地底人100物語

相手にとって不足なし

平潟港温泉「温泉の宿くろさわ」

2012年09月30日 | 茨城の地底人
平潟港温泉「温泉の宿くろさわ」

平潟港温泉で次に訪れたのは「くろさわ」さん。
源泉かけ流しで、一部マニアに評判の宿です。
事前に電話連絡しておくのがポイントらしい。
余裕をもって事前に電話をすると、それくらい時間があればOKとのご返事。
予定よりも時間がかかりましたが、平潟港に到着。

ありました。
宿の玄関前に立つと、看板やら門構えやらなかなか立派です。

玄関先で「先ほど電話した者です」とお話すると、「あぁ、さっきの人ね」
と宿の奥にご案内。

浴室には1~2人サイズの檜の浴槽に湯が半分。
これには訳がある。
源泉温度が63℃くらいあるので、湯を半分くらい溜め湯状態にして自然冷却。
さらに気を使って、洗い場のシャワーからも水を足していたようです。

では裸に着替え、気合バリアで防御しつつ浴室へ。
ななな、なんと!
浴室に入ると鼻を突き刺すアブラ臭がするではありませんか。
まさか檜の香り??
真偽を確かめるためにも、かぶり湯をし入浴。
熱っ!
が、入れない温度ではない。
気合バリアを10%増量。
と、それまで止まっていた湯口から湯がしぼり投入され始めた。
最初は温かったが、除々に熱さを増してくる。
地底人の攻撃も10%増量か?
熱さに耐え湯口に鼻を近づけるとアブラ臭が。
そう、浴室にこもるアブラ臭は温泉の香りだったんです。
これはたまりまヘブン。
キュッキュッとした肌ざわりもグー。
さらに温まりがいいなんてものじゃない。
汗がドパドバ掛け流し。
洗い場へ避難し冷水シャワーを浴びると、「おかわりもう一杯!」
てな感じでまた湯船に引き戻されてしまいます。
でも熱いから湯船から上がり洗い場で冷水シャワー。
で「おかわりもう一杯!」
いつまでも続く無間地獄からの脱出は容易ではありませんでした。

湯上りにお礼を言いつつも汗が止まりません。
みるみるうちに着ていたポロシャツは頭から水をかぷったようにズブ濡れ。
恐るべし!平潟港の地底人。



<五浦元湯温泉2号泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
63℃ pH8.0 450L/分(掘削動力) 成分総計12.03g/Kg (H21.10.6)



茨城県北茨城市平潟町343
TEL 0293(46)2971

2012年9月の入浴メモから

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湯の網温泉「鹿の湯松屋」

2012年08月22日 | 茨城の地底人
湯の網温泉「鹿の湯松屋」


はい。この案内看板に導かれてやってまいりました。
玄関の軒下には燕の巣がある静かな温泉宿。
立ち寄り入浴を乞うと、レトロなタイル張の浴室へご案内です。

水色の窓枠と天井が白い壁に映え、斜めに差し込む西日が昭和な感じ。
で湯船の湯はと見れば、なかなかの赤茶色。

完璧な濁り湯ですね。
これまで見ていたガイド本やサイトの画像ではここまで色濃くなかったと思う。
地震の影響だろうか。
それではかぶり湯をして入浴しましょう。
見た目ほど金気臭も金気味もしなければギシギシ感もない。
穏やかな湯で、体が温まるというよりは冷えた感じです。
ところが何故か汗が吹き出る。
湯あがりに服を着るとさらに汗が噴き出る。
なぜだぁ~。


湯の網鉱泉(鹿の湯1号泉)>
含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉
13.6℃ 26L/分(掘削動力) pH6.4 成分総計1.216g/Kg (H21.7.15)

茨城県北茨城市関南町神岡下1435
TEL 0293-46-1086

2012年6月の入浴メモから。

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平潟港温泉「旅館友の湯」

2012年07月08日 | 茨城の地底人
平潟港温泉「旅館友の湯」

せっかく平潟港へ来たので、もう一軒行ってみることにした。
港から少し離れ、国道を挟んで山側にある「友の湯」だ。
国道をいったん港側におり、国道下をくぐる狭いトンネルを行った先の突き当りだ。
念のため突撃前に電話をしたが誰もでない。
廃業したのか?と気にしつつ行ってみたら、お女将さんは庭の手入れ中でした。
もっと鄙びた湯治宿かと思っていたが、意外にも質素なペンション風。
向かいに建つ浴舎は共同浴場風なたたずまい。

実は「友の湯」の名前から独自温泉かと思っていたが、行ってみると「平潟港温泉」の組合員之証の看板。
しかし浴舎の壁には独自源泉っぽい効能書きも掲示されていた。

あらためて「まるみつ」に掲示してあった分析書の湧出地と見比べたら、「友の湯」の湧出地とは別だったので、やっぱり独自源泉なのかなぁ。


案内されたのは「女湯」とかかれた右手の浴室。
天井の高い解放的な造りで採光もよい。
入浴してみると「まるみつ」によく似た感じだが、肌触りはよりまろやかに感じた。
ちょっとくぐもったような臭いと、吹き出すジェットがうるさいかな。
窓があかないので熱気がこもり気味。
はしご湯をしたせいもあって体がよく温まり、汗がにじんだら浴室内に置かれているおしゃれなベンチでちょっと休憩。


湯あがりに左手の「男湯」をのぞくと改装工事中なのかブルーシートが広げられていた。
地震の影響があったのかな。


<分析表の掲示なし>

北茨城市平潟町493
TEL 0293(46)0551

2012年6月の入浴メモから。

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平潟港温泉「魚の宿まるみつ」

2012年06月09日 | 茨城の地底人
平潟港温泉「魚の宿まるみつ」

「日帰り入浴再開しました」と玄関前の看板がお出迎え。

案内されたのは1階の内湯。


小さな浴室は熱気がムンムン、窓を開け放しての入浴。
アンコウの湯口からザコザコの投入なんだけど溢れ出しがなぁ~。


でも入浴客が少ないのか湯汚れがなく気持ちいい。
緑っぽさのある無色透明な湯は適温だが強烈に体が温まり、汗がドバドバのかけ流し。
ツンとする臭いはカルシウムによるものかな?
ややトロスベの肌触り。
加水のせいか薄味だが海水のような甘塩っぱさが口に残る。
意外と侮れない湯でした。
また4階には海藻露天風呂と貸切海藻露天風呂があるようです。


五浦元湯温泉2号泉
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
63℃ pH8.0 450L/分(掘削動力) 成分総計12.03g/Kg (H21.10.6)

〒319-1701
茨城県北茨城市平潟町235
TEL 0293-46-0569


2012年6月の入浴メモから。


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