地底人100物語

相手にとって不足なし

世田谷41「栗の湯」

2024年01月23日 | 東京銭湯
世田谷41「栗の湯」

ウルトラマンホールを堪能したあとは三軒茶屋に戻り、再び田園都市線に乗り込みました。
せっかくなので久しぶりに黒湯温泉銭湯へも行っておきたいところ。
桜新町駅で下車し、向かったのは栗の湯。
この7月16日にリニューアルオープンしたばかりとあって期待大です。
駅からは徒歩7分程度だったでしょうか。
夕暮れの中、明かりが迎え入れてくれます。

館内に掲げられた看板には「湯っくりのゆ」。
これって栗の湯にかけていたりして。

1階は受付カウンターとロビー。
受付で湯銭を支払い、下駄箱の鍵と交換にロッカーキー。
最近はこのスタイルが主流になってきているのかな。
ロビーはピンポンができそうな広さで、地域の集会とかに便利そう。

2階へ上がると男女別の浴室。
脱衣所はちょっと狭め。
3人くらいいると順番待ちが必要かな。

裸になったら浴室へ参りましょう。
右手に洗い場が9人分。
列車の4人掛けボックスシートのような配置で8人分と一人用。
大方の銭湯はロングシートのように横並びに配置されていますよね。
ちょっとオシャレに感じます。
左手は手前から、源泉水風呂~シルキー風呂~加温温泉湯。
浴室の奥には露天風呂。
入口から反時計回りに振り返るとサウナと一人分の洗い場。
コンパクトながら人気の設備は一通りそろっています。

ではそれぞれの湯について。
<源泉水風呂>
大人が体育座りで3人一列に並んだサイズ。
水温は21℃弱と民間人仕様。
一度体が温まるといつまでも入っていられそう。
ツルツルの肌触りで、湯口の湯からは弱くタマゴの腐ったような臭いが感じられました。
うっすら泡付きもあったかなぁ~。
思いのほかよかった。
この源泉水風呂のためだけにでも行く価値があると思いました。

<シルキー風呂>
大人8人が膝をのばして向かい合わせで入れるサイズ。
微細の泡で白濁、適温。

<加温温泉湯>
こちらも大人が体育座りで3人一列に並んだサイズ。
温度は41℃台の適温湯。
ツルツルの肌触りですが、臭いは飛んじゃってました。
こちらの湯で温まり、源泉水風呂でクールダウンの繰り返しがベストかも。
ただしどちらも湯舟は大きくないので、周りの空気を読むのは必須ですね。

<露天風呂>
大人10人が膝をのばして向かい合わせで入れるサイズ。
こちらはいたって普通の真湯で適温。
露天エリアにはガーデンチェアって言うんですかね、白いプラスチックの椅子が何脚か置いてありました。
源泉水風呂はそれほど冷たくないので、ホントに火照ったらこの椅子で一休みするのがいいでしょう。

<サウナ>
サウナは別料金だったので利用しませんでしたが、サウナハットを被った本格的なサウナーの方もいらっしゃって、銭湯のサウナながら侮れないですね。

温泉分析書を確認するのを忘れてました。


東京都世田谷区新町1-36-6
TEL 03-3702-3305

2023年11月の入浴メモより

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大田38「久松温泉」

2021年11月13日 | 東京銭湯
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


大田38「久松温泉」(東京)

今回もいわゆる黒湯の温泉銭湯、「久松温泉」さんに来ました。
東急池上駅から徒歩3分くらい。
周辺には桜館や池上温泉なんかもあって、黒湯のはしご湯スポットです。

ビル型の銭湯。
奥の方に煙突も確認できます。
シルバーのプレートが都会的ですね。
じゃ~、入りましょう。

浴室内は湯気もうもう。
浴室に入って奥の左側、大小2つの湯舟で黒湯を利用しています。

大きい方の湯舟はカランから源泉を投入する人が多く、熱いながらも入浴可能。
小さい方の湯舟はというと、誰も入らないので激熱。
当然、激熱湯舟にチャレンジですっ!
入り始めこそ激熱なものの、我慢して入り続けると、体が馴染んで熱さが和らいだよう。
重曹泉の特徴でしょうか。

