海の日と、体育の日らしいです。
土、日と合わせて4連休。
外出自粛の要請が、
なんとなく出ているようですし、
昨日、今日と、
近所に買い物に出かける他は、
ずっと、家にいます。
幸い、先週末に図書館で借りてきた5冊とも、
まだ、読んでいませんでした。
昨日、今日と読んでいるのは、
グレン・グールド
孤高のコンサート・ピアニスト
中川右介著
*他と併読。
本での情報を、ネットであれこれ確認しながら、
とても興味深く読んでいますが、
私が非常に複雑な想いを感じたのは、
以下の一節。
一九四〇年、グレンが八歳になる年、母親はトロント王立音楽院の試験を受けさせた。
彼は見事に合格し、この年の秋から音楽院で音楽理論を学ぶことになる。
(中略)
この時期、ヨーロッパとアジアは戦場になっているが、アメリカ合衆国とカナダは連合
国の一員として参戦はしているもののその国土は(ハワイ以外は)無傷だ。家族や友人・
知人が出征していない限り、戦争は他人事に近い。それはグールドに限らず、エルヴィス
もディーンも同じだった(注)。彼らの父は出征せず、戦争の直接の被害を受けずに育った。
トロント音楽院で学んでいたグールドは十歳になる一九四二年にオルガンのレッスンも
始め、バッハの音楽と出会った。
*鈴木注:
グールド、エルヴィスプレスリー、ジェームスディーンは、ほぼ、同じ年で、
この書籍の中で、エルヴィス、ディーンの生い立ちについても紹介されています
ふう。
戦時中の日本では、
国家総動員法が発令され、
沖縄での地上戦、主要都市への空襲、広島、長崎への原爆投下と、
国民全員が戦争時の苦しい、厳しい現実に直面する中、
疎開、軍事訓練、労働、飢え、
親や友人の死などを、
日常的な出来事として受け止めなければならなかった、
当時の日本の十歳の子供との、
余りの違いに、とても重い気持ちになりました。
国土は無傷とのことですが、
アメリカに対して、
1942年に日本の潜水艦から、サンタバーバラの製油所、
オレゴンの海軍基地への砲撃もあったという情報があります。
ただ、日本軍による、大掛かりな行動ではなく、
被害としても、話題にならないほど軽微なもの(一説では1500万円程度)であったと思われます。
話を意識的に変えます。
この中で同世代として紹介されているエルヴィスプレスリーを、
私、実は、これまで、ちゃんと聞いたことがなくて、
今回、youtubeで、デビュー曲から聞いてみました。
キャロル時代の矢沢永吉氏、というのは、
ビートルズというより、
なんか、エルヴィスみたいな感じだな、と思いました。
で、矢沢氏のあれこれを観ていたら、
2001年のライブのギタリストに、
Earl Slickの名前を見つけ、びっくり!
私、以前に、このブログで、
David Bowieの曲で、一番カッコいいと思った曲が、
Stayという曲であると書きましたが、
この曲でギターを弾いているのが、
Earl Slickなのです。
https://blog.goo.ne.jp/fabrice-biz/e/2f334ddb8beaabda3589e5be55e80e1e
さすが、永ちゃん。
すごいメンバーを従えているんですね。
ちなみに、私が特に好きなギタリストは、
ミックロンソンとデヴィッドギルモアかな。
最近は、ジャズですが、
ジムホールもとても、とても好き。
Bowie、私にとって、
一番カッコいいのは、
Stayなのですが、
私が一番好きなのは、
結局、ミックロンソンと一緒にやってた頃の曲なんですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=JFDj3shXvco
ちなみに、David BowieがNina Simoneのトリビュートで歌った、
Wild is the windという曲があって、
(Station to Station というアルバムの中で、
Stayの後に収録されている、アルバムの最後の曲)
David Bowieでこの曲を知りましたが、
(Nina Simoneのこの曲自体が、カヴァーですが。)
このNina SimoneのWild is the wind
すごく好き。
https://www.youtube.com/watch?v=QznS9wp4KVw
現在、21:38
皆様、良い週末を!