地底人100物語

相手にとって不足なし

月岡温泉「手湯の杜」

2015年10月26日 | 新潟の地底人
月岡温泉「手湯の杜」

久しぶりに月岡温泉へ行ってまいりました。
定点観測のようですが、移り変わりを感じとっていただければ幸いです。


2014年は月岡温泉開湯100年!
ということで、春先にいくつかイベントがありました。
そのひとつが「手湯の杜」のオープン。
たしか平成26年5月28日(水)だったと思う。
オープンすぐにさっそく行ってみました。
場所は月岡温泉発祥の碑の隣、浪花屋旅館の向かい。
入り口はこのような門構え。

奥の屋根の下に「飲泉口」と「手湯」。
ぐぐっと近づいてみましょう。
銅がね風の蛇口から、温泉がゴホッ、ゴホゴホッとむせるように、下の石造りの手湯槽に投入されてます。

さらにズームアップしてみましょう。

なんとっ!無色透明じゃないですか。
新鮮すぎて色がでてないのかな。
では脇においてあるカップで飲泉してみましょう。


うげっ!すんげ~不味。
まさに月岡温泉の味ですわ。
これを書いているうちに、口の中にあの味がよみがえってきましたよ。

2014年5月のメモより


近くに来たついでに、また月岡温泉の手湯の杜に立ち寄りました。
今回はエメラルドグリーンの月岡温泉色。


蛇口からのカップの湯もほんのり色づいてます。
お土産は結城屋さんで「かりんとう饅頭」と「レモンケーキ」




2014年6月のメモより


10月の3連休中、久しぶりに月岡温泉に行ってきました。
足湯の「湯足美」は満員御礼。
尻をねじ込む隙間がないほどの大盛況。
隣にある足湯の駐車場も満車で順番待ちでした。
こんなに混雑しているのは初めての経験です。
温泉街にとっては良きことですね。

源泉施設の傍らで丸くなっている猫をかまったり、ブラブラ散歩で手湯の杜へ。
こちらも入れ替わり立ち代わり訪れる方々が途切れません。
季節がら周囲はハロウィンの飾り付け。

右手の奥には「湯掛け像」も新設されていました。


しかし、なんつってもこの飲泉処でしょう。
硫黄の結晶が白く成長しているじゃありませんか。
以前の写真と見比べてください。

うひゃひゃひゃ~!
で、毎度の1杯。
うぅ~、このまずさがたまらん。
またあの味が口の中によみがえってきましたよ。

新設された湯掛け像も、しばらくするとこんな感じに白くコーティングされるんでしょうね。

2015年10月のメモより

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイキング温泉

2015年10月19日 | 切抜リスト
大自然の恵みで健康になろう!「ハイキング温泉」4週連続特別編(週刊実話)  連載終了
2008年頃

カラー見開きグラビア2ページの温泉紹介記事。
秘湯を求めて山道を歩く…
そうはいっても、運動不足でメタボな我々にはちと荷が重い。
というわけで、適度にハイキング登山が楽しめ、尚且つ秘湯感を満喫できる「山小屋風温泉」を紹介します!

というわけで、グラビアに途中の道程が小さいカットで挿入されているのが嬉しい。

その1 三斗小屋温泉「煙草屋旅館」(栃木)
その2 赤湯温泉「山口館」(新潟)
その3 本沢温泉「本沢温泉」(長野)
その4 奥鬼怒温泉郷「八丁湯」(栃木)
その5 祖母谷温泉「祖母谷温泉」(富山)
その6 地獄谷温泉「後楽館」(長野)

当初は4週連続特別編だったものが、途中から単に特別編と変わり、6軒の紹介となった。
どこも行ってみたい温泉だけど、中にはハイキング気分では後悔しそうなところも…


画像は地獄谷温の近くにある、地獄谷野猿公苑の温泉サル

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛妻と行きたい温泉

2015年10月12日 | 切抜リスト
愛妻と行きたい温泉(週刊実話)  連載終了
2009年頃?

カラーグラビア1ページの温泉紹介記事。
「愛妻と行きたい…」のタイトルですが、グラビアに登場している女性は、人妻というよりはキャバクラのお姉さんっぽく見えるのは私だけでしょうか。

第1回 伏尾温泉「不死王閣」(大阪)
第2回 天橋立温泉「天橋立ホテル」(京都)
第3回 有馬温泉「竹取亭円山」(兵庫)
第4回 塩田温泉「夢乃井庵夕やけこやけ」(兵庫)
第5回 赤穂温泉「潮彩きらら祥吉」(兵庫)
第6回 南知多温泉郷「源氏香」(愛知)
第7回 下呂温泉「離れの宿月のあかり」(岐阜)
第8回 神代温泉「遊月」(三重)

しっかり泉質や効能が記載されているまっとうな記事でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊島15「桃仙浴場」

2015年10月04日 | 東京銭湯
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


豊島15「桃仙浴場」

その日横浜方面へ出かけていたオレは、帰りの乗り換え駅の池袋で降りると西口へ向かった。
西口の左手方向、夜の暗がりの向こうに消防署。
そこを抜けて住宅街を突き進む。
夜の住宅街は方向感覚がなくなる。
さてどっちだ…
しばらくさまようと目印のコンビニ。
となるとこっちの先か。

住宅街の中にぼんやりと浮かぶ灯り。
ここが目指す桃仙浴場。

暗がりの中なので建物の全体像を把握できないが、マンションタイプのビル銭のようだ。

浴室には湯舟が2つ。
ひとつは真湯と思われる湯、もうひとつが茶色の濁り湯。


真湯と思われる湯の湯船は強烈なジェットが作動し、湯面が泡立っている。
これが凄いっ!のなんのって、洗剤でも投入しているんじゃないかと思えるほどだ。
なので入浴はパス。
画像の左隅にちょこっと写りこんでいるのがお判りかな。

もう一つが茶色の濁り湯。
これが看板にあった「鉄鑛泉風呂」。
いま写真で見るといい感じの茶褐色に見えるが、その時は泥んこ色に見えた記憶だ。
透明度は握りこぶし1個分。
ジャグジーで撹拌される小さな湯船。
44℃の表示。
最初はそれほどの熱さは感じなかったが、徐々に温度が上がってきたかのような体感だった。
これは新しい責め苦か?
ならばと源泉カランをひねる。
ほとばしる薄黄土色の冷泉。
こ、こ、こ、これは気持ちいい。

湯船では臭いは感じられなかったが、カランから洗面器に注いだ冷泉は、暫くすると鉄錆び臭を帯びてくるではないか。
しかし、なにより隣の強烈な泡立つ湯が凄くて…


湯あがりに脱衣所にあった階段を上ってみた。
階上には浴室を見下ろすようなプチ脱衣所。
エロアートなポスターもあったが、これは東京都公衆浴場業生活衛生同業組合の記載のある正規なもの。


その後はなんとなく足が遠のき、会社の先輩Dr.Kより誘われた時にはすでに廃業。
2010年6月に廃業したようだ。

2004年11月頃の入浴メモより

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする