先週オーランドのシーワールドでシャチが調教師を溺死させるという事故がおきました。
学生時代オーランドで初めて見たシャチのショーに感動し、息子と共に再訪、昨夏は
息子にシーワールドのキャンプに参加させ、シャチの飼育も見学するなど、シャム(愛称)
大ファンの我が家にとって、今回の事故は、エイに刺されて亡くなったアニマルプラネットの
スティーブの事故と同じくらいショックで衝撃的でした。
本日葬儀が行われたDawn Brancheauさんは、ご主人と2匹のラブラドール犬を飼っていて
町のシェルターから、犬や鳥などの一時預かりもよくしていたというアニマルラバーでした。
その日も、シャチの隣に横たわって話していたところ、突然彼女のポニーテールをくわえて
水の中に引き込んでしまったようです。ただ遊びのつもりだったのかもしれません。
ジークフリート&ロイがステージでホワイトタイガーに襲われたり、ペットとして
飼われていたチンパンジーが訪問客をかみ殺したという事故もあったように、
人間と動物は仲良くなれても、じゃれただけで人間の命に危険が及んでしまいます。
キラーホエールと呼ばれるものの、シャチは人を襲う動物ではありません。しかし、
広い海で生きるシャチがプールで暮らすのは、ストレスがたまるのも当然かもしれません。
前日からシャチの機嫌が悪かったとか、調教師が規定以上に近づきすぎた、
ストレスがたまっていて、賢い動物なので前々から計画していたことだったなど、
いろいろな説が流れ、シャチは海へ戻して、ショーはもうすべきではないという論議も
ありましたが、ショーは事故3日後に再開されたようです。
本当に今回のことは残念でなりませんが、我が家のビデオにも収められている
ブラチョワさんのステージ、本当に素晴らしかったです。
あの感動はいつまでも忘れません。ご冥福をお祈り致します。
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