地底人100物語

相手にとって不足なし

大塩温泉「期間限定の露天風呂」

2014年08月31日 | 福島の地底人
大塩温泉「期間限定の露天風呂」

会津大塩温泉にある1軒の共同湯。
それが建て替えのため、今年の6月から利用できない状況にある。
国道からの入り口のところにはこんな看板がでています。


共同浴場は利用できないものの、源泉はあまっているし、すぐ下にはシーズンオフで空っぽの露天風呂の湯船はあるし。

で、2つのコラボっつうか、有効利用をかねて、「季節限定の露天風呂」に「共同湯の源泉」を投入し、「期間限定の露天風呂」が公開中なのであります。
利用にあたっては「たつみ荘」の敷地内を通るので、たつみ荘に一言声をかけて利用してください。

共同湯の源泉を直に非加熱で利用しているとのことです。
ではその辺で裸になって入浴いたしましょう。

あれっ?意外と温度があって、髪が汗でにじみます。
共同湯は加熱していたので、源泉は温いものと先入観がありましたが…
同浴した常連さんによると、共同湯は加熱のためボイラータンク経由で投入していたので、湯温がやや下がっていたんだそうです。
また、共同湯や季節限定の露天風呂の透明感のある湯に比べると、期間限定の露天風呂は濁りが強いですよね。
これは湯船の大きさに比較して湯量が少ないので、酸化して濁りがでているからだそうです。


季節限定の露天風呂の湧出量はこの倍以上あるそうですが、末期になって湧出量が減ってくると、この期間限定の露天風呂と同じように濁りがでているんだとか。
解説ありがとうございました。

しかし、川風に吹かれながらの温泉は気持ちがいいですね。
もう少し涼しくなってアブがいなくなる頃がベストかな。

2014年8月の入浴メモより。

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大塩温泉「季節限定の露天風呂」

2014年08月20日 | 福島の地底人
大塩温泉「季節限定の露天風呂」

ゴールデンウィークつったらアレさ、奥会津の大塩の、そうそうそう。
季節限定の幻の露天風呂さね。
真夜中に出発して、朝イチで攻撃してきたんさ。

まずは「たつみ荘」に声かけて。
したら女将さんから「これ持ってる?」って、「ゆき湯」いうガイド本もらったんらて。
奥会津7町村のこだわり温泉が25湯も載ってんねっか。
しかも巻末はスタンプラリーときたもんだ。
スタンプマニアの心、ワシ掴みさ。

で、露天風呂。
たつみ荘さんの敷地をくるりとまわってさ、トントントンと階段を降りてさ。
土手の中段っつうの?
扇形のコンクリ造りの湯船だけらて。
そのへんで適当に裸になって…

あっ!ちょ、ちょっ!
オヤジぃ!危なぇ~なぁ~、もぅ。
もうちっとで○○○が写っちまうとこだったて。

あ、ちょっとごめんなさいね。
このボコボコの吹き出し、すっげぇ~ろぉ。
体が浮くみてぇさ。

けっこう透明感のある褐色にごり。
人肌のぬくもりがうれしいねっか。
燻したような金気炭酸臭で肌触りがギシギシ。
らろも炭酸のアワアワがヒンヤリして温まねんらて。
結局一時間くれぃ過ごしたっかなぁ。
来ていかったぁ~。

ゴールデンウィーク前後にだけ現れるこの季節限定の露天風呂。
聞くところによると
雪解け水が地下に浸透して、温泉の水位が上がるためとか
雪解け水で川の水量が増加し、地圧が増加し温泉の水位が上がるためとか
なんだそうだ。
その年によって現れる時期・期間も異なるところが自然の摂理。
インターネットで噴出状況を確認してでかけましょう。
シーズンオフはこのとおり空っぽです。


2008月4月の入浴メモより。

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