地底人100物語

相手にとって不足なし

瀬波温泉「開湯の宿 大和屋旅館」

2022年06月05日 | 新潟の地底人
瀬波温泉「開湯の宿 大和屋旅館」

今回は瀬波温泉にやって参りました。

なんでも瀬波温泉の歴史はこの旅館の初代から始まったという、ここ開湯の宿大和屋旅館さん。

石油採取を目的に掘削していたところ、熱湯が噴出したのが始まりだそう。
また江戸時代に防砂林として植えられた松林の1本が玄関前のこの松だとも。

そんな歴史ある温泉宿にお泊りしてきました。

旅装を解いて、一息ついたら温泉へ。

温泉は男女別に内湯がひとつずつ。
脱衣所はコンパクトな造り。

壁には「当館のお風呂は源泉をかけ流しております」の張り紙
ほかにも
「当館の湯は、初代の意思を継ぎ、現在でも循環沸かし等は一切いたしておりません。
純粋なる天然の温泉ですので、24時間ご入浴いただけます。
シャワー設備が少なく、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたします。」
の掲示もあり、どんな温泉なのか期待が高まります。

浴室への扉を開くと広がるこの光景。
レトロな感じの浴室ですね。
別の角度からもう一枚。

洗い場にカランは2つ。
これが掲示にあった「シャワー設備が少なく」のことなんでしょうか。
今回は他のお客さんと一緒になることもなかったので不便はありませんでした。

浴室内は弱く香ばしい磯の香りと化学薬品系の混じった瀬波温泉臭。
期待が高まります。
人形の差し出す注ぎ口からの投入。

それほど熱くなく、42℃くらいか。
湯上りに確認した温泉の利用状況では加水ありとなっていたので、その影響でしょう。
湯舟の湯はマイルドに仕上がっていて、ややヌルスベもあり入りやすい湯となっていました。
湯に身を沈めていた時は温まりをあまり感じなかったのが、湯上りは汗がドバドバ。
食塩泉に撃沈でした。


瀬波源泉、元湯2号 混合泉
ナトリウム-塩化物温泉
90.1℃ pH805 動力揚湯 成分総計3982mg/Kg
調査及び試験年月日 2021年2月19日


新潟県村上市瀬波温泉2-5-28
TEL 0254-53-2175

2022年4月の入浴メモより

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