浴室にはサウナもあるので、源泉水風呂が欲しいところですが、源泉はおろか水風呂自体ありません。
そこで役立つのが、外にあるウッドデッキスペース。
ここで真っ赤に染まった体をクールダウン。

その間にカランからの源泉を洗面器にとって観察してみましょう。

けっこう濃いですね。
透明度は指3本分、スリーフィンガー。
これをアビルマン。
お約束です。

浴室に戻って、おかわり入浴。
そして湯上りには2階の大広間で休憩してから撤収しましょう。

久松温泉
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
17.2℃ ph8.3 55.6L/分(動力揚湯) 
成分総計 1.330g/Kg
調査及び試験年月日 平成20年12月9日


東京都大田区池上3-31-16
TEL 03-3751-XXXX


2012年3月頃の雄姿


2019年5月より長期休業中


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大田42「第二日の出湯」

2021年10月26日 | 東京銭湯
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


大田42「第二日の出湯」(東京)

今回はいわゆる黒湯の温泉銭湯、「第二日の出湯」さんに来ました。
蒲田駅から徒歩10分くらい。
周辺には改正湯やはすぬま温泉、池上温泉なんかもあって、その気になればはしご湯も楽しめます。
入口前に立つと、青空に煙突が映えますね。
じゃ~、入りましょう。

脱衣所で裸になりながら浴室を覗くと富士山のペンキ絵。
期待できます。

浴室には湯舟が3つ。
2つは真湯で、残りの1つが黒湯。

お湯に入る前に湯温は何度かなと…。
えっ!!温度計は48℃!

が、実際は体感は40℃くらいの温めでした。
濃い醤油色な湯ですが、湯口からは薄い色の湯が投入。

白い結晶粒が浮かんでいます。
トロッとした肌触りで、スベスベというよりはペットリとしたもの。
温めですが入るほどに汗か滲みます。
クールダウンにと、カランをひねると御覧のとおり。

これをアビルマン。
お約束ですね。

実はこの銭湯には露天風呂もあるんです。
それも黒湯。

露天は内湯よりも薄い感じがしましたが、鮮度はよさそうです。
自然に囲まれ、癒しの長湯仕様でした。


でも雑巾臭が…

湯上りにご主人とお話ができました。
露天風呂は加温しながらもかけ流しにしたかったけど、燃料費が高くて運用できないとか。
ごもっともです。

太田黒湯温泉
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
20.5℃ ph8.1 2.5t/日(掘削・動力揚湯) 
成分総計 1.478g/Kg
調査及び試験年月日 平成21年6月2日


東京都大田区西蒲田6-5-17
TEL 03-3731-XXXX


2012年4月頃の雄姿


2017年10月末をもって閉店

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大田53「ますの湯」

2019年04月23日 | 東京銭湯
大田53「ますの湯」

異次元の銭湯、現われるっ!

ちょっと聞いてください。
ヤボ用が重なり、先日久しぶりに上京したんです。
用事の合間に銭湯をいくつか巡ったんですが、そのラストで、3本の矢を放つ異次元の銭湯を発見したので報告したいと思います。
その銭湯っつうのが、大田区の東急池上線「久が原」駅から徒歩35歩程度、チョ~駅前にある温泉銭湯「ますの湯」。
この3月1日にリニューアルオープンしたばかりで館内はヒカピカ。
受付カウンター・ロビー・脱衣所・浴室、デザイナーズ銭湯というよりは、アスレチックスタジオのような印象でした。


