映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
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〔シネマ落書帳)(83) 「戦国自衛隊」

2006-07-17 00:01:09 | 映画
 最近になって行きつけのレンタル・ショップを変えました。以前の「TU〇〇YA]はクラシックな洋画も割合と揃っていたのですが、私好みの作品も大体見尽くしたし、それに少し距離もあるし通勤途中にある「R]に変えました。
 近くの店と云うのはキラクなもので、借りる時に「免許証見せよ」とか「カード」がどうの…とかそんな面倒が一切ないし、極端なハナシが「一文なし」でも「顔パス」で借れるのがいいところです。
 ところで肝心の品揃えといえば…勿論、私好みのクラシックな洋画はゼロです。 和洋新作や話題作は在庫本数が少ないので、殆どがレンタル中で棚にはケースだけ…と云うのがが多かったようです。
 当日はたまたま「なんでも一週間100円」でしたが、いくら安くてもそうは見れる訳でもないので2本だけにしましたが、その中の一本が「戦国自衛隊1549」です。
 
 実はこの映画の「79年版」はテレビで観たことがあります。それでこの旧作のイメージがアタマに染み付いているので、この最近作にはなにか違和感がありました。最新装備の自衛隊と戦国武士集団の対決…と云う迫力満点の場面を想定したのですが…
 前作の遠い記憶では確か…上杉と武田の合戦に巻き込まれて…だったと思うのですが、最終的には補給が切れて、ガス欠で近代兵器も役に立たず…という訳で結末はなにかそれなりに納得しました。
 あれだけ最新鋭武器を投入したベトナム戦争で、アメリカが撤退せざるを得なかったように、大義のない戦争には自ずから限界があります。
 新作ではどうもハナシが飛躍し過ぎていて判りにくく、古いお脳ではついて行くのに息切れしました。織田信長がなにかのトラブルで時空の彼方に飛んで仕舞った元自衛官だったからか知りませんが、近代的?石油コンビナートや「核兵器」みたいなものを持っていたり中途半端で不思議な映画ですね。
 前作には近代戦に対する「皮肉」みたいなものも感じたのですが…この映画は一体なにを訴えかったのでしょうね。

 自衛隊も同じ製作に協力するなら、もう少し感動を与えて欲しかったですね。
 せめて「男たちの大和」なみに…
 この映画から何も感じとるものがなかったのは…劇場映画ではなくて「100円」のレンタルDVDだったからな…???わざわざ映画館へ行かなくてよかった…?
              (2006.5,20 DVD)
 
 


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2 コメント

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おはようございます。 (アスカパパ)
2006-07-17 06:07:43
私はタイムスリップものが大好きです。

まだ白黒テレビの時代に、NHKテレビで「タイム・トンネル」というシリーズものを放映していました。毎週が楽しみでワクワクしながら待っていたのを、いまふと思い出しました。

さて、この「戦国自衛隊」も、オリジナル、リメイク両方とも、おもしろかったです。

が、どちらかといえば、私のTB文を読み返してみると、オリジナルに軍配を挙げていますね。
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こんばんわ (たそがれ)
2006-07-17 21:06:32
 TB有難うございました。オリジナルとリメイクの両方は比べると、前者の方が単純で判りやすかったようですね。

 モノクロをしかもテレビで見たのですが、それでも 前作はあれなりに、良く出来た映画だったかと思います。

後者もあれだけで、比べる対象がなければ良かったのかな?リメイクが旧作を越えると云うことは至難の業なんですね。
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