神戸市中央区京橋交差点南側(旧居留地から海方向へ)にある
記念碑をご存知でしょうか
「史蹟旧海軍操練所跡」と記されています。
この大きな錨は、旧海軍戦艦のものだとか・・・。
約10トン
戦艦のものだから、かなり大きいのは当然ですね。前を歩く人と比べるといかに大きいかがわかります
このあたりには、明治維新の中心人物となった
勝海舟が提案した海軍操練所が
神戸港開港前にあったのだそう。海軍操練所とは、海軍士官養成機関および
海軍の兵器・弾薬を製造する工場のこと
当時の幕府が設立したものの、1年ほどで
閉鎖されてしまったということですが、
漁村であった神戸を港町へと発展させる
きっかけになったと言われています。
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この海軍操練所が設立されのは、1863年。
147年ほど前。
神戸にあった「船たで場(ふなたでば)」という
船底に付いた貝殻や船虫などを焼くための
施設の設備を利用できると、勝海舟は考え
この場所を選んだのだそう。
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その施設(→現在のドッグのようなもの)が
なければ、今みたいな港町神戸
では
なかったかも・・・。
街の発展は、このようなちょっとしたことが
きっかけになっているものなのですね
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勝海舟は、外国に対抗するため海軍の重要性を
説き、その仕官育成のため、この地に約1万坪の
広さの操練所創設を行ったそうです
この碑の一部が書籍の形をしているのは
「智の象徴」ということなのでしょうか。それにしても、これも大きな本です
碑への行き方・場所は、このMAPが
オススメ。
とっても、わかりやすいでーす。隣には「神戸電信発祥の地」と記された碑石もありました
BY 店長