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抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

「運動神経ない」はウソ!

2020年06月11日 06時14分00秒 | 遊びがモノをいう
よく聞く話ですが、
「運動神経ない」とか「運動神経悪い」とか言ったりします。

でもこれ、真っ赤なウソです。

ウソっていうのは変な言い方ですが、
そもそも運動神経ってないですよ。

調べてみても

運動神経(うんどうしんけい、ラテン語nervus motorius)とは、内臓筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて、 末梢に向かうので、遠心性神経という名称でも、呼ばれる。
<ウキペディアより引用>

そもそも神経なかったら大変ですし、家電製品でもないので、神経の調子が悪いわけではないんです。

神経ない人もいないし、悪い人もいない。

じゃぁ、違いは何?


それは運動経験。

いろんな動きを伴う運動をたくさん体験して、それを繰り返し、蓄積させた運動経験を増やしていけば、身体を動かす神経同士がつながり、スムーズで無駄のない動きが出来てきます。
ということは、様々な動きを繰り返していれば、誰でも運動能力は向上するということです。

もう一度言いますよ。

「運動神経ない」とか「運動神経悪い」なんてことはありません。

でも繰り返し運動するために必要なことがあります。

それは、「楽しい」こと!

つまらないことや辛いことは続かないですよね。
楽しくたくさんの運動体験を蓄積すると誰でも運動能力向上します!

まずは楽しく身体を動かして、運動好きになろう!


#いつでも遊びがモノをいう

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情報伝達は大から小へ

2020年06月09日 16時48分22秒 | 遊びがモノをいう

いきなりですが、質問です。

 
上記の画像を知らない人でも同じ絵が描けるように説明してください。
 
 
どうでしょう?
 
うまく説明できますか?
 
伝え方は非常に大事ですね。
 
 
 
物事を伝達するコツは、
大きなところから、小さなところへ
 
まずは大きな情報から、
この場合は、長方形の国旗であることを伝える。
それから、色や模様、星のデザインなどの小さな情報を伝えていくとわかりやすいですよね。
 
もっと言ったら、はじめから「アメリカ国旗、星条旗を描いてもらいます。」と言えば、すでに知っている人なら頭に思い浮かぶでしょう。
 
これスポーツでも同じことが言えますよね。
 
例えばサッカー、
はじめたばかりの子達に、インサイドキックやジグザグドリブルばかりさせてませんか?
はじめから小さな情報を与えても、サッカーという全体像がわからなければ、なかなか上達しないのではないでしょうか?
 
もっと大きな括りでサッカーを考えて、
平行したライン上に一つずつゴールを置いて、2チームでどちらがたくさん手を使わずにゴールに入れるか競うゲーム。
これくらいで大概の人はサッカーって答えてくれるでしょう。
 
だから何人でやっても、どんなキックしても、頭でも肩や背中も使ってOK。
ボールがゴールに入れば大喜び!!
 
それで、「サッカーってこんな遊びなんだ!」って感じて、
「楽しいな〜!」
「もっと邪魔を避けたいな〜!」
「もっとゴール入れたいな〜!」
 
そんなこと考え出したら、小さな情報を伝えるタイミング。
本人が身につけたい技術や戦術など、どんどん深みに入り、小さな情報を磨いていくことで洗練されていきます。
 
トッププロだからこそ、インサイドキックのパスやピタリと止める技術を極めていくことが必要です。
ジュニア年代で必要ないわけではありませんが、もっとぼんやりとしたサッカーという遊びの中から、少しずつ細かい技術、戦術を身につけるのが発育・発達段階に沿った方法です。
 
だから遊びが必要です。
 
大事なことは、大きな情報から、小さな情報へ伝えていくこと。
十分に大きな情報を堪能してから、小さな情報を極めていこう!!
 
 
 
 
#遊びは学び
 
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休むことは悪くない

2020年05月25日 21時40分00秒 | 遊びがモノをいう
休むことは遅れじやない!

新型コロナウィルスにより、小中高は休校になり、たっぷりお休みでした。
クラブもほぼ3ヶ月の活動休止で、自分自身もこれだけサッカーしない時間があったのは初めてかもしれません。笑

そんな休校も終了し、学校が再開しました。
待ちに待った子もいるだろうし、お家時間を堪能して学校行くの嫌になった子もいるでしょう。
そんな様々な子ども達の心にアプローチしてあげたいですね。

そんな中、あるスポーツクラブのチラシのコピーが気になりました。

「休んだ分を取り戻せ!」

休校により運動不足の子ども達に対して、運動能力の低下を心配しての言葉でしょう。

また、今日の新聞見出しも写真のように同じ文字。
こちらは、学校での授業時間が不足していることを懸念しての言葉でしょう。
記事はこちら。

>一日休養、一日教養
> (松下幸之助)