画像は受付カウンタで配布していたホケットテッシュのラベルです。
営業時間と定休日をご覧ください。
朝6時から夜24時までの18時間営業。
定休日だって年4日間ですよ。
一般的な銭湯は昼15時から夜24時までの9時間程度の営業で、毎週〇曜日といった週休ですからね、倍以上の営業です。
ファミレスやコンビニですら営業時間の短縮を検討しているこのご時世、「働き方改革」に挑戦するかのように第1の矢を放っています。

上の画像で気になるのがもう1点。
サウナ無料とありますね。
通常は200円程度追加料金が必要ですから、太っ腹といったところです。
ついでに言うと、洗い場にはオリジナルのデザイン容器のリンスインシャンプーとボディソープが常備されているんです。
さらに湯上りに髪を乾かすのに利用するドライヤー。
通常は20円をタイマーに投入し3分間の利用ですが、ここは無料で利用できるんです。

おまけに綿棒・ティッシュまで用意してあるんですから。
タオルを持参すれば入浴料の460円だけ。諸々込々460円。
繰り返します、諸々込々460円。
デフレ脱却に逆行。財布への優しさが第2の矢。

さて、肝心のお風呂はどうなのか。
実はこれこそが異次元なのです。
露天風呂こそありませんが、浴室内には「天然温泉」「炭酸泉」「水風呂」と湯船が3つ。

天然温泉は体感42℃程度の、いわゆる黒湯の温泉。
ところが、あなた。これが加温掛け流しなんです。
それもしみったれた、申し訳程度の掛け流しじゃないんです。
画像をご覧ください。

左が黒湯の湯船なんですが、ダムの放水のように弧を描いて溢れ出ているのがお判りでしょう。
濃厚な麦茶色の湯面に汚れはほぼありません。
あの嫌な雑巾臭もほとんど感じられず、むしろ木材臭を感じることができました。

炭酸泉は人工の高濃度炭酸泉ですが、ここも尋常じゃないんです。
湯に溶け込んだ炭酸が体に反応し、自分の周りだけパチパチ泡がハジケ、肌はピリピリ痺れるほど。
長湯は危険と感じられるくらいでした。

で、ちょっと休憩に便利なスペースで一息ついたら水風呂へ。

その水風呂は信楽焼のつぼ湯。
おまけに黒湯源泉が掛け流しなんです。
体感18℃くらい、湯口のヒノキの香りが湯船の湯に移っていい感じ。
オイリーな肌触りと相まって鎮静効果抜群です。
第3の矢は掛け流しの温冷黒湯の無間地獄。
魂が抜かれるまで解放されませんでした。

繰り返しになりますが、これだけ堪能して460円。
浮いたお金で、湯上りに生ビール1本行きましょう。
ソファーの並んだロビーでゆったりできます。


天然温泉 益の湯
重炭酸そうだにより温泉に適合
17.6° 259L/分(動力揚湯) pH 8.5
成分総計0.59g/Kg
調査及び試験年月日 平成30年2月2日

東京都大田区南久が原2-1-23
TEL 03-6410-4797


2019年3月の入浴メモより

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豊島5「健康ランド末広湯」

2018年04月16日 | 東京銭湯
豊島5「健康ランド末広湯」

日曜日だというのに休日出勤。
18時過ぎに区切りをつけて帰り支度。

帰り道は少し遠回りし、銭湯でリフレッシュでもしようかな。
と、向かったのは東京メトロ要町駅から徒歩約7分の「健康ランド末広湯」。

銭湯というより、名前のとおり健康ランドっぽい。
俗に言うビル銭だ。

フロントで湯銭を払って館内へ。
まずは体を洗って湯船につかる。
いやぁ~、疲れたなぁ。
なんて思いながら体があたたまったら露天風呂へ。

気づくと私は那須温泉の露天風呂にいた。
岩を組んだ湯船に白濁の濁り湯。

湯船の隅には打たせ湯も落ちている。

さっきまで都内の銭湯にいたはずなんだが…
まっ、細かいことは抜きにして、しばし温泉気分に浸ろう。

頭寒足熱、疲労が溶けていく感じがいい。
肩まで湯につかったり、湯船の縁で涼んだりを繰り返し、
心のリセットが完了したら、内湯を通って現実の世界へ。
また電車に乗って帰宅の途についた。

ここの露天風呂、通常は備長炭風呂なんですが、日曜日は栃木県の那須から取り寄せた湯の花を入れているそうです。

2012年7月の入浴メモより

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大田1「六郷温泉」

2016年01月31日 | 東京銭湯
大田1「六郷温泉」

大田区に点在する黒湯温泉銭湯。
ここ「六郷温泉」もそんな黒湯温泉銭湯の一つであります。

旅の始まりは京浜急行の「六郷土手」。
改札を出たら周辺の案内マップを探し位置を確認。
大まかな位置は「東京銭湯ぶらり湯めぐりマップ」で把握できますが、詳細は現地で確認したほうがよろしいかと。

駅からすぐにこの看板。


迷わずこの矢印の方向へ。
その先にありました。

ちょっと年季がはいった感じですね。
看板にいろいろ書かれていますが、錆びてる部分があったりして読みづらいです。
どうやら利用案内が書かれているようです。

回り込んで玄関へ向かうと色々な張り紙。

曰く
・源泉水風呂との温冷交互入浴がおすすめです!
・「当浴場の泉質」ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
・遠赤外線サウナ無料
・スポーツ・散歩・お仕事のお帰りに…お気軽にどうぞ!
・当浴場の温泉はナトリウムイオンが(温まりの湯)多く含まれています
・冷鉱泉 水風呂 源泉水100%
・ランナーズ銭湯(着替えOK)ランニング前のロッカー利用可

源泉水風呂が楽しみですね。
では湯銭をフロントで払い脱衣所へ。
脱衣ロッカーは大判のものもあり、ジョギングはおろか、ゴルフバッグも収納可。
会社帰りのスーツも丸めずにすみそうです。

裸になったら浴室へ。
大きさは4間×4間ぐらいとかなり広めの浴室。
ただしペンキ絵がないため、体育館のような感じだ。
浴室の奥から右手にかけて逆L字型に5つの浴槽が並ぶ。
洗い場には島カランが2列。
黒湯の加温浴槽が2つと白湯が2つあり、これだけで普通の銭湯の2倍の充実度。
加温黒湯はそれほど雑巾臭はしなかった。
湯面には油膜のようなものが浮き、肌触りがよく、けっこう鮮度があると思う。
しかし、なんつってももうひとつの源泉水風呂だ。
ほんのりアワ付きがあり、スベスベの肌触り。
でもって、さっぱり感が強い。
体の芯におき火のような温まりと、清涼感のミックス。
白湯にもサウナにも目をくれず、ひたすら黒湯の温冷交互浴を繰り返す。

このタマランチ温泉銭湯ですが、残念なことに2016年1月末をもって閉店とのこと。
建物・設備の老朽化により営業を継続するのが不可能と判断したそうです。
いい湯をありがとうございました。

六郷温泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
17.4℃ 55.6L/分(動力揚湯) pH 7.7 成分総計3.262g/Kg
調査及び試験年月日 平成21年8月27日

2014年1月の入浴メモより

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豊島15「桃仙浴場」

2015年10月04日 | 東京銭湯
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


豊島15「桃仙浴場」

その日横浜方面へ出かけていたオレは、帰りの乗り換え駅の池袋で降りると西口へ向かった。
西口の左手方向、夜の暗がりの向こうに消防署。
そこを抜けて住宅街を突き進む。
夜の住宅街は方向感覚がなくなる。
さてどっちだ…
しばらくさまようと目印のコンビニ。
となるとこっちの先か。

住宅街の中にぼんやりと浮かぶ灯り。
ここが目指す桃仙浴場。

暗がりの中なので建物の全体像を把握できないが、マンションタイプのビル銭のようだ。

浴室には湯舟が2つ。
ひとつは真湯と思われる湯、もうひとつが茶色の濁り湯。


真湯と思われる湯の湯船は強烈なジェットが作動し、湯面が泡立っている。
これが凄いっ!のなんのって、洗剤でも投入しているんじゃないかと思えるほどだ。
なので入浴はパス。
画像の左隅にちょこっと写りこんでいるのがお判りかな。

