抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

潜在学習

2019年01月14日 20時19分43秒 | クラブ運営
1月13日日曜日
審判なしのU8ミニサッカー交流マッチを開催しました!!

写真は勝手なシュート練習をする子ども達。w
この練習効果があったのか、この日はゴールもいくつか決めました!
ゴールシーンの喜びを写真撮りたかったな〜。
ついつい一緒に喜んでしまうので…
写真撮った保護者の方で頂ける方、お願いします。ww

今年度これで5回目。
審判なしは3回目かな?
うちの子ども達はすっかり慣れてきて、
途中、ファウルを指摘してFKもありました。
相手は納得してたかどうかは不明ですが…
それでも続けてボール追いかける姿勢はお互い素晴らしいプレーでした。
結局、子ども達にとってファウルなんてどうでもイイこと。
ボールを追いかけ、ドリブルしたり、パスしたり、シュートしたりすれば、それで楽しいのです。

趣旨に賛同して参加していただいたチーム関係者、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。今後も続けていきますので、またご参加ください!!

さてさて、うちの子ども達の試合の合間の過ごし方が楽しかったので、ちょっと紹介します。

まずは、

得意の山登り。
登るだけでなく、降りるのもスリルがあって楽しそうです。

それに飽きたら、
なんとサッカー選手らしい『鳥カゴ』やってました。練習でもしたことないのに、スゴいね。
これは自分も一緒に参加してしまったので、写真がありません。

そして、吉田沙保里さん引退記念か?
レスリングを楽しむ子達がいました。ww

あんまり楽しそうだったので、
少しだけレスリングのルールを伝授。
「相手のバックとったら1ポイントだよ。」
「相手の両肩が1秒ついたらフォール勝ちだよ。」
(そんなに詳しいわけではないので、これだけ伝えてました。)

すると、動きがどんどん良くなり、フォールしようとする子と、それから逃げようとする子。
ここでフォールされまいと、抑えられた子が、
首ブリッジを発動!!

フォールから逃げる術は、それだよね。
何にも言わなくても、答えを導き出しました。
これぞ、潜在学習!!
TVかなんかで見たのを覚えていて、とっさに反応したんだろうね。
ただ遊んでいるだけで、自分の見たものや経験からその時に適する動きを導き出す。
大人が何か言わなくても、子どもは子ども自身で答えを導き出すってるいうこと。

こんなところでも発揮されるんだな〜。

潜在学習とは

 潜在学習とは、Tolman,E.C(トルーマン)が提唱し、行動の遂行には直接現れることはないものの、潜在的に、内的に処理される学習です。
 ねずみの迷路の学習実験によって、強化がされないため表面化していないが、経験は蓄積されていて、報酬を与えて強化すると急激に顕在化する学習があることを唱えました。このとき、ねずみの記憶には「認知地図」という認知表象が形成されていると考えました。

認知地図 :
 認知地図とは、環境に存在する手がかりをもとに、形成された心的な構造を指します。(方向や距離,目印という空間情報を含んでいるが,実際の物理的な地図のようなものであることを示してはいません)
問題解決に使用され、認知地図の利用によってなされる学習であると考察されたのが潜在学習です。
〈心理学用語の学習より引用〉


こういった行動が起きるのは、夢中で遊んでる時、ドーパミンが溢れ出ている時に起きやすい。

やっぱり遊びが大事!!
コメント
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