ときどき、読書ブログ

ファブリス(株)代表取締役 鈴木眞二の読書履歴、感想、日記など。

N.Yの想い出。

2013-08-31 | Weblog
初めてニューヨークに行ったのは、
大学4年の夏。

あの夏、2か月ほどカナダで過ごしました。
このカナダ滞在が、
私には、初めての海外経験。

滞在して、1か月くらい経った頃、
朝、8時くらいにトロントを出て、
ニューヨークに向かいました。

プレイリーで、単調な道を、
7、8時間、走る。

自分で運転していた訳ではなく、
運転は父のビジネスパートナーのカナダ人。
旅行というより、
要は、連れて行ってもらったのだ。
しかも、私の叔父も同乗している。

トロントに滞在中、
ずっと周りの人にお世話になりっぱなしで、
英語力のなさも合わせて、
自分の無力さを痛感せざるを得ない環境。

この想いは、
かなり情けなかった。。。

ニューヨークへ向かう途中、
カナダからアメリカへの税関を通る。
あっけないほど、簡単な審査。

アメリカに入ってから、
ハイウェイを走る車上を、
ヘリコプターが飛ぶ。

初めてのアメリカの地。
映画のようで嬉しい。
少しずつ、心がはしゃいでく。

22才の私には、
トロントの街は穏やか過ぎて、
しかも、周りの気遣いが、
過保護のように思えて、
閉塞感を感じていたのだ。

アメリカに入っても、
相変わらず、同じような景色が続き、
畑ばかりであったが、
長い間、走って、
標識で、ようやく
ニューヨークの近くまで来ている事がわかる。

突然、森の中に作られたような、
人工的な道路に入る。
森の端の、地形に沿った、
曲がりくねった高速道路。

視界の狭い道に、
街の匂いを感じ、
期待が広がる。

森を出て、大きな橋を渡る。
橋は弓状にしなっているから、
数秒、数十秒、
空を見て走る感じ。

橋の頂上に来て、
突然、目の前の視界が広がる。

数えきれないほどのビルの連なり。
心に描いていたままの、
N.Y.の風景。

震えました。。。

解放されたような気分でした。
これから遭遇する、
全ての瞬間に
可能性があると感じました。

その後、色んな街に行きましたが、
あの時の、N.Y.の衝撃は、
もう2度とないと思います。

ははは、自分勝手な想い出話。
ま、このブログ、日記ですから(爆)。

N.Y.と言えば、ビリージョエル。

B.G.Mは、N.Y.の、
有名なあの曲じゃなくて(笑)、
別に2曲、迷った末に、この曲。
Zanzibar
http://www.youtube.com/watch?v=4ot2PCwGF-s

高校1年の頃、ライブにも行ったなー。

N.Y.の想い出はあれこれあります。
機会があれば、また今度(笑)。

おやすみなさい。。。
コメント
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