ふるやの森
地球文明の再生に向かう
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スピリチャルな世界へのあこがれは、近代社会のはじまりと共にあった。近現代文学の中心になるテーマは、「失われた理想世界への憧憬」である。資本主義は人間性疎外社会であり神・自然と人を切断する社会であるからである。中でもカトリック教会への反抗として誕生したアメリカ合衆国の歴史がキリスト教再生運動の歴史でもあったのは必然といえる。
1970年代のアメリカに起こった対抗文化運動は既成の物質文化と世俗的キリスト教への代替文化創造の試みであったが、マスコミによって通俗化されて広められ、マリファナ・LSDなどの薬物による現実逃避にすりかえられてしまった。だが当時の若者が本質的に問おうとしたことは現代世界の根本的な行きづまりとそれに代わる新世界への展望であったのである。この試みの先駆けとして「アメリカ超越主義」に注目したい。

19世紀中旬にアメリカ、ニューイングランド州で文学・宗教・文化・哲学のすべてを作り変えようとする動きが始まった。「アメリカ超越主義」とは、当時の社会状況への抗議として、とりわけハーバード大学を支配した知的状況とハーバード神学学校の教義の主流であったユニテリアン主義への対抗運動としてあった。超越主義の中心をなす思想は、理想的な霊性は個人の洞察によってもたらされる物質世界を超越する体験であり、当時主流を占めた教義を学習することによるものではないという信念であった。代表的な超越主義者には、ラルフ・ウオルド・エマソン、ヘンリー・デイビッド・ソロー、マーガレット・フュラー、ブロンソン・オルコット、オレスツ・ブロンソン、ウイリアム・エレイ・チャニング、フレードリック・ヘンリー・ヘッジ、セオドア・パーカー、ジョージ・プットナム、エリザベス・ピーボディ、ソフィア・ピーボディー、ナサニアル・ホーソンの妻らがいる。当時ピーボディーとホーソンはブルックファームの超越主義者のユートピア・コミュニティーで生活していた。
Wikipedia:Transcendentalism
Writing Workshop
画像:the web of American Transcendentalism

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