田中温泉「しなの荘」

田中温泉「しなの荘」

9年振りになるのかな、久しぶりに田中温泉に立ち寄った。
たどり着いてビックリ！

外観がシックになり、館内もデザイナー系というか和モダンというか、綺麗にリニューアルされていました。

どうやら東日本大震災の翌日に発生した、「長野県北部地震」による被災からの修復に伴うもののようです。


畳敷きの廊下を進み浴室へ。

男女別の浴室入口の前には椅子が置かれており、湯上りの一休みや待ち合わせに便利。
冷水のサービスもあるのが嬉しいですね。
脱衣所内もシック。

では裸になって浴室内へ。

浴室内は特段変わっていないようです。
ウグイス色半濁の内湯は適温で入りやすく、純度の高いニュルニュル感。


こりゃ～タマランチ会長。
充分に堪能したら露天風呂へ。

露天風呂の造りに変化はありませんが、湯使いが段違平行棒。

以前は内湯のあまり湯をゴムホースから引いて少量投入だったような記憶だったが、今は専用の湯口が設けられザコザコ投入～ザコザコの溢れ出し。
浴槽の中はマイタケの切れ端のような湯花が多数舞い踊っている。
タマゴ味にタマゴ臭、内湯に比べ粗削りな感触。
吹き抜ける風にクールダウンしながら長湯モード。

目の前は桜かな。
満開までもう少し時間が必要のようでした。

田中温泉2号源泉
アルカリ性単純温泉
31.6℃　 ｐＨ9.2　54.2L/分（動力）　成分総計341.4mg/Kg
調査試験日　平成25.12.25

新潟県中魚沼郡津南町上郷上田乙2163
TEL 025-765-2442


2016年4月の入浴メモより

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ＥＴＣの割引時間帯に出撃したため津南のあたりに到着したのが朝８時過ぎ。
この時間でも立寄り入浴ＯＫなのがここ田中温泉「しなの荘」（８：００ａｍ～）
濃いめ緑茶色に色づいた透明感のある湯。
お魚さんになったようなヌメリに包まれぬるぬる感のある肌触りのよいもの。
湯口ではほのかにタマゴっぽい温泉らしい香りもある。

重曹系の小気味よい湯だが、意外にも湯上りに汗がひかず困ったもんだ。
１００湯ブログでは宮野原温泉に席を譲ったものの、これ単体では充分に満足です。

玄関前ではピンクのお洋服を着た将来の若女将が、家来のチビちゃんを従えてパトロール中。
あぶないから気をつけてね。


アルカリ性単純温泉
35.8℃　 ｐＨ８．７　430L/分（動力）　成分総計352.9mg/Kg
平成15.12.18

新潟県中魚沼郡津南町田中2163
TEL 025-765-2442


2007年5月の入浴メモより

段野温泉「そだき苑」

段野温泉「そだき苑」

今回お邪魔しましたのは段野温泉「そだき苑」。

場所は「クアハウス津南」とトンネルを挟んだお隣さんといったところか。
クアハウス津南から国道117号を十日町方向へ向かい、トンネルを抜けたら左手の脇道へ。
右手のバスの営業所の奥の、さらに脇道に入り込んだ突き当りになります。
この先の崖下は信濃川です。


この「そだき苑」、実は高齢者コミュニティセンターで、その温泉浴場を一般利用するもの。
そんなこともあってか、料金体系は次のとおり。
町内60歳以上…100円
町内60歳未満…210円
町外…310円


では受付で記帳し、料金を払い館内へ。
受付のおじさんが浴室へご案内してくださいました。

男女別の暖簾の手前には鍵付きロッカーがあるので安心ですね。

脱衣所はシンプルにして十分な造り。
裸になったら浴室へ。


窓際に野球のホームベースを歪めたような変形五角形の湯船。
詰めて4人程度の大きさかな。

ジェットが2本稼働し、左奥の蛇口から源泉と思しき湯がソロソロと投入。
ご覧のとおりの麦茶色の湯。

鏡面仕上げのツルツルな肌触り。
適温で入りやすいのだが、温まりがけっこう効く。
湯面からは特段の臭いはないが、蛇口からの湯はタマゴ系の臭いを感じたような…
浴室内は換気が効いていたので長湯モード。
汗を絞りまくって湯上りぐったり。


