岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

東祖谷落合集落、その十六。

2008-07-27 20:06:37 | まちづくり


向こうに三角形に見える斜面地の山林は、かつては落合集落の“茅場”だったらしい。いつしか植林され、すっかり茅場は無くなってしまった。

かつては、こうした広い茅場が周辺に四箇所も存在していたとのこと。

東祖谷落合集落、その十。

2008-07-26 14:29:44 | 建見楽学


祖谷地方独特の建築文化なのか、“ひしゃぎ竹”と呼ばれる外壁の工法。

竹を炙(あぶ)って、開き状態にして平たくしたものを土壁の上に張る。
厳しい冬の寒気から建物を守り、風雨対策上も土壁をしっかりと保護する。

東祖谷落合集落、その八。

2008-07-26 14:00:57 | Weblog


保存会の南会長さん宅にて、農具の説明をして下さっている宮西さん。

この鍬(くわ)は、地元では“さらえ”と呼んでいて、斜面地の畑を耕す際に、下から上へ谷へ身体を向け、土を少しづつ上方に戻してゆく作業の時の農具。祖谷地方ならではの話だった。