地底人100物語

相手にとって不足なし

塩原温泉 スープ入り焼きそば

2013年11月04日 | 栃木の地底人
塩原温泉 スープ入り焼きそば

塩原温泉で食するメニューといったら「スープ入り焼きそば」が私の定番。
初めて食べたときは、
「ラーメンなのに焼きそば味っ!」
とビックラしたものです。
でもクセになる味ですよね。
湯めぐりの途中、行列が長くなければついつい並んでしまいます。

スープ入り焼きそばのお店は古町温泉にある「こばや食堂」と「釜彦」の2軒。

■こばや食堂
箒川沿いの国道400号沿い。
バスターミナルからもう少し行った先、塩原交番の手前。
壁に大きく「スープ入り焼きそば こばや」と書かれた建物がゴールの「こばや食堂」

建物脇と道路の斜向かいに数台分の駐車場がある。
注文したのは「スープ入り焼きそば」の大盛り。

ソース味が効いていて、「うむ、焼きそばなり」とうなってしまった。

■釜彦
数年前にバイパス沿いに移転。すぐ裏が「源泉の湯あずまや」。
駐車場も楽々のスペースが用意してあります。
この時は移転直後で花輪が飾ってあり大賑わい。

「あずまや」で立ち寄り入浴し、時間をかなりずらしての昼食タイムとなりました。

釜彦の味はこばや食堂に比べると醤油味かな。


この2軒はそれほど離れていないので、混雑状況をみて選択するのもよし、はしごをして食べ比べてみるのもよいかと。

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平家平温泉「こまゆみの里」

2012年03月12日 | 栃木の地底人
平家平温泉「こまゆみの里」

これまで民間人に助けられ続けてきた私ではあるが、修行最終日こそは民間人の介入なしに乗り切れるよう、ジャクリーン婦人もダイアナ妃もやった事はないであろう平家平温泉を全館貸りきる作戦にでた。

男湯も女湯もどこでも入り放題の殿様気分。
さっそく自慢の丸太風呂に体を沈めると、湯がザバーっと溢れ白い妖精たちもクルクルと回りながら「あれぇー」と溢れ出る。

これはタマランとばかりに隣の丸太風呂に体を沈める。
こちらは「ごむたいなぁー」と妖精たちが舞い踊る。
次々と丸太風呂でオイタをしタマランチ快調。

そして最後の大奥級露天風呂に身を沈めた時だった。


気泡のような小さな妖精たちに全身を覆われ身動きが取れないっ!
ライトアップされ膨れ上がった湯けむり入道が天空に浮かびあがり
「新米隊員のオマエなぞ相手ではない!平家の最終兵器『踊り狂う妖精ちゃん』の威力、思い知るがよい。ホ~ホホホ」
とささやきながら夜空に消えていった。
体の自由を奪われ薄れ行く意識の中、私はまたも心の中で呟いた。

「温泉タマランチ、最高~っ!」

と言った話は脇に置いといて、透明な湯ながら、ときタマゴ状の浮遊物多数舞う湯は、苦く粉っぽいような味。燻したようで、これまた苦味を思わせる硫黄な臭い。
肌触りも最初はトロリとしたもののキシキシベッタリ。
露天の大きい湯船はザコザコの溢れ出し適温。

木の根風呂は湯船が小さい分やや熱めでグッドでした。
内湯も同様。二重構造の内側は熱々で湯花たっぷり、その外側メイン部分は適温。

なかなかに満足度の高い湯です。

奥鬼怒温泉(奥鬼18、25、43、48混合泉)
ナトリウム-塩化物温泉
44.0℃ 349.0L/分(掘削自噴) pH6.2 成分総計1.656g/Kg 平成13.7.26

栃木県日光市川俣646-1
TEL 0288-96-0321


2004年1月の入浴メモより


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加仁湯

2012年02月20日 | 栃木の地底人
加仁湯

翌日、八丁の湯の温泉ワンコに見送られた私は、パスポートを使い乳白色の液状兵器を保有する加仁湯へ入国した。
入国審査は無事通過し、まずは「第三露天」へ。


んが!湯船には液状兵器が4分の1程度。それも透明湯ではないか。
オ~ マイ ガッ!

いやいやいやプラス思考で乗り切ろう。
掃除が終ったばかりの綺麗な湯船。
まだ誰も入っていない鮮度100%の一番風呂、フッフッフッ。
とか考えながら裸に着替える。
匍匐前進で湯船に潜入するも体勢がイマイチ。
股間のあたりが安定しない。
でもって裏返ってラッコのポーズ(まちがってもトドではない)。
おぉ~、これはなかなか気持ちいい。
しかしこの肌触りはなんだ?
ツルツルでもスベスベでもない。あえて言うならばスルスルか?
うほっ!良く見ると、手と言わず足と言わず、全身を小さな気泡に羽交い締めにされていた。
「これが鮮度グンバツ!、炭酸水素塩泉の底力かっ!」と気づいたと同時だった。
湯煙が私に覆いかぶさるように襲い掛かってきた。
目の前がホワイトアウトし、薄れ行く意識の中またも私は心の中で叫んでいた。

「く、曇らないメガネっ、プリーズ!」

と言った話は脇に置いといて、インターネットで改めて確認すると他にもいくつか湯船があることが判る。
・ロマンの湯
・第一露天
・第二露天
・ハラハラ風呂
・舟型風呂
・貸切風呂
・温泉プール

しかし当時のメモや写真には残っていないのですよ。
唯一見つかったのが、4つある「ロマン風呂」のうちのこのひとつ。

色濃く白濁したアチチな湯の記憶。
他の多くは雪のため閉鎖されていたんでしょうかねぇ。
おりを見てもう一度行ってみたいと思います。

黄金の湯、崖の湯、奥鬼怒4号、岩の湯混合泉
含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
53.8℃ pH6.3  湧出量184.6L/分(掘削自噴) 成分総計1.561g/Kg 平成12.7.25

栃木県日光市川俣871
TEL 0288-96-0311

2004年1月の入浴メモより

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八丁の湯

2012年02月13日 | 栃木の地底人
八丁の湯

精神修養のため奥鬼怒に向かった私は「滝を眺めながらの雪の中の露天風呂」の宿で旅装をといた。
夜も更けた頃「単純温泉」と掲示してある道場に向かう。シンプル イズ ベスト、修行にはもってこいだ。

露天エリアに出てすぐの四角い湯船は通り過ぎ・・・

下段の岩組の露天風呂に降りるとほのかなタマゴ臭。

ぬるいお湯に身を沈めると白い妖精たちがまとわりついてくる。
眼前のライトアップされた雪の中、滝を見下ろすお立ち台の湯はラブラブカップルには必須アイテム。


が、修行の身には不要とばかりに目を閉じ無の境地を求めた。

・・・タプン。
どのくらいたったのだろう。人の気配で我に返り、いきなり振り向いたのがマズかった。
目の前がブラックアウトし体に力がはいらない。バランスをくずし、たまらず岩にしがみつく。
薄れ行く意識の中、私は心の中で叫んでいた。
「長湯は禁物じゃ~っ!」

と言った話は脇に置いといて、宿の中のレイアウトはこんな感じです。

男女別の内湯のほか、家族風呂もありました。
これは家族風呂。


当時は大きな大きな「チビ」という名のワンコもいたんです。


八丁の湯(第4号源泉)
単純温泉 52.4℃ pH7.2 成分総計 0.591g/Kg 平成11.1.28

ほかにも源泉あり

栃木県日光市川俣876
TEL 0288-96-0306


2004年1月の入浴メモより

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