浴後は館内の広間でしばし休憩。
開け放した窓から吹き込んでくる川風が気持ちいい。

「新潟のいで湯」によれば、段野温泉にはここ「そだき苑」のほか、「御陣荘」の記載もあるが、御陣荘はすでに廃業。
受付のおじさんのお話では、この近所の団地にも温泉が引かれているとのこと。
自宅で温泉っ！てのもいいなぁ。


段野温泉
単純温泉
32.8℃　pH7.99　成分総計376.3mg/Kg
分析年月日　平成14.8.1

新潟県中魚沼郡津南町芹ヶ崎甲1373-46
TEL 0257-65-3880


2016年4月の入浴メモより

自慢できる温泉

秘湯ハンター大原利雄　自慢できる温泉（週刊実話）　連載終了
2010年～2011年頃

サンデー毎日に連載していた「露天天国」や、「誰も行けない温泉」の温泉本で有名になった大原利雄さんの連載グラビア記事。
自慢できる温泉を硬軟おりまぜ紹介しています。
この頃の週刊実話はこの手の温泉グラビアをよく連載していたんですが、最近はないですねぇ～。

第01回　恐山（青森）
第02回　明礬温泉「別府保養ランド」（大分）
第03回　地鉈温泉・足付温泉（東京）
第04回　別府温泉「鍋山野湯群」（大分）
第05回　万座温泉「万座プリンスホテル」（群馬）
第06回　南紀勝浦温泉「らくだの湯」（和歌山）
第07回　壁湯温泉「旅館福元屋」（大分）
第08回　鬼怒川温泉「パークホテルズ木楽館」（栃木）
第09回　中岳温泉（北海道）
第10回　祖谷温泉「ホテル祖谷温泉」（徳島）
第11回　那須温泉「山楽」（栃木）
第12回　上諏訪温泉「諏訪湖間欠泉センター」（長野）
第13回　「琴引浜の露天風呂」（京都）
第14回　別府温泉「いちのいで会館」（大分）
第15回　「ガラメキ温泉」（群馬）
第16回　下諏訪温泉「みなとや旅館」（長野）
第16回　「鹿川湯の谷温泉」（宮崎）
第19回　「和気の湯」（鹿児島）
第20回　玉造温泉「湯之助の宿長楽園」（島根）
第21回　奥奥八九郎温泉（秋田）
第22回　草津温泉「地蔵の湯」（群馬）
第23回　「仙人温泉」（富山）
第24回　「川原毛大湯滝」（秋田）
第25回　「見立温泉」（岩手）
第26回　「井関温泉」（和歌山）
第27回　吹上温泉「峯雲閣」（宮城）
第28回　「常布の滝下の湯」（群馬）
第29回　「奥津温泉」（岡山）
第30回　「親谷の湯」（石川）
第31回　「高天原温泉」（富山）
第32回　「池の湯」（北海道）
第33回　「下呂温泉」（岐阜）
第34回　「山ん城温泉」（鹿児島）
第35回　「茅森温泉」（岡山）
第36回　「石抱温泉」（山形）
第37回　「白壁の湯」（千葉）
第38回　「岩の湯」（栃木）
第39回　「岩間元湯」（石川）
第40回　鬼首温泉「鬼首温泉間欠泉」（宮城）
第41回　乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」（秋田）
第43回　鉾投温泉（鹿児島）
第44回　葭ヶ浦温泉「ランプの宿」（石川）
第45回　「五色の湯」（長野）
第47回　「荒湯」（宮城）
第48回　古里温泉「古里観光ホテル」（鹿児島）
第49回　新穂高温泉「水明館佳留萱山荘」（岐阜）
第50回　湯原温泉「砂湯」（岡山）
第51回　湯ヶ島温泉「湯本館」（静岡）
第52回　「貝掛温泉」（新潟）
第53回　「川根温泉」（静岡）
第54回　「山田温泉」（長野）
第55回　大湯温泉「阿部旅館」（秋田）
第56回　長者原温泉「九重星生ホテル山恵の湯」（大分）
第57回　三朝温泉「三朝温泉河原露天風呂」（鳥取）
第58回　須走温泉「天恵」（静岡）
第59回　「甘湯新湯」（栃木）
第60回　花巻温泉「大沢温泉」（岩手）

紹介されている温泉のグラビアはほぼ露天風呂か野湯。
さすがは「露天温泉評論家兼写真作家」であります。