もう一つが茶色の濁り湯。
これが看板にあった「鉄鑛泉風呂」。
いま写真で見るといい感じの茶褐色に見えるが、その時は泥んこ色に見えた記憶だ。
透明度は握りこぶし1個分。
ジャグジーで撹拌される小さな湯船。
44℃の表示。
最初はそれほどの熱さは感じなかったが、徐々に温度が上がってきたかのような体感だった。
これは新しい責め苦か?
ならばと源泉カランをひねる。
ほとばしる薄黄土色の冷泉。
こ、こ、こ、これは気持ちいい。

湯船では臭いは感じられなかったが、カランから洗面器に注いだ冷泉は、暫くすると鉄錆び臭を帯びてくるではないか。
しかし、なにより隣の強烈な泡立つ湯が凄くて…


湯あがりに脱衣所にあった階段を上ってみた。
階上には浴室を見下ろすようなプチ脱衣所。
エロアートなポスターもあったが、これは東京都公衆浴場業生活衛生同業組合の記載のある正規なもの。


その後はなんとなく足が遠のき、会社の先輩Dr.Kより誘われた時にはすでに廃業。
2010年6月に廃業したようだ。

2004年11月頃の入浴メモより

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品川4「武蔵小山温泉清水湯」

2015年09月07日 | 東京銭湯
猛暑の続いた夏の日々。
こんな時に行きたいのが冷たい温泉!
「冷たい」と「温泉」ってなんか矛盾しているようですが、探せばあるんです。
冷鉱泉の源泉そのままの水風呂。
これが気持ちいぃ~んだな。

ということで野暮用で上京した7月某日、空き時間を利用し、東京のいわゆる黒湯の温泉銭湯の源泉水風呂を攻略してきた。
野暮用を済ませた翌日は品川区のキレイ系温泉銭湯へ。

品川4「武蔵小山温泉清水湯」
2008年5月のリニューアル直後に行ったきりだったので再訪。
ここはすべての浴槽が温泉で、黒湯と黄金の湯の2種類の源泉が堪能できるうえ、源泉水風呂もある。

12時の開店直後に突撃した。
浴室内には洗い場と、電気風呂付黒湯加温浴槽と源泉水風呂。
露天エリアには黒湯加温岩風呂と黄金の湯。

源泉水風呂はヒャっこいのとスベスベの肌ざわりが気持ちいい。
露天の黒湯は鮮度感があってよかったなぁ~。
黄金の湯も温めながら温まりもよかった。
なんといっても今回は投入量が多く、常時溢れ出しもあり、湯汚れが目立たなくてよかった。

体が火照ってきたら、黄金の湯の脇のチェアに寝転んでクールダウン。
今日は時間を気にせず、この3つをグルグル回ってました。

画像は2008年のリニューアル当時のもの。


この時は湯の投入量が少なく、溜め湯状態。
ちょっと物足りなかった。

2015年7月の入浴メモより

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江戸川54「鶴の湯」

2015年08月30日 | 東京銭湯
猛暑の続いた夏の日々。
こんな時に行きたいのが冷たい温泉!
「冷たい」と「温泉」ってなんか矛盾しているようですが、探せばあるんです。
冷鉱泉の源泉そのままの水風呂。
これが気持ちいぃ~んだな。

