春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

上関原発を創らせないための反対運動にエールを送りたい

2009年09月11日 15時47分20秒 | 原発・エネルギー問題

上関原発建設計画:「中電帰れ」海上に怒声 反対漁民、阻止行動ドキュメント /山口 
7時間を超えるにらみ合いの末、埋め立て工事初日の10日の作業が延期された上関原発計画(上関町)。平生町の田名埠頭(ふとう)から灯浮標(ブイ)を積み込もうとした中国電力に対し、反対派の漁民らは海上で阻止し、埠頭周辺では「原発絶対反対」というのぼりを30本以上立て、反対の声を上げた。【近藤聡司、内田久光、丹下友紀子】

 ◇反対漁民、阻止行動ドキュメント
午前6時(海上)
 上関町祝島の島民が漁船約30隻でブイが置かれた平生町の田名埠頭に集結。

7時半(海上)
 クレーン台船が埠頭沖に到着。漁船団が進路を阻み、埠頭沖100メートル付近でストップ。

7時54分(海上)
 中国電力上関原発準備事務所の松蔭茂男副所長が船上から拡声器を使い、反対派島民に進路を開けるよう1回目の呼びかけ。以降、午前9時から1時間おきに説得を続ける。

9時半(埠頭)
 参加した70人が、それぞれの思いを海上にいる中電へ叫ぶ。大学のサークルで被爆者とかかわってきたという山口大大学院1年、満江亮さん(24)は「都会に住む人や若い人が原発について考えなければいけない」。

11時(海上)
 中電が拡声器で船の移動を呼びかけ「30年以上、島根原発を安全に管理している。その電気を祝島にも供給している」と訴える。漁船から「勝手なことを言うな」と怒声。
同(埠頭)
 「帰れ」「中電帰れ」のコールが5分間以上続く。

正午(海上)
 中電が「原発は発電時に二酸化炭素(CO2)を出さない。ここから見える平生町の風力発電も同じだが、今(風が無くて)風車が止まっている。原発は止まることはない」。
同(埠頭)
 前県議の小中進さん(61)が「中電は原発について、CO2が出なくて地球温暖化対策になると言うが、放射能はどうなんだ。きちんと説明しろ」とマイクで声を張り上げる。

午後3時20分(埠頭)
 「今日の作業は中止します」と中電が発表すると、参加者から拍手。「戦いは明日もあさっても続く」とマイクで訴える男性も。

3時半(海上)
 「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山戸貞夫代表が「中電の説得には、うそばかりの作文を聞かされるようであきれた。埋め立ては確実に海を壊す。これまでの阻止行動とは意味合いが違う」。〔山口版〕


民主党政権になってもやっぱり、上関原発は造られてしまうのだろうか?
日本人にとって海産物の宝庫である瀬戸内海が、放射能汚染したらどうなるだろう?
只でさえ珊瑚の死滅など、海の生き物に異変がきていると言うのに・・・・・
又日本は遠洋漁業で、アフリカ沿岸を初めとして世界中の海に、魚を取りに出かけていたけれど、だんだんと規制する国も増えてきていると聞く。

有明海に続いて、瀬戸内海まで汚染されてしまったら、沿岸の人だけでなく遠く離れた私達にも、影響が出てくるのではないだろうか?

国際機関は鯨に続いて、最近はマグロまで規制しようとし始めていると聞く。
日本人から海産資源を奪ったら、アメリカの狂牛病肉でも諦めて買うようになるだろうと見越して、
日本の海を汚させようとアメリカが目論んでさせているわけではないとは思うけれど、
日本人ならどうしてこんな、日本人自身の首を絞めることになる恐れの有ることを立て続けにやってしまうのだろうか?

中電は島根原発を30年以上安全に管理していると言っているけれど、
30年以上たった原子力発電所の設備を、そのまま動かしているのだろうか?
原発の安全に使える年数は30年と聞いた事があるが、
島根原発は何時建て替える積りなのだろうか?
支障が生じる迄運用し続けて、停止する積りが無いとしたら、
相手は放射能を入れた、巨大な入れ物なのだから、恐ろしい限りである。

此れが上関原発での将来像であるとしたら、
瀬戸内海の伊予灘周防灘のそばの島での原発なのだから、漏れた放射能はもろに瀬戸内海全域に流れ入る事だろう。
それに地震国日本において、安全に運用できたのは、たまたま運良く大きな地震がこなったからであって、
もし運悪く安全の限度を超えた超弩級の地震に襲われる様なことがあったら、
周辺住民ははどうなる事だろう?
その上地震が来なくても、
耐用年数を大幅に過ぎても使い続けるような、
経済最優先の姿勢の会社なのだから、
周辺の人々が反対されるのも当然の事であると思う。

中国電力の人が、風力発電では風がないときは発電できないと言われた様だが、
だからと言って短絡的に、解決策を原発に求めないでも、
あらゆる方法を検討して、どうしても電力供給量が足りないときには、
消費者に訴えて電力消費を抑えると言う道だって有るはずである。

オール電化を合言葉に、熱源にガスを使っていた家も電気を使うように誘導して、
無暗に電力消費量を増やさせておいて、電力消費に追いつかないから、原発を造るしかないと言っている人達が、何を言っても信用されないのは、当然の帰結であるかと思われる。

中国電力の責任者に、同じ日本人として日本人の将来を思う気持ちがおありなら、
目先の利益に騙されないで、上関に原発など造る計画は、取りやめにしていただきたいと切に願われる。