岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

花崗岩について。

2008-04-13 23:32:08 | 地形観察


これは、町並み探訪の際に、丁度見つけた石屋さんがあり、どうしても入ってみたくなった。

というのも、これだけの物量の花崗岩があるということは、きっと近くで採石されたに違いない、とニランだから。
それで、お店の方にお聞きすると、この石は「盛岡石」と言うらしい。なんでも、姫神山(ひめがみやま?)のものが最も高級な花崗岩らしい。

盛岡城跡公園にて。

2008-04-13 23:17:08 | 土木遺産


そんなワケで、学生時代に訪れて以来の「不来方(こずかた)の城」であるが、それにしても見事な石垣である。
建物こそ無いが、それが却って古城としての郷愁を誘うというものだ。
また、おびただしい花崗岩の石の存在感に、時の権勢をいやが上にも感じる。

石川琢木の句碑。

2008-04-13 07:24:32 | ノスタルジー


この句碑も懐かしい。

「不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて 空に吸われし十五の心」
学生だった岡目八目は、何故かいたく感動した覚えがある。旅の感傷か、若さのゆえだったのか。

盛岡城址公園へ。

2008-04-13 07:16:04 | 土木遺産


市の中心部、中津川にほど近い盛岡城へ行く。地元の方が自慢するだけあって、建物は無いが、立派な石垣の城である。一つ一つが大きな花崗岩で積まれている。

学生時代に、一度だけこの城を訪れたことがある。ナニブン当時はかなりのシロキチで、全国の城を機会ある毎に巡っていた。
その時は、確かワンゲルで早池峰山に登った後、列車の待ち時間の合い間に来たような気がする。
もうあれから三十年以上の時が流れた。光陰矢のごとし。

「じゃじゃめん」の食べ方。

2008-04-13 07:01:36 | Weblog
つまり、味噌がからんだうどんを少量残したまま、側に置いてある生卵(最初はゆで卵が置いてあるんだと思った)を皿に割って溶かし、それを「お願いします」とカウンターに持って行くと、適当にネギと味噌と調味料、お湯(スープ?)を入れてくれる。
コレが実にうまい! 好みに応じて、ラー油や塩胡椒、果てはお酢まで置いてあり、トッピングを楽しむ。聞けば、戦後の中国からの引き揚げ者たちによってもたらされた食文化らしいが、旅先の得難い体験に大満足をしたのだった。食べ終わる頃には12時も過ぎていて、外には順番待ちのお客さんが・・・。

そして、待つことしばし。

2008-04-13 06:47:47 | Weblog


出てきた「じゃじゃめん」がコレである。

ゆであげたばかりのうどんに、ネギと刻んだキュウリと、すり生姜と紅生姜が添えられ、中央に独特な味噌がデーンと乗っている。
前に座って黙々と食べていた老紳士に、食べ方を教えてもららう。この状態からよく混ぜて、それから食べる。お好みで色々トッピングもあるようだが、まずは出てきたままを食べる。
コクのある味噌味にキュウリのサッパリ感と、すり生姜が効いて、いい味が出ている。が、それより、うどん文化圏の四国からみちのくに来て、この奇妙なうどんの食べ方の方に興味をそそられる。
しかも、先ほどの老紳士の後に座った地元の若者からは、全て食べようかというコチラの勢いを制せられ、「あ、ソレ少し残して次にいった方がイイですよ。」と教わる。

昨日の昼食は、

2008-04-13 06:26:36 | Weblog


産まれて初めての「じゃじゃめん」を食べた。

盛岡へ来たら、まずはこれを食べないと、と来てから思った次第。こういう時は、地元の人に聞くに限る。そうして教えてもらったのが「白龍(パイロン)」というお店。
しばらく歩き、盛岡城跡公園の近くに探し当てた。
お昼前だったが、そう広くない店内は既に満席状態。やっと一つ空席を見つけて名物「じゃじゃめん」を注文する。
すると、ハイ、と言って湯飲みのお茶が出されたが、それはカウンターの上に置かれた訳で、テーブルまで持って来てはくれない。客の方で取りに行く。こういう客にこびない店の様子は、こうした場合まず◎である。待ってる内に、周囲も観察しながら、期待がふくらむ。