地底人100物語

相手にとって不足なし

蘭越黄金温泉

2011年11月23日 | 北海道の地底人
蘭越黄金温泉

ニセコの中心部からちょっと離れたところにある、手作り感溢れる日帰り温泉。
2006年5月にNHKの「ふだん着の温泉」で紹介されてて気になっていた温泉だ。

建物正面に書かれているように露天と内湯があるが、ここの入るべき湯は露天エリアにある「鉄釜風呂」と「寝湯」とみた。
内湯も半混浴の露天風呂もパスしてOK。


どうしてかって?
↓の寝湯の画像でわかるだろうか?油膜が浮いているのが。

温め適温の湯が底面注入されザコザコの溢れ出し。
鮮度感バッチリの透明湯は濁る間もなし。
体中がアワでビッシリ覆われる。
仮説時の清河寺温泉の樽風呂に迫るものを感じた。
気持ちいい温さといい、脱力感さえ感じられる湯に、本日1湯目にして脱出不能。
鉄釜風呂は注湯口が丁度尻の穴の位置にあたり、ウォシュレット状態になるのがナントモ…


夜は灯りを消しての星見風呂も楽しめるようだ。


風呂上りには十割そばが待っている。そばと入浴のセットで1000円也。


黄金温泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素・硫酸塩泉
36.7℃ pH6.8 成分総計3.389g/Kg 平成14.10.10

磯谷郡蘭越町黄金258-1
TEL 0136-58-2654

2010年9月の入浴メモより

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ニセコ薬師温泉「ニセコ薬師温泉旅館」(北海道)

2011年11月14日 | さらば愛しき地底人
ニセコ薬師温泉「ニセコ薬師温泉旅館」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!



赤いトタン屋根と風雨に黒ずんだ板張り、風情溢れる外観です。
立ち寄り入浴するには、向かいの券売所でプラスチック製の入浴券を購入します。



あらためて母屋へ。
入浴券をこの籠に入れて浴室へ向かいましょう。

浴室は男女別の「透明湯」と混浴の「濁り湯」の内湯。
いずれも足元自噴の温泉だが圧倒的に「透明湯」がよい。
(透明湯といっても、この日は半濁だったが…)

ワタシのミゾオチくらいの深さがある湯船は、手すりを使ってプールに下りるように入る。
足元自噴というと気玉がポロロ~ンをイメージするだろうが、そんなもんじゃぁない。
フツフツフツと湧き上がってくる感じなのだ。
温めの湯だが汗が滲む。
体は温まっているのだが、アワアワに覆われるせいか体の部分部分はヒンヤリ感。
この矛盾する体感温度に長湯は危険かも。

もう一方の「濁り湯」

こちらも悪くないのだが、「透明湯」のあとでは役不足の感は否めない。
すっかり「透明湯」に満足してしまい、森の中にあるらしい沼のような露天風呂は失念してしまった。今思えば、ちょっと残念だったかな。
館内に掲示されていたイラストがキュートな張り紙。



成田温泉
弱食塩泉
39℃ pH5.6 蒸発残渣2.156(単位不明g/Kg?) 昭和32.2.25

磯谷郡蘭越町日の出370
TEL 0136-58-XXXX

2010年9月の入浴メモより


建物の一部が雪の重みで倒壊したため、2014年5月30日に閉館。

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豊平峡温泉

2011年11月07日 | 北海道の地底人
豊平峡温泉


札幌の奥座敷、定山渓温泉からもう少し行った先に1軒だけある日帰り温泉施設。
みんながこぞって行く露天風呂は薄く褐色に色づいた透明湯。

※人が大勢いらっしゃったので一部分だけ・・・

しか~し、神秘的な内湯こそ入るべき湯だと思う。

薄暗い浴室に斜めに差し込む陽に浮ぶ月面のクレーターのような床。

湯口の造形には神々しさを感じる。

青みがかりトロリとした湯。
すっぱ味をおびた重曹味にキュッとした肌触り。
やや熱めで押さえつけられるような入り心地。
けっこう疲れる湯だ。
内湯の一角には飲泉場も作られているので、体の中へ直接注入もOK。


定山渓温泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
52.0℃ 450リットル/分 pH6.5 成分総計2.613g/Kg  平成14.12.25

札幌市南区定山渓608
TEL 011-598-2410

2010年9月の入浴メモより

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