数日前に、早起きをして田んぼへ出てみた。
丁度、日の出の中で稲の水滴が輝いていた。
今年は、6月の田植え(と言っても、マルチは敷くのだが)の際に、全く雨が降らず、そのために肝心の布マルチ(綿)が浮くだけの水量確保が出来ず、ハッキリ言って失敗だった。
つまり、早くから土着してしまい、適度に湿り気のあるマルチの中の種籾は、空中からのスズメの格好の標的となり、かなりの米がやられ、発芽しなかった。注水量があり、マルチが水面に浮かびさえしていれば、こんなことにはならない。
非常手段として、庭にある池の水をポンプアップしたりしたが、漏水田であることもあって、結局マルチが常態として浮くことにはならなかった。当然の帰結として草ボーボー。
布マルチ農法3年目にして、今年ほど草取りをしたことはない。ある種、意地の除草だったが、例年にない暑さもあり、鍛えの足らない我が身がヘトヘトに。あー情けなや。