休むことを悪いと言っているわけではないでしょうが、「取り戻せ!」というと、
焦りを生むことに繋がりますよね。
今までが無駄だったような気がしますよね。

休んでいる時には、その時にしか体験できない事があったはずです。
それらを振り返るとこで学びとなり、能力を獲得したり、向上させたりすることもあったでしょう。

それはスポーツでもなく、学校で必要な学習ではないかもしれません。
しかし、人生において、社会において、重要な体験だったはずです。
また、大したことでなくても、楽しい体験だったとことでしょう。

3ヶ月遅れを取ったと考えるか、3ヶ月に貴重な体験をしたと考えるか。
「取り戻せ!」なんて焦らず、子ども達にプレッシャーかけずにいきましょう!

私たちクラブも来月から活動を再開します。
もちろん「取り戻せ!」なんて考えず、
この休みにどんな楽しい事があったか?
どんな体験をしたか?
子ども達に聞いてみよう!!



#いつでも遊びがモノをいう!
#遊びは学び

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なぜスポーツしていますか?

2020年04月29日 19時52分00秒 | 遊びがモノをいう
先日、新型コロナウイルスの影響で全国高校総体の中止のニュースがありました。
また、今日の新聞では、全国中学校体育大会の中止も報道されました。


新聞記事では県内での開催種目も予定されていたことから、県内指導者や選手が落胆しているとありました。

ある程度予想はしていたとは思いますが、全国大会を目標にしていた選手にとっては残念なことでしょう。

web版では掲載されていない記事内の部活動の先生のコメントに違和感があったので紹介します。

「選手達に舞台を用意できなかったのが悔しい。さまざまな犠牲を払って憧れの場を目指したはず」(中略)
「3年生の部活動引退は"もう一つの卒業式"なんとか場をつくってあげたい」と支部大会に希望を見出す。

アマチュアスポーツにおいて、何かを犠牲にすることが必要なのか?
大会が無くなっただけであり、中学3年生にスポーツする場はしっかりあるはず。
こんな時だからこそ、何も引退なんてしないで、やれるだけ楽しんだら良いのに。
(それが出来るかどうかも現時点では難しいですが)

この際、今年のアマチュアスポーツ大会は全て中止にしたらどうだろう?
特に育成年代に関しては。

何のためにスポーツをしているのだろう?
今一度考える機会ではないだろうか?

自分は楽しいからサッカーしてます!
指導に関しても、その楽しいを伝えたい気持ちからやっています。

みんな初めは「楽しい」から。
単純にそんな理由なんじゃないかな?
それがいつの間にか大会での順位や勝敗など自分では変えられないことばかりに意識を持っていかれてしまってないだろうか?
指導者がしっかり導き、スポーツの社会性、スポーツからの学びを伝えていかないといけません。

一度、大会から離れ、なぜ自分がスポーツをしているのか?
何のためにスポーツしてるのか?
ゆっくり考える時間にしてみてはどうだろう。
自分も見つめ直してみよう!

あなたは、何のためにスポーツしていますか?




#いつでも遊びがモノをいう!
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今こそ、お父さんと遊ぼう!!

2020年04月21日 21時52分00秒 | 遊びがモノをいう
活動休止の間、意識しないと運動不足に陥っています。抹茶コーチこと永田です。

普段、スクールの時に子ども達と一緒に身体動かすのは丁度良いんですよね。
今日は意識して、人通りの無い寂しい田舎道を仕事終わりに30分ほどジョギングしてみました。少し疲れましたが、心と身体がスッキリしました。
運動は大事ですね。家の中で出来ることもあるので、みんなもちょっとだけ意識してみよう!

そんな家で過ごすことが多い日々ですが、先日、ちょっとだけドライブに出掛けました。車から降りずに景色を見て帰ってきました。

その道中にちょっと気になることを発見。

河川敷の広場にお父さんと子どもの2人組で遊んでいる姿をちょいちょい見かけました。
外出することに異論がある方もいると思いますが、今回はそこは目をつぶってもらい、お父さんと子どもが遊んでいる姿が良い光景だなぁと嬉しくなりました。

指導者講習会や保護者講演、保護者向け講座などの仕事もしていますが、そこでは決まったように「最近は遊びが無くなった」という話をしています。
原因は様々ですが、その一つには、お父さんと一緒に遊ぶっていうのが減っていることが挙げられます。
仕事やら、なんやら忙しいのもわかります。
自分もサッカーコーチを長いこと続けていますので、息子や娘達とはたくさん遊んであげた父親ではなかったと思います。

感染対策として「家で過ごそう」が合言葉。家の中でも家族みんなで楽しんでみよう!
特にお父さんと一緒ってのは、良いと思いますよ。

自分も活動休止中はお父さんとして家族と楽しむ時間を増やします!


