ときどき、読書ブログ

ファブリス(株)代表取締役 鈴木眞二の読書履歴、感想、日記など。

写経。

2016-02-27 | Weblog


今日、瀬戸鳳玄先生のワークショップに
参加させていただき、
写経をしてまいりました。

冒頭の写真は、稚拙ながら、私のもの。
なんとか2時間で、最後まで行きつきました(汗)。
下書きをなぞるだけなんですけどね。

書いている間、ずっと集中していました。
書き終えた後は、どーんと疲労感。
でも、充実感いっぱいです!

私、ちゃんと書を習ったことはないのですが、
小学生の、低学年の頃、だと思うのですが、
夏休みの宿題があり、
「つるかめ」という、ひらがなの4文字を
母に、何百回と書かされました。
ひょっとしたら、千の単位だったかもしれません。

私の父も、母も、
私に、勉強をしろ、といったことは
一度もなかったのですが、
母は、書道と絵の宿題にだけは、
泣けるほど厳しかったんです(爆)。

始めは、山のような古新聞紙に、
「つ」、「つ」、「つ」、「つ」と、
「つ」だけを何十回と書く。
その次、「る」
で、「か」、そして、「め」。

その次、「つる」、「つる」、「つる」、
そして、「かめ」、「かめ」、「かめ」。

ようやく、「つるかめ」、「つるかめ」、「つるかめ」。
それぞれ、何十回、ひょっとしたら、何百回。

新聞紙で、ようやく、ちゃんと書けるようになると、
練習用の半紙。
ワンセット、100枚。

「つるかめ」、「つるかめ」、「つるかめ」・・・。
で、次の100枚。で、次の100枚。

「つるかめ」がそこそこ書けるようになると、
左端の1行に、
「○年○組 すずきしんじ」

もう、この頃は地獄です。
半紙に、
ちゃんと「つるかめ」が書けた上での、
左端の一行に、
「○年○組 すずきしんじ」
の練習ですから。

で、この後、
清書用の半紙に、数十回。

夏休み、最後の一週間くらいは
「つるかめ」だったような記憶があります。
しかも、8月31日でも、
まだ、完成していない、みたいな(爆)。。。

ホント、思い出すだけで、笑っちゃいます。
母は、何を求めていたのでしょう(爆)。

で、そんなに書かされたから、
書が嫌いになるかと思いきや、
不思議なもので、
私、字を書くのが好きなのです。

写経をしている間の、
没頭してる時間が好き。
没頭してる自分が好き。

写経をしている間、
途中、途中で、墨が切れるので、
その都度、墨を摺るのですが、
その時間さえ、充実していました。

近々、硯、筆、墨をそろえようと思いました。
ははは、地味に楽しみ。

では、では、
もう少ししたら、寝ます。
お休みなさい。。。
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