ということで野暮用で上京した7月某日、空き時間を利用し、東京のいわゆる黒湯の温泉銭湯の源泉水風呂を攻略してきた。

まずは都営新宿線に乗って船堀駅へ。
この駅の近くには3軒の銭湯があり、いずれもが温泉付きとはビックリだ。
そのうちの2軒に行ってきた。

江戸川54「鶴の湯」
駅から徒歩5分くらい。(乙女湯温泉とは反対方向)
せっかく乙女湯でさっぱりしたのに、徒歩移動で汗だくになってしまった。

こちらは改装はされているものの昔ながらの湯屋建築様式。
幅3間・奥行5間のやや大き目の浴室。その外に露天風呂もある。
黒湯と聞いていたが、実際はジャワティをポカリスエットで割ったような色合いだ。
浴室内には電気風呂が併設された加温温泉浴槽と源泉水風呂、そして露天風呂には加温の温泉が利用されている。
露天風呂は少ないながらも常時溢れ出しもあり、公式HPでは掛け流しとある。
見た目は弱っちい感じの「黒湯」だが、入ってビックリ!
スベスベの肌触り。
乙女湯のツルツルとは別の感触だ。
おまけにクラゲ状というかゼラチン状の浮遊物も漂っている。
源泉水風呂ではガンガン投入!ドカドカ全開状態だ。
湯口には湯花キャッチャーまで設置されていた。
お決まりの温冷交互浴がタマランチ会長絶好調。
いやいやいや源泉水風呂だけでも充分満足。
こちらももう1時間くらいは… と、後ろ髪を引かれる思いで野暮用の待つ夕暮れに消えていったのでありました。

ちなみに屋根のうしろに見えるのはスカイツリーではありません。
銭湯の煙突です。一応念のため。

源泉名 船堀つるの湯黒湯温泉
メタけい酸(H2SiO3) 3)の項で温泉法の温泉に適合
18.2℃ pH 8.0 利用量14t/day(掘さく・動力揚湯)
成分総計 0.564g/Kg
調査及び試験年月日 平成21年2月12日

2015年7月の入浴メモより

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江戸川56「乙女湯温泉」

2015年08月23日 | 東京銭湯
猛暑の続いた夏の日々。
こんな時に行きたいのが冷たい温泉!
「冷たい」と「温泉」ってなんか矛盾しているようですが、探せばあるんです。
冷鉱泉の源泉そのままの水風呂。
これが気持ちいぃ~んだな。

ということで野暮用で上京した7月某日、空き時間を利用し、東京のいわゆる黒湯の温泉銭湯の源泉水風呂を攻略してきた。

まずは都営新宿線に乗って船堀駅へ。
この駅の近くには3軒の銭湯があり、いずれもが温泉付きとはビックリだ。
そのうちの2軒に行ってきた。

江戸川56「乙女湯温泉」
駅から一番遠いが、それでも徒歩10分弱。
ごらんのとおりの低層ビル型銭湯。
浴室は細長く奥行のある造りとなっている。
まず手前は別料金のサウナエリア。
この脇を通り抜けるように進むと、洗い場と真湯の湯船のある普通の銭湯のようなエリア。
その奥のドアの外が黒湯エリアだ。
右手が加温浴槽。
左手が源泉水風呂。
天井も高く明るいので露天風呂の雰囲気がある。

湯はコーラっぽい感じの黒湯で、横浜(綱島温泉)の黒湯に印象が似ている。
湯口からはジャブジャブ投入。
加温湯舟も源泉水風呂も基本循環のようだが、人が入った分だけ溢れ出しもあり、新湯投入量もそれなりにありそうだ。
湯の汚れも目立たなく、入っていて気持ちがいい。
鏡面ツルツル感の肌触りがいいなぁ~。
で、お決まりの温冷交互浴。
5歩と歩かずに交互に入れるのだから、たまりませんよ。
後の野暮用がなければもう1時間くらいは… と、後ろ髪を引かれる思いで、「鶴の湯」に向かったのでありました。

源泉名 乙女湯温泉
メタけい酸(H2SiO3)及び重炭酸そうだ(NaHCO3)の項で温泉法の温泉に適合
17.9℃ pH 8.5 湧出量110L/分(掘さく・動力揚湯)
成分総計 0.570g/Kg
調査及び試験年月日 平成21年2月12日

2015年7月の入浴メモより

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