地底人100物語

相手にとって不足なし

貝屋温泉「さくらの湯」(新潟)

2017年12月26日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


貝屋温泉「さくらの湯」
閉館しているのにライトマップル新潟県道路地図にまだ記載されている温泉のひとつ。
それが貝屋温泉。
職場に最寄りのJR羽越線「金塚駅」から通勤している人がいたので聞いてみた。
「あぁ~アレ。建物は残ってたかなぁ~?」
ということで、近況を確認してきた。
旅の始まりはJR金塚駅。

駅前にはセブンイレブン。
その隣がカーコンビニ。
カーコンビニの前に立っているのが、この看板跡。

以前はここに貝屋温泉の案内板が掲示されていたようだ。
カーコンビニの脇の道を突き当りまで上って行く。

たどり着くと大きな看板跡。
ここに大きく「さくらの湯」と案内があったようだ。

その左手が温泉施設跡。

敷地にはロープが張ってあり、近づくことができないが建物は健在だ。
玄関辺りをズームイン。

玄関脇に「さくらの湯」の看板が読み取れる。
2012年5月に閉館したので、すでに5~6年経っている。
交通の便も良かったことだし、一度は来ればよかったと後悔。
グーグルマップのストリートビュー(2012年10月時点)で現地を見ると、まだ掲示されていた看板を確認することができる。

手元の「新潟のいで湯」によれば
「温泉の歴史は古く、伝えられる伝説から地元の人たちは『大師の湯』とも呼んでおり」とか。
泉質は単純硫黄泉、16度(加熱)。
ちなみに掲載されている本文・写真では、「さくらの湯」ではなく「山水館」となっている。
温泉旅館→日帰り温泉→閉館と変遷したのだろう。
また新潟県のホームページの温泉利用状況報告書によれば、
「未利用源泉。25℃未満。自噴:3リットル/分。メタケイ酸の項で温泉に該当」
となっている。

2017年10月のメモより

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神立温泉「神泉の湯」

2017年12月19日 | 新潟の地底人
神立温泉「神泉の湯」

今回やって来たのは神立温泉「神泉の湯」。
越後湯沢の温泉街から国道17号を苗場方面へ進軍。
急登のヘアピンカーブを右に左に切り返した先の右手に見えてくるのがこの建物。
駐車場は細長く、手前側に大型車が停めてあると心はブルー。

以前は「神立の湯」と名乗っていたが、2014年8月に経営者が代わり、「神泉の湯」へと名称が変更となった。
以前は入口前に温泉スタンド等があったような気がするが、現在は設置されていない。

入口には営業時間と素泊まりの案内。
スキーシーズンが終る3月からは営業時間が12時からになるようだ。

入口から入ると階段が続く。

階段を上った先に受付がある。
当日の受付は無人。
料金箱に湯銭を投入し。

受付の先にはちょっとしたスペースがある。
湯上りの一休みや、待ち合わせに便利かな。

脱衣所はいたって普通。

では裸になったら浴室へ。

換気のない浴室は湯気がこもりミストサウナ状態。
窓を少し開けさせていただきました。
浴室には湯船がひとつ。

いたってシンプルな造り。
湯口からサラサラと投入され、

全方向にサワサワと溢れ出し、

排湯口へ流れ落ちる音が浴室内にコダマする。
湯に身を沈めると細かなアワに包まれ、ほのかな温泉臭を感じる。
さっぱりした甘味。
トロトロというよりは、キュッ!とした肌触り。
適温よりやや温め、40℃くらいかな。
リラックスできる湯と思い体の緊張をとくや、汗が吹き出し、絞りとられる感覚。
柔らかく優しいと思わせといて、けっこう疲れる湯だ。

写真に収めることはできなかったが、湯面が波立つと、底の石の模様が反射し虹色のバーコードになるのが不思議体験だった。
新種のキラキラ君かな。


湯沢上神立温泉
アルカリ性単純温泉
42.1℃ 78L/分(動力揚湯) pH8.9 成分総計160.4mg/Kg
調査及び試験年月日 平成26.7.10

新潟県南魚沼郡湯沢町大字神立字七谷切3448番地
TEL 025-788-0260


2017年4月の入浴メモより

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妙見温泉「しらさぎ館」(新潟)

2017年12月11日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


妙見温泉「しらさぎ館」

柏崎から長岡を目指し国道8号を進軍。
国道116号と別れ、北陸自動車道をくぐった先の「曽地中」の交差点を右折。
すぐに左折し狭い道をしばらく走る。
民家が途切れたあたりの左手に、荒れた舗装の広い場所が見えてくる。

ここが妙見温泉の跡地のようだ。

奥まった場所に祠があり、

その手前には「黄金乃湯源泉」と彫られた石碑が建っている。

噴出は平成3年10月5日。ということは1991年か。
2002年には休業していたようなので、10年くらいしか営業していなかったことになる。

「新潟県内日帰り温泉おすすめ情報」の紹介記事を読むと、「湯は黄金色で気持ちいい。」だったようだ。
しかし、この石碑の裏から溢れ出ている冷水は透明。


おそらく加温などにより鉄分が酸化し、黄金色になっていたのではなかろうか。
当初ポリタンクに持ち帰り、自宅で加温すれば黄金湯を楽しめるかなと考えていたのだが…
湯口が低いところにあってポリタンクに汲み取ることができなかった。
黄金色の湯は次回のお楽しみということで。

あらためて見ると、ひろい敷地だったんだなぁ。


手元の「新潟のいで湯」によれば
「この曽地峠一帯には石油・天然ガス層が走っていることから、地元有志が『温泉も出るのでは?』と掘ったところ、地下200メートルのところで鉱泉の湯脈をみつけた」とか。
泉質はメタケイ酸泉、18.5度(加熱)。
また新潟県のホームページの温泉利用状況報告書によれば、
「未利用源泉。25℃未満。自噴:湧出量不明。メタケイ酸の項で温泉に該当」


2017年11月のメモより

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勝木ゆり花温泉で見つけたっ!

2017年12月04日 | マン拓
勝木ゆり花温泉で見つけたっ!

勝木ゆり花温泉「ゆり花会館」の受付で配布しているマンホールカードを頼りに見つけた一品。


ゆり花会館の玄関に入る前、向かって右手の奥。
屋外の喫煙スペースの近くに設置されている。
会館の敷地内のため、車に踏まれることがないからだろう、とても綺麗で鮮やかだ。
まったくマンホールらしくないっ!

てっきりカード向けに新造されたマンホールかと思ったが、カード裏面の説明よると設置開始は1992年とか。
彫りこまれている「笹川流れ」は国の名勝天然記念物に指定されている海岸景勝地。
勝木温泉に行かれた際は是非ともお立ち寄りを。

<マンホールカード>

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