いますが、意外なものもあるのでご注意下さい。

 ★チョコレート
 ★ねぎ、玉ねぎ
 ★アボガド
 ★ぶどう
 ★レーズン
 ★マカダミアン・ナッツ
 ★エビやイカ、タコ
 ★トマトのへたと葉
 ★ポテトの芽

チョコレートは、カフェインを含むため、下痢や嘔吐の症状が現れ、
心拍数が上がります。

ねぎ類は、赤血球を破壊し溶血性貧血となり、腎臓機能への負担も。
ギョウザやしゅうまい、ハンバーグなどにも含まれているのでご注意を。

アボガドは、種も果肉も葉もすべて毒性があり、胃腸障害、下痢、嘔吐の他、
心臓周辺にうっ血が起こり死に至るケースもあるそうです。
南米グアテマラではポピュラーなものであるだけに、ペットの中毒事故も多いとか。

ぶどうレーズンは、便秘のほか、腎臓機能を低下させます。

塩味のついた食べ物は腎臓に負担をかけ、結石の原因にもなるので、
人間の食べ物の残りなどを与えないように心がけたいものです。

その他、常識的にアルコール、コーヒー、カビの生えたものも、もちろんNG

嬉しそうに食べるからとか、人間の食べる物は何でも大丈夫と思っていると、
大切なペットの健康を害してしまうこともあります。

また、自宅や外出時に気をつけなければいけないのが、植物!!
ちょっとイタズラでかんだり、食べてしまうと危険なもの。
これは、犬、猫、うさぎ等ペットすべてに共通です。

 ★ゆり
 ★アロエ
 ★夾竹桃
 ★つつじ
 ★チューリップ&水仙

基本的に、球根ものの植物には毒性があり、ゆりは、猫にとって最も危険な花だとか。
クリスマスシーズンに出回るポインセチアシクラメンも要注意です。

その他、頭痛薬カゼ薬などの痛み止め系の薬を犬が食べると、死に
至るケースもあります。
ダイエット・ピル便秘薬ビタミン剤も危険です。

もちろんタバコゴキブリ退治の薬シリカゲル防虫剤芳香剤など、
身の回りには危険なものが結構あります。
特に仔犬の頃は、何でも口にしてしまうので、うっかりは禁物です。

ASPCA(米国動物虐待防止協会)のサイトに、身の回りのペットの毒物を
チェックする面白いページがあります!!

   *Make Your Pet's Home Poison Safe


  参照 : Keep Your Pet's Home Poison Safe by ASPCA