遊びは学び
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私がコーチをしている理由

2020年04月15日 21時57分00秒 | 遊びがモノをいう
新型コロナウイルス感染対策として活動休止中なんで、いろいろと考える時間があり、良い時間となっています。

そんなことで今日は、私がなぜサッカーコーチをしているかをお話しします。

コーチになったきっかけは大学時代。
OBの先輩がコーチをしている少年団のお手伝いから。
「昼飯奢ってやるから手伝ってくれ」の一言で、一人暮らしの自分は二つ返事でOKしました。

さらに遡って、サッカーをはじめたのは中学1年生の時。部活を決める時、当時はまだサッカーよりも野球の方が人気でした。
ただ静岡県の中部地区はこの頃には少年サッカーは盛んになりつつありました。
決め手となったのは、野球は練習とかキツそうで、サッカーはそれほどでもなさそうだっだとこ。ww

大してやる気も無かった自分の目の前にリフティングが100回も出来る新入生達が何人も現れた。自分は10回も出来ない下手くそ。当然、試合なんか一切出たこともなく、あっという間に中学3年生。

ここで、大きな転機がやってきます。
中3になると監督が変わり、GW明け位の練習試合でしょうか、突然その監督から先発出場を言い渡され、本人は唖然。ww

いや無理でしょ。
心の底から出るの怖いですと言いたかった。正真正銘のビビリなんです。
試合中はボールを奪われるのが怖くて、ワンタッチ、ツータッチでバンバン仲間に渡しました。今思えば、タイミングもへったくれもない。とにかく奪われるのが怖い!ただそれだけ。

それでも監督からは、「いいパス出来てるから、もっと自信持ってやれ!」と言われて、ちょっとホッとしたのを覚えています。
さらに別の試合では、試合中のPKの際に突然キッカーに指名され、ビックリ!
オロオロしながら蹴ったPKは当然のようにGKに阻まれ得点ならず、その時も「自信を持ってもらおうと思って蹴らせたけどダメだったな。」
この時、はじめて失敗が悔しかったのを覚えています。
それまではホントに本気でサッカーしてなくて、テキトーに何となくやって時間が過ぎていけば良いと思ってました。

高校でもサッカー部に入り、真剣にサッカーやってきました。昭和の部活動ですから、理不尽とも付き合ってきましたが、「上手くなりたい」その一心でボール蹴ってましたね。
中学時代に失敗したPKは高校時代にはよく練習して、試合中やPK戦でもキッカーに選ばれて、一度も外さずに高校卒業しました。そのPK戦で勝ち続け選手権で上位進出したのも良い思い出だし、良い経験させてもらいました。

そして今ではホントにサッカーに本気で向き合い、サッカーの事だけ考えて良ければいつまでだって考えていられる、特殊な人間になってしまいました。ww

こうして振り返るといろいろありましたね。
人間のスイッチ入るタイミングなんて、それぞれで、いつでも大丈夫って思っています。こういう話になると、小学生の時からもっとサッカーやっとけば良かったみたいに思うかもしれません。

でも私は、小学生時代にサッカーだけでなく、野球やドッジボール、木登りや鬼ごっこ、かくれんぼなど、様々な遊びをしていたからこそ、中3の本気になるきっかけ、そして高校時代の本気のトレーニングでここまで来れたと思ってます。
今は下手だなって思ってる子も、ちょっとだけやる気があって続けてくれれば、いつか本気でやる気になってグイグイ成長を感じる時が来るでしょう。

コーチはみんなのちょっとだけやる気を引き出せるように頑張ります!!



#いつでも遊びがモノをいう!
#子どものやる気を引き出す
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公園で遊ぼう!

2020年03月12日 09時33分00秒 | 遊びがモノをいう
活動休止して10日以上経ちました。
なかなか感染が衰えない感じですが、入院していた方達がどんどん退院してるそうです。
感染拡大の恐怖より、しっかりと治療して退院していることも報道して安心を届けてほしいですね。

そんな中、仕事途中に寄り道してある公園に行きました。

懐かしいグラウンドは、以前スクールを開催していた水堀公園。

たくさんのチビッコ達がサッカーや野球や缶蹴りならぬボール蹴り?などして個人的に遊んでいました。
様子を眺めているとサッカーやってるのは小学生や中学生、高校生もいた。ww
顔馴染みが多く、この水堀公園でのスクール出身者も多数いました。
とても懐かしく、感慨深いものがありました。

以前のスクールでは、MIZUHORIリーグなど開催した事も。その時の記事はこちら、



遊んでいる子ども達はホントにイキイキしています。
昨日はちょうど人数ピッタリで混ざれなかった。今度はもっと遊びに来ました!の格好で行くか!
そしたら入れてくれるかな??

今でも、やっぱり遊びたいよね。
そう、いつでも遊びがモノをいう!



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